まあ、スターターを見た時点でこれは駄目だと思ったから、結果についてどうこうはいうつもりはない。そもそも5番大盛7番矢野なんて、野球をなめているに等しい。こういうのは、決して将来を見据えての起用ではなく、単に負けることへのエクスキューズにすぎないのだ。よって、そのとおりにしかならない。
常廣についていうならば、とにかく青学の卒業は諦めてでも、このオフから徹底的に野球と向き合えと言いたい。今の彼は、追い詰められたら簡単に倒れる。それだったら申し訳ないがプロの見せ物として出る価値はないのだ。いつまでも大分舞鶴高校の後輩のためとか何とか言っていたら、逆に後輩たちがかわいそうだ。
今日はようやく清水をスターターで起用したが、申し訳ないがこれは春先にやらねばならなかったことだ。そうしなかったのは、実は會澤もまた聖域でしかなかったということだ。しかし、會澤が今年見せたパフォーマンスは、攻守ともゴミクズ以下だっだ。何でも新井は會澤の抹消について「今シーズンご苦労さん」の趣旨と語ったらしいが、今シーズンの5文字が余計だ。
しかし、新井は一応今日からは来シーズンを見据えての起用とか何とか言ったようだが、その割にファームとの入れ替えが絶無に近いのだから、何をかいわんやである。明後日からの試合で、もし松山とか広輔とか堂林がノコノコ上がってくるようなら、明日はない。来年いなくてもいなくてもいい面子なんだから。
はっきり言って、今必要なのは、来シーズンどんな野球をやるかである。明々白々に嘘っぱちでしかない「守り勝つ野球」のスローガンを捨てて、攻撃野球に転換することではないか。最初に戻るが、そうならば大盛をクリーンアップに置いたり、性懲りもなく矢野をスターター起用するのは誤りであるはずだ。
以前コメントでも頂いたところの受け売りになるが、この時期にお試し起用など無意味なのだ。今やるべきことは、来シーズンどんな野球やって誰を使うかを明確にして、それにかなう選手を使うことだ。それがない起用は、前述のとおり負けることへのエクスキューズにすぎないのだ。
こんなクソみたいな試合で唯一褒めるとしたら辻大雅だ。雨の中、しかも長い中断を挟んだ中で、桑原筒香を連続三振に切って落とすなどゼロに抑えたことは評価してよい。あとはプロ初安打を打った清水だが、やはりいかに常廣がぼろぼろだったとはいえ簡単に炎上してしまったことで割り引く。正捕手を取りたかったら、チームの勝ち負けにも責任を負わねばなるまい。
ついでにいうと、今日は映像はおろか音声にも接していなかったのでなんともいえないのだが、最低の内容で連敗している上に今日も最低の内容で失点したような展開で、応援団も一生懸命応援歌を奏でなくて良いと思う。何も野次れとは言わないが、こんな内容の時は一度組織だっての応援を控えてみてはいかがかと思う。まあハジメに尻尾掴まれてる向きに期待するほうが間違いか。理由も知っているが、武士の情けで言わない。
しかし、残り試合にスワローズ戦が多いというのがここにきて首を絞めそうな気配である。はっきり言えば、最下位転落の可能性後大になったということである。そうしたのはハジメとバカープファンであるのは明らかなのだが、まあ今は敢えて言わないでおこう。あんまり強く言うのも程度問題で、そのことにより自分たちを殉教者のように勘違いして結束と信仰を固くするおそれがある。
それにしても、この5連敗中、ほとんどやる気が見えなかったのが残念だ。最初は必死に引っ張っていた小園も、どうやる気持ちが切れてしまったのかもしれない。まあ、人間というもの、必ず易きに流れるのだ。というより、必死にやって何もリターンがないことがわかりきっているのに、どうして必死になれるものか。
まあ、今はこのくらいにしておこう(だいぶん嫌事書いたけど)。銃を取るのは、10月4日からで十分だ。もちろん、撃つべきは新井ではない。






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