前任者の佐々岡よりはいろんな意味でましだろうと思って、いや思い込もうとしていた自分が愚かしいと思う。やっぱり新井はなにもできない、マダガスカルのキツネザルでしかないことを強く実感させられた。もう今年のカープは終わった。また長い暗黒期を見せられなければならないのかと思うと、哀しくなる。
もうここで書くまでもないが、新井のいう「家族」などというのは偽りだった。なんのことはない。非力なチビやハジメチルドレンを処遇するための言い草ではないか。新井は全員を戦力としてみているんだという理由付けがいつも田中でしかないことがその証左である。あとは、もう言うまでもあるまい。
今日の試合だけに絞ると、1点ビハインドの終盤、先頭打者か出た後は判でついたようにバントという臆病極まりなくてつまらない作戦で結局勝ちきれなかった。特に9回表のバントは絶対にありえない。あんなことしかできないんじゃ、やっぱり新井は二流指揮官だとしかいえない。
とにかく、今日は怒りというよりがっかり感のほうが強い。野球を冒涜しているかの如き5番上本、謎の九里続投、そして愚策の最もたるものであるビハインドでのバント。こんなことやってるから負けるんだよね。要するに、強く攻められない。腹を括れない臆病指揮官の失敗の本質なんだろうね。
もはや、新井の化けの皮ははがれた。彼奴は救世主でもなければ改革者でもない。その本質は、前任者である佐々岡と変わらない。そして、ハジメの傀儡であることも。当事者能力ないんだよな。さすがはハジメ民主主義人民共和国である。そう思うと、バカープファンの応援ごっこが、領導様に忠誠を違うマスゲームに見えてくる。
夜に帰宅したら、昼間はクソ暑いものの日暮れの早さは着実に進んでいるのがわかる。夏な選手権が終わる頃にはアキアカネが舞い飛ぶだろう。もっとも、私の心の中は、もう晩秋だ。
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