ドローに終わったが、このところのチンタラしたゲームと比べたら満足感はある。7回までのほら見たことがバーカと言いたいような体たらくもそうだし、もちろん久保の同点ホームランは久々のカタルシスだ。何と言っても久保というのがよい。しかも野間のあとに出てきたのかなおよい。
はっきり言って、今日の試合は惨敗になるはずだった。確かに2失点で抑えたものの、この時期にピッチャーが大量失点しているようでは救われない。ピッチャーがある程度仕上げてくる中でどの態度打てるかを見るのもまた調整の主眼なのである。その意味では今日の7回までのカープは落第点だった。しかし、それはある意味自滅だし、こんなオーダーじゃさもありなんと思っていた。だから必然の結果だったのである。
それもこれも、野間1番への過剰なこだわりが全てだといわざるを得ない。昨日までで27打数3安打、打率.111、しかも外野に飛んだヒットは一本だけというバッターを性懲りもなく1番で使うから、点が入らないのだ。こんなの子どもでも分かる道理なのに、なぜか不動のレギュラー扱いをするから、おかしくなるのである。
だから、野間の後に入った久保のホームランが、非常に後味が良いのだ。そういえば先日のベルーナドームでも野間の後に出た田村に一時逆転となるホームランが出た。なにかこれは必然のような気がしてならない。もはや野間は使うに能わずということではないか。いや、そうに違いない。そうでなくてはいけない。
正直言って、ここまでの野間への過剰な依怙贔屓,いや野間だけではなくなんかレギュラー格のようにねじ込まれた自称主力選手もそうなのだが、それがチームに与えた悪影響ははかりしれない。何と言っても、そこまで競い合っていた若手のモチヴェイションが一気に下がった気がしてならない。それはオープン戦の結果からも、現在開幕しているウェスタンリーグの結果からも見て取れるのだ。
これでもし、明日のスターターにしれっと野間が入ったら、カープはばらばらになる。今シーズンカープが本気で優勝を争うというのであれば、間違いなくパワー系へのシフトが必要だ。そもそも野間は今まったく仕事できてないではないか。ならば、少しでも結果を出した選手を使うのが道理のはずだ。
それでも明日のスターターに野間が1番で入り、さらに上本とか會澤あたりがねじ込まれるようだったら、そんなチーム壊れてしまえと思う。いや、早晩壊れる。きっとペナントレースに入ったら負け続ける。しかし、そうなってしまえばいいと思う。淘汰されればよいと思うし、それが世の習いである。
私は曲がりなりにも四十有余年カープファンやってきたが、こんな形でチームが壊れるのを見るのは本当は嫌だ。しかし、このチームは当局の推しをねじ込むことに汲々として、チームの強化という根本的なところを無視するのだから仕方がない。ならば、崩壊してしまえばよい。死に水を取るのも、ファンの定めである。
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