高熱にうなされて。

一昨日から、喉の痛みを感じていた。昨日はそれが治まったかと思いきや、猛烈な咳が出た上に熱が38.5℃まで上がった。今日も症状は変わらず、ついにまたやられてしまったかと思った。それで今朝病院に行って然るべき検査をしてもらったところ、ただの体調不良であることが判明した。まあいわゆる「急性上気道炎」である。というわけで、今日は一日仕事を放り投げて、午後は横になった。もっとも、まともに仕事などできるような状況ではなかったのだが。

もちろん然るべき投薬を受けて、昼夜と飲んでいるのだが、どうも熱が下がらない。まあ一気に熱が下がったらそれはそのほうが怖いのだが、どうも気になってしかたがない。実はやっぱりアレなんじゃないかという恐怖感は、まだ残っている。これを書いている今もまだ、熱っぽくてたまらない。なので、こんな駄文を書いている状況では、本当はない。

昨日の試合は、そもそもまともに見ていないのでなにも言いようがない。最後打たれた島内に対して、なぜ緒方に四球を出した、なぜ近藤健介にまともに勝負にいったというのはあくまで結果論である。もったいないなとは思うが。むしろ、新井の野球の拙さにあきれるしかない。あの試合のターニングポイントは、9回表、田中のホームランのあとの矢野である。あそこは代打でなければいけなかった。昨日の今日で、矢野がヘルナンデスを打てると思う方が間違っている。なぜか首脳陣やバカープファンは矢野のオフェンス力を高く評価しているようだが、違うと思う。

正直言って熱でも出てる方が物事を正確に判断できるのかもしれないが、やはり新井の野球は間違っている。これまではどうもつまらぬバイアスにかかって見る目が曇っていたのかもしれない。新井という人のやってる野球は、前任者のやっている野球と径庭はない。私は新井は改革者ではなく、いわゆる「諸国民の王」だと言い続けてきたが、やっぱりそれ以上でも以下でもないと思う。

今のカープの最大の欠陥は、オフェンスが弱すぎることである。その弱さたるや、そもそもプロのそれに値しないといっていい。それははっきり言って昨年からそうだった。しかし、球団当局はそれを無視し、オフェンスの補強をサボった、いやサボり続けている。いつまで経ってもピッチャーを優先してドラフトで取ればいいと思っているバカープファンがそれに拍車をかける。まあ、よく末包を獲得したと思うが、彼もまたディフェンス力があるというところが決め手だったかもしれない。

ほんとうに、一部バカープファンが唱道する「守り勝つ野球」から自由にならなければ、カープの栄冠なんてあり得ない。何度も言うが野球は点取りゲームである。ディフェンスで取られた点を削ることはできないが、オフェンスが頑張ってそれ以上の点を取れば勝てるのが野球なのだ。過去黄金時代を作ったチームは、例外なくオフェンスが強い。かのジャイアンツV9だって、ONがいなければあり得なかっただろう。不動のエースだったのは堀内しかいなかったのだから。

しかし、カープはそれを無視していつまであっても守れる走れるだけの選手を一軍に置き続ける。何かカープにおいてはオフェンスが強いというのは禁忌であるかのようだ。健人など大竹からホームランを打ったのはやってはいけないことだったらしく、その後まともに使われない。二俣だってそうだ。申し訳ないが、他球団なら矢野がスターターで使われることなんてないだろう。

確かに、今年の矢野はオフェンスではだいぶ頑張っているし、それなりの結果も出ている。しかし、とてもレギュラーとして及第点とは言えない。ショートなら打てなくてもいいというのは昭和の時代の野球である。現代野球は、打てなきゃ居場所がないのだ。それなのに、ディフェンスに固執するカープの野球は、まあ風車に楯突くドン・キホーテみたいなものだ。要するに時代遅れなのである。

今日の公示でも、カープは入れ替えをしなかった。どんなに恥ずかしい結果を残そうとも現状の野球を崩さないということらしい。本当に新井は莫迦としかいいようがないが、まあ所詮はマダガスカルのキツネザルだからどうしようもない。明日からはファイターズ、マリーンズとのホーム6連戦だが、まあ良くて2勝4敗だろう。もはやカープの野球は古くさくて時代遅れだということを、何らかの形で証明して崩壊するだろう。

その意味では、昨日の試合で田中が打った「起死回生」のアーチ。これはカープにとっては終わりの始まりだったのかもしれない。だって、著しく存在価値が毀損されていた田中の延命にすぎないかもしれないからね。ただでさえ当局のお気に入り枠の一人であるのに、これでますます切れなくなったのは明らか。少なくとも、佐藤啓介の支配下登録は遠のいたかな。まあ、ファームで結果を出した選手を処遇できないチームは、いつか壊れるよ。

なお、一部ではドラゴンズのビシエド獲得に向けて動いてるとも囁かれているけど、どうかな。いや、ビシエドはきっと誠実な結果残してくれるかもしれないが、誰をトレードの駒にするよ。それに、いまだにあの程度の年俸で高すぎるというバカープファンもいるから、まあだめかな。本当に、一部声だけ大きいバカープファンがチームをスポイルしている構造には、本当に辟易するのだが。

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コメント

“高熱にうなされて。” への4件のフィードバック

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    管理人さん、お大事に。
    実は俺も高熱が2日続いているけど、さほど辛くはない。原因が分かってるので。合い掛け布団だと寝汗をかき、夏用掛け布団に替えると寝冷え。これを4日繰り返したら高熱に。俺の場合平熱が34.8℃という病的な低体温症で、36.8℃でもしんどいけれど、ソレ平熱でしょ、と医師も相手にしてくれないので、基本、病院には行かない。今日は37.8℃だけど、体温が上がれば基礎代謝が高くなるから、多少は健康的になるかもよ(笑)。

    それにしても、日ハム打線の若さに羨望の眼差しが向けられている。スタメンに名を連ねる水谷(現ドラ)・田宮・万波・水野・野村の5名は、カープ小園と同学年のミレニアム世代。しかも水谷・万波・野村は大型スラッガー。二刀流の矢澤投手もこの世代やね。2日vsDeNA戦では、高卒3年目の福島蓮投手21才が7回2失点で初勝利。2年前新庄監督の就任時に、初年度は優勝は目指さないと発言をし物議を醸したが、たったの2年ちょいで最も魅力のある球団に変貌しつつある。劣化高齢&非力小兵メンバーがチョロチョロする、夢も希望もないカープとエライ違い。

    俺は、根底からチームを変革するには、中途半端な中堅ベテランをバッサリ斬り、一気にニュージェネレーションに切り替える新庄方式しかないと前々から言ってきたが、まあ不評やったね(笑)。中堅ベテランと若手をうまく融合させれば、優勝を狙えるという主張だったように記憶している。いやいや、中堅ベテランでも柳田・近藤・坂本クラスのメンバーがカープに居れば、若手とうまく融合させられるかもしれないが、カープにタイトルを獲れるような中堅ベテランメンバー、一人もおらんでしょ。打撃に関して言えば、カープの中堅ベテランは、ほぼ劣化非力化しているやん。そんなモンと若手を融合させても、どうにもならんのは明らか。

    チームを日本一にするためには、投打ともとにかくパワーがある若い選手に切り替え、1軍でいろいろ試していくしかない。そのためには、やはり最低2~3年は掛かるでしょ。それが我慢出来ず、矜恃を持って毎年優勝を狙うのがプロとして当然のつとめ、だったっけ?

    理想と現実は違う。

  2. 山田太郎のアバター
    山田太郎

    どうぞお大事に、、 あまり悪口ばかり言っていると本当に呪われるかもしれません。お気持ちはよく分かりますが、程々にされたほうが、、 ご自愛下さいm(_ _)m

  3. 松田個人商店を恨んで50年のアバター
    松田個人商店を恨んで50年

    やはり
    健康が1番
    管理人さん
    お大事になさってください。

  4. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    今日の試合、田中広輔が一塁スタメン起用!?
    管理人さんの熱がこれ以上出ませんように。

    しかし戦力外選手田中広輔のオーナーの可愛がりぶりは異常レベルですね(怒)
    間違いなく、東海大相模/東海大/JR東海などへの出身校/企業への忖度と、選手としての雇用密約(コーチ手形も当然取得済み)でしょうね。
    こんなことして勝てるか!
    1軍2軍共現場はしらけ鳥の大量発生。
    ファイターズがうらやましい(涙)

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