ペイさんが星になった夜に。

赤ヘルの産んだ大投手の一人であり、近年白血病との戦いを続けられていた北別府学さんがお亡くなりになった今日。半旗と喪章をつけて臨む、試合前に黙祷を捧げるなどというセレモニアルなことはともかく、結果として意地でも勝たないといけない日だった。だいたい近年のカープはそんな試合にことごとく負けていたから、たいして期待もせずに見ていた。しかし、こんなチームにも五分の魂はあるらしい。

とにかく今日は床田寛樹と末包昇大に尽きる。床田にはまさにペイさんが乗り移っていたかのごとくだった。まさに打たせて取るピッチングのお手本のようだ。これはきっとペイさんが背中を押してくれていたのだろう。それほどまでに美しかった。

末包に関して言えば、だからもっと早く起用していればよかったのにというまでだ。あの打球はそうそう伊達や酔狂で打てるものじゃない。これだけの才能をファームで塩漬けにしかねなかった今の首脳陣の盆暗ぶりを嘆くのみである。これだってマクブルームがああいうことにならなければ、今もウェスタンだったかもしれないのである。

本当に、今のカープの非実力主義的な体質には反吐が出そうだ。末包もそうだが、一番苦汁をなめさせられているのは小園である。そもそもキャンプやオープン戦前半は結果を出していたのに、やれ田中だ田中だと言われて取り合ってもらえなかった。そのうち調子を落とすと挽回の機会も与えれずにファーム落ち、そのまま塩漬けである。明らかにおかしい。

そんな体質を糊塗するのが、「家族」の標榜ではないかと思う。もとより新井が何を思ってそう言っているかは分からないのだが、残念ながら特定選手の優遇にしか見えないのだ。事実、使えもしないチビや老兵が一軍枠を食っているしね。

そう。今日の試合も結局働いたのは床田と末包と堂林だけ。きっとペイさんは天上界で苦笑いされてるだろうな。現世ではしがらみがあってなかなか表立っては言えなかっただろうけれども、きっと新井はなにをやってるんだと言われていることだろう。

話が逸れた。明日は相手先発が髙橋光成だから、またまたしょぽい攻撃になるのは目に見えている。森下が不憫でならない。だからこそ、フレッシュな選手入れて打力で打ち負かしにかからないといけないんだけどね。野間とか田中とかが幅利かせるようじゃ、だめだ。でもそうなる。よって、期待できない。

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コメント

“ペイさんが星になった夜に。” への1件のコメント

  1. gas monkeyのアバター
    gas monkey

    予測された通り野間、田中。
    それに羽月、矢野。
    末包はベンチ、小園はファームに幽閉。
    北別府さん、この球団は骨の髄まで腐り切ってますよ、終わっています。

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