今日の結果は、想定の範囲内である。今のカープに現状の苦境を打開できるわけなんてない。だから、先制点を取られた時点で終わったと思ったし、そもそも点を取れそうな気配すらなかったから、シャットアウト喰らってもさもありなんとしか思えなかった。
今日の敗因は、スターターである。誰がどうというのではない。3試合連続完封負けという中では、あんな普通のスターターでは現状の打破はできない。いや、現状の重度の得点力不足の中で、得点力に貢献しない矢野の起用はクエスチョンマークがつく。もっといえば、明らかに現状足りていないのはサードの大物打ちなんだから、そこを今日の公示で補充しておかなかった時点で、もう詰んでいたのだ。
そう、今日の公示で登録してきたのは宇草。たしかに宇草はファームではそこそこ打っていたのだが、現状のトップチームでの論点にはそぐわないのだ。それに、ならなぜ奨成を抹消したのかということにもなる。それはさておくとしても、昇格させて即スターターで起用しなかった時点で、今日は終わっていたのだ。こういうところが、今のカープはだめなのだ。
今日は帰りが遅かったのでそもそも最初の方は文字列しか眺めることができず、帰宅したときには先制点が入っていたので負けたと思い莫迦らしくなって映像を見る気にもなれなかったから、選手がどんな顔して野球やってたかはわからない。ただ、この結果を見て、必死にやったとは言わせない。少なくとも、この現状を打破するために命懸けでやったというならあまりにも甘い。だから負けるんだとしか言えない。
要するに、負けるべくして負けたのであって、それ以上でも以下でもない。ましてや悲劇でもない。親愛なるKarlが記す如く、「みすぼらしい笑劇」にほかならない。いや、二度目どころか何度同じことを繰り返すんだといいたいところだ。普通ここまで繰り返したら莫迦と呼ばれるのがオチなのだが、カープファンは甘い。それはやはり現状にしがみついてるからといわざるを得ないだろう。
しかし、明日も試合はある。もちろん負けるだろう。しかもシャットアウトで。即ち、45イニングス連続無得点の記録を継続したまま敗北する。なぜかって?聞くだけ野暮でしょ。新井になにができる。あのキツネザル並みの知能で。今日と同じようなスターターを組み、同じような戦術で、淡々と負ける。C’est la réalité.
この恥晒しの4連敗の引き金を引いた金曜日。柳にしてやられた試合で、アホバカ打撃コーチは「柳に対していいアプローチができている。あとは結果だけ」の宣ったというが、これが4試合連続シャットアウト負けの原因と言っていい。要するに、そこには相手を攻略するという発想がない。野球は採点競技ではない。点を取ってなんぼという発想が欠けているのだ。
ここまで来たら、打開方法がない。あるとしたらひとつ、生贄だ。誰がが斬られないと、危機感は出ない。といえより、もはや進退をもって誰かが責任取らなきゃ、危機感なんて夢のまた夢。その 意味では、やはり小窪、朝山、東出、迎かな。この4人に何ができるってんだい。特に東出。君の際でカープはボロボロになった。進退で責任を取る価値は、十分にある。
しかし、可哀想なのは今日のアドゥワだ。どんなに誠実なピッチングしても、ヘボバッターのヘラヘラした野球で全て無になってしまうのである。新井はまだオフェンスのテコ入れをする気はないらしいから、せめて明日に関しては内容で査定してあげてほしい。
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コメント
弱いチームの典型例
相手投手が絶不調で、味方がイケイケドンドンになる展開なら、極貧打がウソのように打ちまくる。
相手に少しでも調子が良い投手が出てくれば、途端に極貧打線に逆戻りし枕を並べて討ち死に・・・
原因は選手層の絶望的な薄さ、どいつもこいつもな指導者の能力、無きに等しい相手データの収集力・解析力・実行力。
極めつけは、見るに耐えない特定選手・OBへの忖度・密約・有望選手への年俸抑制等のハジメの敗退行為。
私はこんなド腐れオーナーがやりたい放題のプロ野球球団に、1銭もお金を落とすつもりは無い。