観戦日誌;お前ら揃って廃業しろ

スポーツ

試合が終わったあと、半ば呆然として椅子から立つこともできなかった。もはや怒りとかいう言葉すら浮かばなかった。言うとしたら、このままじゃ本当にやばいよというのみである。

とにかく、試合内容はボロボロだった。ポジティヴに解する要素が何一つなかった。これが相手先発がバリバリのエース格だったらまだしも、相手は横川凱である。4回1得点は逃げ延びさせた部類に入る。本当にまずい。今最下位との間についているゲーム差は、きっと8月末までには食い潰して、9月には最下位を独走していることだろう。正直このゲームを見てこんな日もある、明日があるという向きは、莫迦としかいいようがない。

オフェンスの弱さは、もはや危険水域に達している。映像で見ていて浮かんだ不安要素が、生で見たら裏打ちされただけというほかない。とにかく芯を食った打球がほとんどないし、相手の勝負球をガツンと打ち返したのなんてまずお目にかかれない。ファビアンのホームラン?あれはサウスポーの入ってくる、甘い緩い変化球。正直あれが打てないようじゃ来年はないよといいたいくらいである。

今日はもともと木戸銭は一銭も払っていないし、ハジメに一銭も落としたくないから食べ物飲み物はローソンで調達した。ただいい展開になったら飲み物くらい買ってもいいかと思っていた。しかし、ビールの売り子のお嬢さんは何度も来たのだが食指が動かなかった。そのうち喉すら渇かなくなったくらいである。ほんとうに、よくこんな試合で木戸銭を取ったり飲食物代やグッズ代を巻き上げているものだ。はっきり言って、詐欺である。

怒りというのは言葉を紡ぎ出す契機になるかもしれないのだが、今日は言葉がまったくといっていいほど出ない。なので、このくらいにしておく。本当に、哀しいというか、侘しいというか。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    BGMに”Sorry Seems To Be The Hardest Word”(邦題:悲しみのバラード)を流しながら、26日のCvsGダイジェストを観ている。「悲しみのバラード」は失恋の歌なんだけど、歌詞がカープ球団からファンに向けた懇願に聞こえるねん。一部和訳すると。

    『君に必要としてもらうには、どうすればいい?
     君に話を聞いてもらうには、どうすべきなんだい?
     すべてが終わる時、何て言えばいい?
    「ごめんなさい」って言葉が一番辛いんだ』

    て、今さら言われても、遅いねん!と言い返したくなる。
    恋もファンもタイミングを逸すると、悲しみの臨界を超え闇堕ちしてしまう。元に戻らない。何度も言うように、とっくにファンの立場から降り、距離を置きウォッチャーとしてカープを眺めているだけ。惰性やね。

    話を再度26日の試合に戻すと、一言”見所なし”。
    ほぼメンバー全打者、ショボい打球しか飛ばない。その中で何度も槍玉に挙げ済まん。4~5月は4番バッターとして、好成績を残していた末包だが、6月以降のチーム不振の責任大なんじゃないか。社会人出1年目の5月には26才なんやから、即戦力が当然なのに3年連続で6月以降は急激な失速で大不振。4年目29才の今年は崖っぷちやったはず。開幕前、「他より大きなインパクトを与えないと厳しい」と自らの状況を分析し、「ホームランとか固め打ちを成し遂げれば」と意気込みを語っていた。今シーズンは現在までケガなくきているのだから、本来なら6月以降の壁を乗り越えなアカンやん。図体の割に体力がないのかメンタルが弱いのか、4~5月のイケイケ・ノリノリとは別人やもんなぁ。打撃陣の軸になるはずの打者がコケルとキツいよ。多少の波があっても、末包が1シーズンコンスタントに好成績を残せば、もっと勝ち星は増えていたと思うね。昨年讀賣は、4番岡本1人でリーグ優勝に導いたと言って過言ではない。昨今のリーグ全体の打力低迷を鑑みると、1人爆発力のある打者が居るだけで優勝できる。

    大社出の29才は見切ったほうがエエと思うね。もう何が何でも田村をチームの軸になるよう万全を期して、長距離砲に育てるしかない。

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