3回表を投げ終えてベンチに下がる森下の表情は、明らかに怒っていた。もっともすぐにベンチで無気力大凡ミスをしでかした西川と会話をしていたが、ペイさんだったら目も合わさなかっただろう。
今日は全面的に新井が悪い。ほんと、ふざけんなという言葉しか出ない。5番田中?アホか。あんな奴になにができるっちゅうねん。勘違いして振り回してチームの足を引っ張った最大の戦犯である。田中くらいの実績の選手がこんな不誠実なプレイしかできないんだったら、いないほうがいい。
それでもまだチャンスはあった。7回裏ワンアウト1、2塁。なぜここで坂倉松山を出さない。はっきり言う。デーヴィッドソンや會澤になにができる。こういう展開は目先のチャンスにガツガツといかないといけないところだし、しかも2点ビハインドの7回だ。ここで仕掛けられない監督なら、いないほうがいい。
それでも新井は言うだろうか。一生懸命やったけど及ばなかった、今日は仕方ない、また次がある、と。ふざけるんじゃねえ。何度同じ相手にやられたら気が済むんや。ちっとは恥も外聞もなくガツガツ行く野球を見せてみたらどないや。こんな野球見せられて、うんよくやったね、次頑張ろうねなんて言えるもんか。
これだったら、野間のヒットと田中のバントヒットはなかったほうがよかった。もしひとりのバッターに3安打のみで完封勝ちとなったら、過去球界で2例しかない珍記録になるところだった(山田伝と藤本修二)。どうせ負けるならそういうおまけ付きのほうがよかったかもしれない。
はっきり言って、今日の各選手のプレイには相手が大竹だから負けたって仕方ないよねというのがありありと見えた。そうでなかったのは小園と末包くらいだ。西川?3回の凡ミスで直接的に責任を負いかねなくなったから慌ててやる気見せただけだ。本当に、過去四年間染み付いた負け犬根性の極みだ。
とにかく、今日のあり得ない敗北を新井がどう総括するかを楽しみにするよ。いつもとおんなじように温いこと言うようなら、悪いけど指揮官には向いてないよと言って差し上げたい。少しは結果責任というものを噛み締めてみたらどないや。プロ野球チームの存在意義は、いい試合を見せることではなく、勝つ試合を見せることなのである。それが最大のエンタメであり、ファンサーヴィスなのだ。
なにが腹立つかと言って、矢尽き刀折れて負けましたという試合が案外少なく、勝負手を余して負けちゃいました、あははははという負け試合が多すぎるのだ。今日はまさにその典型である。だから許せない。勝負手を切らなかった理由が特定の選手への甘すぎる処遇にあるのが見え見えだからなお腹が立つのだ。そしてそれを糊塗する言い訳が「家族」ではないか。
まあ、明日も試合はある。でも期待できない。今のオフェンスで村上頌樹が打てるものか。新井チルドレン、いやハジメチルドレンになにができる。悔しかったら、勝ってみろ。
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コメント
田中5番にはそれだけ打者が駒不足ということか。
秋山が復調していないなか西川、坂倉しか打つバッターがいない。
打席に入れば三振なのになぜデビットソンをつかうのか。
う~ん今年は勝率5割が目標が昨日のオーダーの試みだったのか。