年度末にはワルクチを。

昨日も何かひとくさり書いてやろうと企んでいたのだが、このところの行状のせいか爆睡してしまった。なので、今日ぶちまけてしまうこととする。とりあえず、カープと関係あるかもしれない話である(ないか)。

鯉党の著名人といえば、久米宏から早見あかりまで今は百花繚乱だが、そのひとりに鈴木福くんがいることは周知の通りである。このたび慶應義塾大学に推薦で合格したらしいことが明らかになった。ただ、なぜかあほうどもが怨嗟の声を上げているようだ。どうやら推薦入試の意味が理解できないらしい。なかにはあたかも裏口で合格したかのように言う莫迦もいるらしい。

いうまでもなく、現在の私立大学の入試はいかに早い段階で囲い込むかということにシフトしており、そのために各種推薦入試を充実させているところだ。おそらくほとんどの大学が定員の半数近くを推薦入試に充てていると思われる。さらにいえば、推薦入試と言っても昔はやった一芸入試というようなものはほとんどない(内申点の一部として評価するところはある)。このことから言えるのは、推薦入試とはいえ非常に倍率は高いこと、実際にかなり狭き門であること、昔のように一般入試を渉猟するのは最後の手段であることだ。

ようするに、福君に悪口を言う向きは、入試のなんたるかも分かっていない莫迦ですと言ってるようなものだ。控えめに言って、死ねばいい。

一方で、同じ慶應義塾大学に進学するらしい芦田愛菜に対しては、褒め殺しかと言いたくなるくらいの賞賛の声ばかりである。実に気持ち悪いし、違和感ありありだ。福くんを云々するなら、芦田愛菜だって内部進学だ。これこそ今の入試制度では一番楽ちんな方法なのだが、そのことに言及する向きは少ない。え?成績優秀だからって?何をもって証明するの?

酷いのになると、「女性初の総理大臣に」などという声を上げてるのがいるらしい。莫迦も休み休み言えと言いたい。いっちゃあなんだが、たかが慶應法学部の政治学科に入っただけだ。定員は1学年600人(ちなみに法律学科も同じ。だから法学部は1学年1200人)。ちなみにここと同等かそれ以上の偏差値があるとされる京都大学の法学部が1学年400人、東京大学の法学部も1学年400人。その中でさらにヒエラルキィが出来るんだからね。彼女がその中のてっぺんである保証があるのかい?

まあ、総理大臣など小学生レベルの漢字が読めなくてもなれるらしいから別に成績などどうでもいいのだが、それにしてもたかだかそれなりの名前のある大学に入ったくらいで行く末は総理大臣になどという思考回路をしている単細胞が多いことには驚かされる。それこそ言わせてもらうが、たかが内部進学だよ。

これはあくまで私の推測だが、どうやら芦田愛菜を先物買いして将来的に担ごうとしている勢力がいるのかもしれない。そう考えると、いろいろと彼女を取り巻く様々なる事象がすべて点と線で繋がるのだ。その勢力は、正直なところ今弾切れで困っているところだから、新世代のヒロインにしたいと考えていたとしても、納得がいく。担ぐ方も担ぐ方だが、担がれるのを容認するかむしろ積極的に乗っている彼女の取り巻きにも問題があるのではないかと思うよ。

まあ、私は彼女が将来的にどんな道に進むかは、まったく興味がない。しかし、あれだけの才能を潰すのは惜しい。でも、自ら潰れる道に進むのであれば、それは知ったこっちゃない。ただ、周りまで潰して潰れることなかれというだけだ。

人気ブログランキング広島東洋カープランキングサンフレッチェ広島ランキングにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村にほんブログ村 サッカーブログ サンフレッチェ広島へにほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

コメント

“年度末にはワルクチを。” への1件のコメント

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    芦田愛菜について、9分9厘管理人さんのご指摘通り。ただ、同じ内部進学でも中学受験に合格した芦田愛菜と、幼稚舎からエスカレーター式で上がってきているボンクラ生徒とは別次元。彼女の場合、中学受験で女子学院にも合格しているので相当ハイレベル(女子学院高校は毎年東大合格者30名前後輩出)。

    芦田愛菜って、西宮出身なんだよね。甲子園傍の英才教育に力を入れている光明幼稚園卒園。この幼稚園の活動内容は驚愕的。英語・水泳・茶道・空手・サッカー・バレエ・歌・メンタルプレイ。プロのピアニストを招いてロベルト・シューマンの「幻想小曲集」演奏。この選曲はハイレベル。

    言っちゃあなんだけど、大脳生理学の観点から人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成する。3才児の知能検査を実施した経験(大学在籍時実習)から、率直なところ、3才の時点でぼんやりと将来が透けて見えちゃうんだよね。
    9~12歳ごろは、神経系の発達がほぼ100%になるため、動きの習得に最も適した時期で、さまざまな動作や技術をすぐに覚え身につけられることから「ゴールデンエイジ」と呼ばれている。極論すれば、運動も絶対音感も学習も、10歳頃までに仕込んでおかなければ手遅れ。中学生になってからアレコレ習わせたり強制すると歪む。子どもが10歳になるまでに、主体性を高める教育を施せば、それ以降、楽チン。第二次反抗期が起こるまでが勝負。
    親に「ゴールデンエイジ」の認識があるだけで、教育の苦労は半減する。

    芦田愛菜のファンでもないし思い入れもないけれど、初志貫徹で医学部に挑戦してもらいたかったなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)