釣瓶落としの夜に呟く。

スポーツ

すっかり、陽が落ちるのも暗くなるのも早くなった。今日は昼はかなり暑かったが、着実に秋になっているということだろう。今日は神無月朔日。だからといってなにもすることはなく、久々にナイター以外を聞いたRCCの特番で、煙石博元アナと木下和恵元アナの絶妙の掛け合いを久々に聴いてぼんやりしていたら、余計なことをする気がなくなった。

私は何でも昔の方がいいという復古主義者ではないし、昔と今とどちらがよいかと言えば断然今の方がいいのである。しかし、私も齢が知命を越えると、心身ともに衰えを感じ始めているのであって、あの頃に戻れれば、いやもう少し若ければ何でもできたのにと思うことも多々ある。それを言っても詮無い話ではあるけれども。

そういえば昨日は当代三遊亭圓楽師匠、今日はアントニオ猪木と、まさに自分が子どもの頃から見ている人の訃報が流れた。昭和も遠くなったというか、自分も年を取ったのだと思う。特に圓楽師は楽太郎のときに先代圓楽師匠との入れ替わりで笑点メンバーになった頃を見ているから、なおさらだ。

プロレスというスポーツは、今でこそコアファンの見るものになってしまったが、昔は確かにお茶の間娯楽だった時代があった。アントニオ猪木の率いる新日本プロレスは間違いなくテレ朝の金曜20時のキラーコンテンツだったのである。ただ、衰えるのも早かった。平成に入ってからはプライムタイムから外れた記憶がある。さらにその十数年あとを、プロ野球も追っている気がする。プロ野球中継が19時から21時の地上波でお茶の間に流れていた時代があったことを知らないファンも多くなっただろう。

それを逆手にとって球界を支配しようと企んだのが渡邊恒雄であり、宮内義彦である。実際、その企みは九分九厘うまく行きかけた。そうなっていたら、間違いなくプロ野球は本当にごく一部のファンのコアスポーツになっていただろう。もう渡邊恒雄はきっと意思能力がないだろうが、宮内はそうなっても自分の支配下に置きたいと思っているから始末に負えない。本当に消えてなくなってしまえ。

いや、その意味ではもっと悪質な経営者がいる。昭和の時代の仕組みでヒロシマ球界を仕切っている松田元こそもっとも弾劾されなければならない。その罪状を挙げたら冒頭手続だけで3日はかかるだろう。佐々岡などという盆暗が3年も監督やってカープをボロボロにしたのも、元を正せばこいつのイニシアティヴなんだから。

明日は最終戦。佐々岡辞任発表がなかったら、次の照準は、こいつだ。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    ~こぼれ話~

    新監督、オリから出戻りで水本か?ポンコツ若年寄・東出よりはかなりマシだが実際どうなるか・・・
    ただ大改革をやるにはOBではねえ。
    自分の妄想では(笑)、ブラウンの親友で日ハムを日本一に導いた実績のあるヒルマンだったが。
    年俸が高すぎて折り合わんやろね。

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