先に叩くのが必勝の術。

スポーツ

昨日の今日で、しかもここ数年神宮では不誠実なピッチングが続いていた九里だっただけに不安視していたのだが、終わってみたらなんということもなかった。要するにこういう野球ができれば問題なしと言うだけだ。細かいことをうだうだというまでもない。

なんと言っても、坂倉の先制スリーランと小園のソロホームランである。前者は試合の流れを作り、後者は試合の流れを決定づけた。これで今日の試合は決まったと言っていい。あとは、カープの思うがままに進んでいったのである。昨日は負けたとはいえ末包が2本打ったし、今日も効果的なアーチ2本。やっぱり、野球は火力、長打力なのである。それを否定し、あたかも機動力で問題が解決するかのようなことを曰っていたバカープファンは、厳に反省しなければなるまい。

昨日も結局大瀬良が崩れたということで括られてしまいがちだが、やはり試合の流れを掴めなかったことが全てなのである。先にガツンと叩くことができたら、きっと大瀬良は誠実なピッチングをしただろう。逆に、今日が昨日のような展開だったら、九里のピッチングがどうなったかはわからない。

ひとつだけ難をあげれば、毎回の16安打で8点というのはやや少ない。取りそこねた点があることは間違いないところだ。もちろん連打連打で点を取るのはそうそう上手くいかない。しかし、ランナーが得点圏にいたら意地でも点に結実させるバッティングができれば、なお良かったと思うし、そこが今日の唯一の反省点だろう。勢いで繋ごうとして結果淡白に見えたところもあった。

さて、ジャイアンツがハマスタで敗れたためまたゲーム差が1.0となった。火曜日からの水道橋は、2勝1敗なら上々、それ以上ならセントラルの灯を消すことができる。そして次がホームでのタイガース戦。バンテリンドームでとどめを刺された死に体の虎だけに、きっちり皮を剥いで市民球場の下駄敷にでもしなければならない。

もしカープが本気で日本一になるというのであれば、残りの酷暑戦線と9月戦線は、徹底的にカープファンにだけ面白い展開にすることである。セントラルの灯なんか早々に消してしまおう。そのくらいじゃないと、クライマックスシリーズで足元を掬われかねないし、順当にいってもパシフィックの王者には勝てない。

とにかく、次もアウェイ戦だから、1回表からガツンと打力で叩いてしまえば、間違いなく勝てる。逆にそこをズルズルと引き伸ばされたら殆い。どんな競技でもそうだが、やはり先手必勝である。もちろんそうそういつも上手くはいかないので、先に点を取るまで、そして点を取ったらそれ以上の点を取られないように、しっかり守るというのが、「守り勝つ」という極意なのである。バカープファンが信奉するように、守っていればいつかことが起こるといえのは、決定的な誤りだ。

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