早いもので今日は師走朔日。ということは、ことしもあと30日とちょっとになったのである。本当に時の経つのは早いものだ。そんな中、今日もまた非生産的な仕事に追われて、帰宅したときには心折れ、また酒でも呑まないとやってられなくなった。どうもいけない。普段は晩酌などという習慣はないのだが、なんか最近呑み続けている自分がいる。
そうなると、なにかいいことを考えないとやってられない。子どもの頃はまさに標題の歌の文句だった。娯楽が限られていた小さい頃はもちろん、中学生高校生の頃は期末試験が終わったら年賀状を書き、歌本目当てに「月刊明星」(いまもあるのかな)を買ったりして、歳末モードに浸っていたのである。それほど年末年始というのは楽しいものだったのだろう。
それから40年近く経った今は、年末年始は確かに楽しいのだが休暇が1週間もないし、それ以上に雑用が多くて昔ほどの楽しみはない。でもなんというのか、年が改まるというのはやはり心ときめくものがあるのだろう。今や何か型どおりの年中行事というものが少なくなってきているが、年末年始というのはその最後の砦なのかもしれない。
忌まわしきコロナ禍のせいで機会が減ってはしまっているのだが、年末年始といえば酒席が増え、飲み食いの機会が増え、要するに何を食べよう何を呑もうということを考える楽しみというのは確かにある。どうせなら普段はいけないところとか、とびきりとまで言わないまでもうまいものを食べたいと思うのは人情である。くだらない仕事をしていても、頭の中がぼんやりしているだけの時間というのはあるもので、そういうときには密かに思いをめぐらしている自分がいる。
もちろん、楽しみは年末年始だけではない。年明けて如月頃に、夫婦で京都に泊まろうかという話が出ている。そうなると、妄想は膨らむ。行きたいところなど、山ほどあるに決まっている。リーズナブルに高級割烹並みの料理を食べさせる「てらまち 福田」は今回は外せない。加えて、どうせなら精進料理をと思っている。となると、竜安寺塔頭の西源院かな。オーヴァーツーリズムで外国人がたくさんいなければいいけどね。
いや、その前に大事なことを忘れていた。来る12月4日は人間ドックだ。飲食を制限するようなことを言われなきゃいいが。言われても聞かないけど。だいたい、知命を過ぎたら体の中にどこか悪いところが出てくるのは当たり前だ。それがために飲食の楽しみをそがれてなるものか。
人気ブログランキング広島東洋カープランキングサンフレッチェ広島ランキングにほんブログ村にほんブログ村
コメントを残す