疲れた。さすがにくたびれた。今妙なウィルスもらったらいっぺんに高熱出しそうだ。
今日は母方の実家の墓仕舞いのために1日休暇を取って臨んだ。まず普段と変わらない時間に広島の施設に預けている叔母を迎えに行き、そのまま広島県府中市まで走った。まずお墓のあるお寺さんで法要を行い、しかる後に永代供養をしてもらう別のお寺さんに移動してしかるべきお布施を納め、バタバタしながら広島に戻ったら15時過ぎ。心身ともへとへとになった。
とはいえ、今日の標題はこれと紐づくものではない。むしろ、やっとこさ終わったという安堵感のほうが強い。もちろん今日の本題は別にある。虫ら今日はあまり頭が回りませんという言い訳にすぎない。
23日のドラフト会議の結果を受け、当然これから入団交渉に入る。当然ながら監督などもチームの広告塔として動くのであるが、だいたい1巡目指名か2巡目指名選手止まりのことが多い。そんなに監督がいちいち全員のところに飛んでいたらきりがない。ニュースヴァリューのありそうな選手に行って持ち上げるのが通例だ。
而して新井は、3巡目指名の勝田成選手のところに行った。そしてずいぶん持ち上げて、ライシースミンのスプリングキャンプの1軍帯同を確約したとのことでもある。最初はふーん程度で流していたが、根が底意地の悪い私には、ちょっとした違和感を感じずにはいられなかったのである。
そもそも論として、3巡目指名の選手に監督自ら挨拶に行くこと自体が異例である。そういう時には、大概何かがある。要するに、1巡目指名と同格の評価をしてますよアピールだ。いや、するのは別にいいのだが、それは誰に対してのものなのか、或いは誰の命を受けてしているのかというところが問題なのでもある。
もし、勝田サイドが順位縛りをするなどして、上位じゃなきゃ嫌だという態度を示していたのなら、まあわかる。しかし、どうやらそういう情報はない。あとは近畿大学といえばカープにとっては「二岡事件」以来の因縁あるところで、仁義を切ったとも考えられるが、あれから相当年数経っていて双方代替わりをしている今さらいっても、というところではないか。そうなると、これは誰に対するアピールなのか。蓋し、カープファンではないか。
どう善意に考えても、単純に考えて今の勝田選手のサイズ程度の選手を上位指名したことに対する疑念は出ざるを得ない。まだ小力があってスタンドインもバシバシ打てるというなら分かるが、二塁打三塁打は確かに多く、打率も高いとはいえ、はっきり言ってそこが一番こ不安材料である。すなわち、本当にプロ指名に。しかも上位指名にかなうのかという疑念を消したかったのではないこと思うのだ。
もっとはっきり言うと、この指名自体「ハジメの希望枠」だということである。どうも彼はカープを強い球団にすることには全く興味がないかわりに、自己陶酔主務観の珍品コレクターになっているきらいがある。かつてのジャレイド・フェルナンデスに始まるナックルボーラー養成などもっともたるものだ。
たぶんその一環として、小柄な選手を集めて楽しんでいるのではないか。足しか売り物がない羽月や肩しか売り物がない矢野をみると、そして彼らに対するハジメの寵愛ぶりをみると、そうとしか思えないのだ。そんな中、勝田選手なんていいおもちゃに映ったのかもしれない。
勝田選手は、売り物の足でポカばかりやらかす羽月や、いかんせん打撃が非力で技術もない矢野よりは、野球頭はよさそうだ。それが救いではある。でも、現状の実力で、バリバリの即戦力と見込むことには無理がある。たとえ大学侍ジャパンメンバー入りとは言えども、である。
ハジメというのは莫迦じゃないから、こういう指名をしてファンが両手を挙げて喜んでくれるとは思ってはいまい。そうしてくれるのはハジメ親衛隊だけだ。そして、彼らがいかに暴力的な反社風情を全開にして抑え込みにかかったところで、私のようなのは鼻でせせら笑うだけだし、ライトなファンは離れてしまうだけだ。
これで、点と線が1本につながる。カープサイドは勝田選手の評価が非常に高いことをアピールする必要があり、そうしているのはハジメだということだ。実につまらない。しかし、それを少しずつ暴いて行くことも 我々に課せられた使命であると思う。
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コメント
勝田成が、第45回日米大学野球選手権大会・日本代表侍ジャパンに選出されたものの、スタメンは1度もなく代打も1度もなく、全て守備固め。怪我からの快復途上だった立石正広に替わって守備固めだったので、立石が健康体だったら全く出番なく終わったのは確実だろう。これが侍ジャパン監督・堀井哲也の評価である。要するに勝田成は、プロレベルのオフェンシブ・プレイヤーとして監督と用具提供のミズノ(株)が0点というジャッジを下したということ。プロ入り後、有望だと判断すれば、用具提供ミズノ(株)の意向で1試合くらいはスタメンを要求したはずでしょ。
結局、守備固めで入り、打席が1度だけ回ってきたがセカンドゴロの凡退に終わっている。
ハッキリ言って、勝田成を獲りにいくくらいなら高校生で指名漏れした大型野手のほうが、よほど夢を見ることが出来ただろうね。