もはや今日の試合はあまりにも喜劇的すぎて何もいうことがない。よく1点取ったというだけである。それもモンテロのホームランによるもの。だから、丸一週間チャンスを作って点を重ねるという作業が出来ていないことになる。情けないというか、莫迦莫迦しいというか。よくプロフェッショナルを名乗ってるわというほかない。
何がすごいかといって、ホームラン以外は三塁を踏んでいないのである。まさに親愛なるKarlのいう「みすぼらしい笑劇」にほかならない。何度同じことやったら気が済むのか、もはや笑劇としても黴が生えている古くささだ。これが孤独な戦士Charlieのように古めかしさで徹底するなら救われるのだが、その域にも達していない。いや、そもそもプロの技ではない。
ピッチャーはよく頑張っている。なんせ被安打2だ。ただ、その一本がツーランホームランだっただけである。打たれた昂也が悪い?まさか。ピッチャーが2点しか取られなかったのに負けさせるというのは、明らかにオフェンスの責任だ。いかに「守り勝つ野球」なるものが机上の空論であるかという証左だが、それをバカープファンは理解できない。
まあ、このままでは、とてもじゃないが勝てそうな気がしない。それどころか、昨年以上の大恥をかくことは目に見えている。昨年の大失速の原因は貧打だったはずだが、それに対する策を打たずにいたら、こうなるのは当然だ。昨年の負け方も酷かったが、それよりもっと酷い負けを重ねることは、請け合いだ。
それでも頭の悪いのがいて、facebookのある頁にこんなことを書き込んでいたのがいた。すなわち、昨年より悪くなることはない。結果だけで楽しむな。勝ちたければ常勝チームのファンになれ。カープは違うだって。アホかと思う。まだこんなのがいるのかと愕然とする。こういうファンは、さっさと駆逐したいのだが、まだ努力が足らなかったのかと思う。
どこのチームに、強くなってもらわなくていいなどというファンがいるものか。あの情けないほど弱かった頃の南海ホークスだって、ファンはみんな強くなってほしいと思っていたのである。それに比べたら、カープファンは異常だ。強くないことを強制するなどというのは、悪魔の所業としか思えない。私に言わせれば。
これだから、カープは弱いのだ。ファンが弱くてもいいと思っていたら、肝心の選手が一生懸命働いてくれるわけがない。こんな莫迦みたいな了見のファンが大声上げてたら、心ある選手はみんなカープを出ていくよ。坂倉とか小園とか床田とか森下とか。そうなったら、本当にバカープファンどもの責任を徹底的に追及せねばならぬ。
明日もハマスタでベイスターズ戦だが、期待はできない。またきっとゼロに封じ込められるだろう。今の選手がどれだけ本気で野球をやろうとするものか。待たそういうのを応援しろという莫迦なファンが大声上げているのだ。情けないったらありゃしない。今日のハマスタがどんな空気だったかは残念ながら分かりようがないが、きっとモンテロが打ったね、ファビアンにも長打が出たねといってヘラヘラ笑ってるんだろう。
もっとも、土日の市民球場には、間違いなくシラケ鳥が飛んでいた。そりゃそうだ。声を張り上げて声援したいと思える場面は皆無だったのだから。今はシラケ鳥だが、やがてシラケ鳥は閑古鳥を連れてくる。今はまだみんなハジメの飢餓商法に乗せられているが、ライトなファンの魔法が解けたとき、どうなるかな。きっと大挙して閑古鳥さんが訪れるだろうね。






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