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待宵月がとってもきれいだったので。

先月も書いたようだが、今日も帰宅途上でふと空を見上げたら、非常に月が美しかった。明日は十五夜の満月であるが、この頃の月はやはりあはれに趣深いものである。そして今日は二十四節気のひとつ、大雪。本格的な冬の始まりと新春準備の始まりを告げる候である。いよいよ2022年も押し詰まってきたのかと思う。

そんな今日は、朝は電車の中に手袋を落とすという失態から始まり、昼は例によってくだらぬ仕事に忙殺されてなんともすっきりしない一日を過ごした。そのくだらなさは年末に向けてピークを迎えるところなのであって、考えるだけでぞっとする。大雪にかこつけてそろそろ年始準備を始めたいところであるが、なかなかやる気が起こらぬ。そろそろ年賀状の準備とかしなければならないが、どうも億劫だ。

一昨日、正確に言えば昨日明朝の行状のせいで昨夜は知らぬ間に眠りに落ちてしまったから、件の蹴球世界杯のことなど書くことにもならなかったが、まあ一昨日の記事に追記した以上でも以下でもない。敢えて蛇足ながら付け加えれば、クロアチアにはモドリッチがいたが日本にはそれに比肩しうる選手がいなかったということだろうか。それがライトなファンをたかだか30年続けてきただけの私の感想だ。

それに、やっぱりPKについてはもっと訓練が必要だろう。今年のサンフレッチェが天皇杯決勝の肝心なところで満田誠と川村拓夢、ある意味サンフレッチェ躍進の象徴であったわけだが、彼らが外してしまって敗北し、ルヴァンカップ決勝ではそこまであまり結果が出ていなかったが大舞台経験豊富なピエロス・ソティリウが難なく沈めたことがその証左だろう。南野拓実をくさすわけではないが、今の南野がキッカー一番手というのは、あり得なかったと思う。なら誰がよかったかといわれると辛いものがあるが。

まあ、私にとってはこれからどのチームが勝とうがどうでもいいから、少なくとも寝不足を託つことからは解消されそうだ。これからは、フットボールはフットボールでも楕円形の球、すなわちラグビーのシーズンだ。高校選手権、大学選手権に2年目を迎えたリーグワンと楽しみが増える。ラグビーもJSPORTSでこまめに放送してくれるから、この冬もまたチェックしたいところだ。

ところで、昨年来受験モードであった我が娘に、昨日合格通知が届いた。第一志望だった大学への入学が叶って、ひとまずほっとしている。今後は娘の様子を見ること(ちなみに西宮市民になる)にかこつけて、広島脱出の機会が増えそうだ。長いこと行けなかった京セラドーム大阪や、ラグビーの聖地花園ラグビー場にも行ってみたい。

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国際試合はつらいよ。(後記あり)

蹴球世界杯のノックアウトステージ1回戦、ポイチジャパンの対クロアチア戦は、日本時間12月6日0時にキックオフ。これを書いている今の約3時間後である。

当たり前のことだが、テレビ桟敷で観戦するのにもっとも都合がいいのは19時からせいぜい24時までである。それが叶わなければいっそのこと前の対スペイン戦のように早朝4時からのほうがまだましだ。早寝して早起きすればよいのだから。一番始末に困るのは、実は今回のような時間帯なのである。ずっと起きていればよいのだがそうすれば睡眠時間が削られるし、早寝して起きるという時間帯でもない。かつて駿台で講義を聴いた表三郎師は21:00就寝、1:00起床という超朝型生活を実践されているそうだが、なかなか真似はできぬ。

なので、きっと私は24:00まで起きてそのまま試合を見ることになるだろう。録画しておいて早起きして(それこそ朝4時にでも)見るという手もあるのだが、うっかりスマホに入ってくる速報を見てしまったら無意味に帰するという欠点がある。やはり、ライヴで楽しむならば、そうせざるを得ない。

私はかつて東京勤務時代に、ほとんど毎日終電で帰宅の途につき、だいたい25:00頃に帰宅、風呂に入ったりWEBチェックなどをして就寝2:00頃という生活をしていたことがある。はっきり言って、こんな生活二度としたくないし、だから心身を壊したんだと思うのだが、その頃の記憶を呼び覚ませばよいのかもしれない。でも、本当に嫌だ。だいいちあまり遅く起きるとまず定時の出社に間に合わないし、遅れたらいかなる言辞を弄そうとも絶対に理由はばれる。それだけに、意地でも定時出社したい。明日は所用で早上がりする予定だから余計である。

と、書いていて思いだした。ノックアウトステージは当たり前だが延長戦もPK戦もあり得る。となると、まあ最悪3時終了だ。そうなったらどうするか。思い切って完徹するかな。

だから、ポイチジャパンには、もう意地でも勝ってほしい。中途半端に粘って負けましたというのが一番後々辛いし、やってほしくない。こんなことを言ったら怒られるが、どうせ負けるなら前半に華々しく散ってほしい。そうしたら諦めて眠れるし、奇跡が起こったら喜びも倍加する。

奇しくもクロアチアといえば、ポイチさんを上司と仰いだミカことMihael Mikićの母国である。そして旧ユーゴスラヴィア代表といえばヨーロッパのサッカー強豪国のひとつであったから、生やさしい相手ではなかろう。さあ、どうなるかな。

(後記;12月6日、広島午前3時)

PK戦だけはもはや運だからどうしようもない。けれども、PKのキッカー1番手が南野はねえ。こういうときは今シーズンもっとも当たっている選手か、鬼のようなメンタルの選手じゃないといけない。こういうところが今の日本代表にもっとも欠けているところだと思う。

こんなことを言っても詮無い話だけれども、それこそドーハの世代、カズ、ラモス、井原だったら余裕で沈めていたかもしれないね。今の日本代表に必要なピースは、ホンモノのスタアかもしれない。申し訳ないが、三笘や堂安じゃまだ足らない。4年後へ向けての大きな宿題だろうね。

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歓喜で明けた日のゆふべに。

昨日は21:00に就寝し、4:00からの決戦に備えた。とはいえ若干寝過ごして4:30の目覚めとなったのであって、最初の失点シーンには接していない。でも、まあ前半を見る限りはやっぱりねと思うしかなかったのである。そうそう柳の下にドジョウは何匹もいるまいと。

しかし、起こったのである。堂安の同点ゴールも、三苫の折り返しからの田中碧の勝ち越しゴールも、ほんの一瞬の出来事だった。正直、我が目を疑ったくらいである。試合全体としては攻められる展開が多く、ボールポゼッションの割合は極めて低かったようだが、それでも結果として勝った、ポイチさんが艦長のチームジャパンがArmadaを打ち破った事実は消えない。

これでまた手のひらを返すのが大好きな自称サポーターの御方々は森保讃美に傾くのかもしれないが、私の見方は些か違う、というか予選ラウンド3試合を通じて変わらない。ポイチさんはぶれてもいなければやったことも同じだ。ただ嵌まったか嵌まらなかったかの違いだと思う。だから逆説的ではあるが、スペインだったから、ドイツだったから勝てたという側面はあると思う。プライドの高い彼らが、日本相手に恥も外聞もない戦術をとってくるはずもなく、実際そうではなかった。逆にコスタリカにはそれをやられたが、ポイチさんはまったく打開できなかったことは事実だ。

決勝トーナメントは、そうはいかないと思う。負けたら終わりの闘い、きっとポイチさんの闘いを丸裸にして対策を練られるかもしれぬ。そのときにどの目が出るかは、正直分からない。コスタリカがやったような闘いをされるか、それとも己の優位性を信じてガツガツくるか、それだけでも違うだろう。

それにしても、ポイチさんに横内さん、下田さんとサンフレッチェゆかりのスタッフでこれだけの結果を出したということは、ビッグクラブ信仰の強い、ことに関東の伝統クラブでなければ人に非ずとでも言いたげな自称サポーターの御方々の鼻を明かしたようでなかなか楽しい。こうなったらポイチさんにはぜひ勝てるところまで勝ち上がってもらって、少なくとも岡田武史や西野朗よりは格上だというところを示してもらいたいと思う。

次の試合は5日24:00試合開始、というのはいかにも辛い。試合が終わったら2:00、そこから4時間睡眠でというのは苦しいが、仮病でも使うかな。

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C’est la réalité.

私はワールドサッカーに詳しいわけではないので、今日のコスタリカ戦の内容についてどうこう言うことはできないのだが、ひとことで言うならまああんなミスが出たら負けるよねというほかない。完全にセーフティファーストで行かねばならないところで何やりたかったんだろうと思うし、これが原因で敗退でもしたら違う国なら生卵投げつけられるだけじゃすまないほどの大失態である。だから、手のひら再翻しでポイチさん叩く奴がいたら、相当頭弱いんだねえと思うほかない。

まあ、古いサンフレッチェファンから言わせていただければ、やっぱり彼はサンフレッチェの監督のときから何も変わっていないねと思う。もともと彼は非常に有卦に入ると強いが、守勢に回ると弱い。さらにいえば交代枠の使い方があまりうまくなく、枠を余して勝てなかったことすらある。その段で行けばやっぱり今日みたいな試合は向かなかったよねというほかないのではないか。

それと、今の日本代表選手は昔と比べて世界の舞台で戦っている選手が多いから、テクニカルな面では昔の比ではないのかもしれないが、メンタル面では劣るのかもしれない。実際、失点直後のプレイは明らかに下がっていた。闘争心の塊のようなのとか、突破力のあるエゴイストがいないのかなと思う。てゆーか、なんかみんな泣きそうな顔になってたからね。これじゃあいけない。

それほど、国旗を胸に付けてがちんこ勝負をするというのは、いかに海外といえどもドメスティックのリーグ戦とか、国際試合とはいえクラブの代紋のもとで戦うのとでは違うのだろう。そのあたりのメンタリティというのは、やはりトップクラスの国からはまだまだ劣るのだろうなと言う気がする。

敢えて蛇足ながら付け加えれば、どうも日本のファンというのは、これは代表を見る観点だけではなくておよそすべてのスポーツにいえるのかと思うが、どうも負けることに対するものわかりがよすぎるのではないかと思う。そういう層が多いほど、推されているチームは大一番で弱いというのが私の仮説である。カープなんてそうでしょ?負けてるのを応援するのが愛おしいとか、強いチームを応援したければよそを応援しろなどと言ってるファンもどきがいるから、弱いんだよね。

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午後11時のモノローグ その126

それにしても、驚いた。いうまでもなく昨夜の蹴球世界杯の日独戦である。まあ前半を見ていたら大人と子どももいいところで、挙げ句権田のつまらないミスでPKを献上する始末。これじゃああかんという思いと、きっとポイチさんにはこれを打開する手はないだろうなという思いに、なんで権田がGK?という疑問とが頭の中をぐるぐる回っていた。

それが、後半のオフェンスの駒5枚並べ詰めとでもいいたい交代で、試合の流れを変えてしまった。サンフレッチェ時代のポイチさんはこんなドラスティックな手は打てたかなと首を捻ったくらいである。まあ、やればできるということなのだろう。聞くところによるとカタールの人権問題がらみでドイツの選手のモラールもさほど高いとはいえなかったようだが、それはこの結果の素晴らしさを左右しない。立派なものだといわざるを得ない。

サッカーというのは確かにディフェンシヴに戦うことに一定の説得力があるスポーツだし、これがラグビー、アメフトと変化するにしたがってオフェンシヴ優位になるとところであって、要するに昨日の試合など0-1で粘ってという闘いになりがちなのだが、昨日ポイチさんが見せた戦術は半ばやけくそともいえるオフェンシヴサッカーである。やはりサッカーとて点取れないと勝てないスポーツだから、オフェンシヴに戦うことの意義は大きいのだろう。また、その方が見ていて楽しいことは、確かだ。

そういえば、競技こそ違うが今年の高校野球夏の選手権大会、優勝した仙台育英高校は投手力のみフィーチャリングされがちだが、本当に結果を左右したのは攻撃力であるとみる。その一方で絶対的大本命と言われた大阪桐蔭高校は、やけにディフェンシヴというか、妙に犠打に拘ってというか、あれだけの攻撃力がありながら無理にスモールベースボールをやって沈没したというか、そんな感じがする。だから下関国際高校が金星を挙げる余地が出てきたのだ。

況んや、プロ野球をや。今シーズンのカープが開幕6連勝から大失速したのは、つまらないスモールベースボールもどきに邁進したからだといわざるを得ない。それが間違いなく筋悪だったことは、今年オフェンス面で残した数字のひどさが雄弁に物語っている。今年のオフェンスの差配が河田によるものだったのかそれとも東出によるものだったかは知らないが、いずれにせよとんでもないミスキャストだったとしかいえない。

もはや、現代スポーツにおいてディフェンシヴに戦うというのは風車に楯突くドン・キホーテのようなものだ。もはや時代は、そんなものを求めていないし、無理矢理求めたら勝負の神様に嫌われるようにできているのだ。勝ちたければオフェンスを強くしろというのが現代スポーツの常識といっても過言ではない。「投手を中心に守り勝つ野球」なんて、もう過去帳送りにしてしまいたい。

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