残暑の空舞うシラケドリ

昨日書いたとおり、今日は午後所用があって映像を見られなかった。いや、用事を始末したり時間を変えれば可能だったのだが、昨日の内容を見たらそんな気にもなれなかった。その判断は、スターターを見た時点で正しいものと思った。2番上本3番野間。なんの悪い冗談かと思う。

　ちょっと一息

結果は、確かに勝ちだった。しかし、そんなものになんの意味があるかと思う。それだけこの時期の4連敗などあってはならないものなのである。ひとつ勝ったくらいで胸張られても、それが何か？というくらいのものである。むしろここまでの不始末を滾々と説教したいくらいである。

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あくまで文字列で見た限りではあるが、新井の足掻きは全くうまくいっていない。そもそも上本や野間に何ができるといいたいくらいなので当然なのだが、結局今日も坂倉の先制パンチと、石原からのチャンスでの秋山のタイムリーが勝因だ。新井のやることにはダメ出しされているに等しい。

それもそのはずで、こういうときに必要なのは新しい血である。しかし新井はそれすら拒む。その結果が上本や野間の重用とか、いつまで経っても二軍にいかない田中の依怙贔屓に現れているのだ。ファームのオフェンスが死んでるならともかく、現状はそれなりに活発だから、とっかえひっかえでも使わない理由はない。

　ちょっと一息

だから、今日の勝ちでカーブが再び反転攻勢に転じることが可能かと言われれば、きっと違うだろう。そうなる気配が全く見えぬ切った気がする。特に点を取ってからの攻撃に見るべきものがなかった。

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一方のジャイアンツは、その意味では理想的だ。土壇場で同点打を打ったのが中山礼都、延長2イニング踏ん張った横川凱、サヨナラ本塁打がオコエ瑠偉。ここにきて伏兵が活躍し始めた。間違いなく優勝に向かっていい流れだ。本来ならこういう野球をカープがやらねばならないし、それができるだけの下地はある。足引っ張ってるのは前述のヴェテランだ。これではいけないだろう。

　ちょっと一息

そう思うと、やはり今のカープは非常に苦しい。それを打破するだけの手があるかだが、あっても新井が打たないから辛い。要するに、こんなのを見せられている側はいい面の皮だ。なんとも寂しい。

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と、書いていたら日を跨いでしまった。でも、思うところは全く変わらないどころか、むしろ鬱々とするばかりだ。それに対する特効薬は、今のところない。カープが会心の勝利を立て続けにしてくれるしかないのかもしれない。今日の玉村、とにかく粘ってほしい。なんせ今のヘボ打線が柳から点とれるとは思わないから、とんでもない罰ゲームであることはわかっている。

え？ベイスターズ？ジャイアンツに勝つわけないやん。