シャイナー様がお打ちあそばされた。

今日はくだらない仕事のおかげで帰宅が22:00を回ってしまった。当然今日の試合は文字列のみ、しかも断片的にしか見れなかったのだが、途中まではもう呆れるしかなかった。なんせ点が入る予感すらなく、一昨日の試合の裏打ちでしかなかったのである。問題の7回表、ノーアウト2、3塁があっという間にツーアウト。こりゃだめだと思うほかなく、文字列から目を切ったのである。

その間ひと仕事あって、ふと目を文字列に落とすと、7回表に「3」の数字。まさかと思って結果をチェックした。驚いた。本当に、まさかまさかである。ひょっとしたらまぐれだったかもしれない。しかし、たとえまぐれでも3点は3点だ。それをポジティヴに考えれば良い。いや、言い方は悪いが、大いに勘違いをしてもらえれば良い。

それでいい結果が出て現状が好転すれば、それは本人にもカープにとっても良いことだ。そうでなかったら、本人の首元が涼しくなるだけだが、新井はやらないだろうな。現状は、なんとも言えない。まずは、次の西宮である。

事実、一打で潮目が変わった例はある。1989年のウェイド・ロードン。オープン戦から酷評され、開幕戦ノーヒットも、開幕2戦目で来日初ホームランを打ったら、それから打ちまくった。あるいは開幕前の評価は微妙だったが、開幕戦のボテボテの決勝タイムリーからメキメキ結果を出したルイス・ロペスの例もある。まあ、シャイナーもこれから、とだけ書いておこう。

それにしても、打った相手が東克樹。しかもカープのオフェンスはどん底で点をどうやって取るのかという状態を一発回答で打開したという点は良しとしたい。しかし、まだわからない。でもその結論は、やがて見える。全ては、シャイナーがこの一打から何を学ぶかだろう。

でも、これでシャイナーがクリーンアップとはいかずとも6番くらい打てるようになったら、面白い。クリーンアップに並べることができたら、後半戦ぶっちぎりで走れる。何と3割打ってくれとは言わない。効果的な一打をかましてチームを勝たせてくれたら、それでいい。

まあ本当に、アッと驚く為五郎だ。それが実を結ぶか、徒花で終わるかは、明後日以降にかかる。