今は帰宅しているが、今日は旅行中だったこともあり、結局サンフレの開幕戦もカープのオープン戦初戦も映像には接しなかった。文字列は並行して見ていたのだが、やはり今日だけは録画しとけばよかったと思う。まあ、得てして録画なんかすると逆目が出そうなので敢えてしなかっというのもあるのだが、しなけりゃしないでなんとも恨めしいから勝手なものだ。
しかし、サンフレッチェはよく勝ったと思う。この白星は何倍もの価値がある。もちろんJ1のリーグ戦は38試合しかないからたかが1試合でないのもあるのだが、言うまでもなく新スタジアムのリーグ戦初戦である。こういうところで出足に躓くと、挽回するのに相当苦労したりするのである。
実はレッズがそうだったのであって、1993年の開幕前は優勝候補に挙げられていた。ところが開幕のガンバ戦、内容で圧倒しながらゴールに嫌われ、0-1で敗れたのがその後数年の迷走の序曲になったのである。ちなみにガンバのゴールマウスを必死に守り、一躍スターになったのが本並健治、丸山桂里奈の旦那である。それはさておき。
その前例があるから、今日の試合を落とすことを恐れていた。きっといい試合はするだろうと思っていたが、いい試合して落とすのが一番まずいのだ。その意味では、今日はよく勝ったと思う。大橋の補強がこれほどまでに鮮烈に効いたのは、強化部にとっても誇りだろう。ピエロスのPK失敗の時はどうなるかと思ったが、それを取り返したのも大橋である。大橋の2点目がなかったら、今日の試合は殆うかったかもしれない。
ところでカープだが、私の発破が効いたわけではあるまいが、まあ派手に勝った。10点取ったことよりも、高橋宏斗から立ち上がり2点を奪ったことは褒めて良い。もっとも高橋の出来の良し悪しは見てないから分からないのだが。あとはまあ、二線級のピッチャー相手だったから割引が必要か。勝野や松山に手が出なかったことは反省すべきだろう。今アピールをしている面子は、このあたりを打たないと飯の種にならないのだ。
ピッチャーは、数字だけ見たらよく抑えたが、先発ローテ入りを狙う益田や黒原にとっては、内容的にはとりあえず第一関門通過というくらいだろう。まだまだ評価には早い。というより、今日くらいのドラゴンズのバッター抑えられないようではだめだ。残した数字は自信にして良いから、来週のイーグルス戦でどれだけの結果出せるか、生暖かく期待しよう。
オフェンス?田村と小園はものが違うというあたりまえのことを確認しただけ。それ以外では久保はよさそうだ。実戦向きかもしれぬ。健人はホームラン打ったけれども、それ以外の内容がいまいちかな。それより、今日のドラゴンズのピッチャーは前述の通り宏斗、勝野、松山以外は格落ちだから、打ったと胸張られてもね。もちろん打たないよりは何百倍もいいけれども。
ただ、勝ったという結果にケチはつけられない。だから特に実績のない選手は自信にしてよいと思う。問題は明日だ。タイガースの伊藤将司を打ち込んで意気上がる状態で乗り込んでくるし、選手層はドラゴンズの比ではないから、まあいいテストストーンになるだろう。明日いい勝ち方ができれば、評価してよい。
明日はゆっくりオープン戦がテレビで見られるから、じっくり確認しよう。なんでも沖縄市政50周年(1974年に旧コザ市と旧美里村が合併してできた)記念試合で通例那覇でやる試合をコザしんきんスタジアムでやるとのことだが、こういう記念ものにはカープは相性が良くないからな。果たしてどうなるか。
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