今日は一年の中で一番非生産的な業務があったのだが、まあ無難に終わらせた。終わったらほっとしたからなのかどうか、どっと疲れが出て無気力に輪をかけたようになった。何処かで仕事をサボりたいのだが、現状はサボる隙さえない。困ったものだ。
我が社は外面はともかくその実は不健康なブラック企業だし、ハラスメントをやった者から偉くなるという困った体質がある。もちろんそうじゃない立派な人もいらっしゃって、出会うと干天の慈雨の趣なのだが、残念ながら非常にまれだ。まあ、仕事を辞めたらぶった切ってみたい気がする。
それはさておき、今巷を賑わせているのはフジテレビの問題である。まあ確かに全く同情できないのだが、ならあの局だけの体質かという気がしてならない。女性社員の商品化を推し進めたのは確かにフジテレビだが、どこの局も結局追随していたではないか。
茶坊主が上の者に取り入るために女衒まがいのことをするというのは、はっきり言えば大学のサークルでもあることと聞く。今般の問題も、結局その延長線上ではないのかという気がする。だから、ひとりフジテレビの問題にありやと思うのだ。
もっと言うなら、中居正広は単に件の社員だけからいい思いをしていたわけではあるまいと思う。彼に取り入ろうとする茶坊主はたくさんいたに違いない。どうせなら彼らの首をも寒からしめないと、嘘だろう。まあ、結局「引退」という形で逃げた彼には、自爆テロ的なことはできないか。
結局今回の問題は、21世紀も四半世紀経過したこの現代に、バブル期の三流サークルのノリで天下の放送局の運営をしていたということに尽きているのかもしれない。しかし、問題は何でそんな体質が罷り通ったかだ。普通なら、もっと早く撃たれても不思議ではない。
しかし、そこはやはりフジテレビが担う、フジサンケイグループの広告塔としての、もっとはっきり言えば自称国士の筋悪右寄り文化人の巣窟としての役割と切り離してはいけないと思う。そして日枝久と自民党旧安倍派との関係に思いを致せば、あとは簡単なパズルを解くだけだ。
話は逸れるが、嘗ての右派論客はきちんとした教養がある人が多かった。みんな天上界に行っちまったが、黛敏郎然り、三宅久之然り、渡邉恒雄然り、そして俵孝太郎も入れてよいか。今は軒並みだめだ。橋下徹なんか論外の外である。もっとも、理論なき自称左翼や無教養の極みのようなリベラルもいるから、これはもう教養の衰退と言っていいのかもしれない。
話を戻すと、前記のフジテレビの担う役割からしたら、国家は意地でもフジテレビを救う。本来なら放送免許召し上げにも値すると思うが、絶対にあり得ない。今回の騒動は、石破政権を、というより自民党を守るための自爆テロではないかという穿った見方さえできよう。
それが考えすぎであるかどうかは、やがて見えるだろう。私の予想では、必ず全テレビ局尻すぼみになり、やがて読売グループは不自然に幕を引こうとする。繰り返すようだが、今回の事象はフジテレビだけのものとは思えないのだ。
正直な話、在広局でも、女性アナウンサーの採用はキー局並みのビジュアル重視なのではないかという気がする。また、女性アナウンサーをフューチャリングした番組もだいぶ前からあった。やたらめったら女性アナウンサーの異動が激しい局もある。キー局の悪しき体質まで真似てなければいいがと思う。
今日は、ラジオで長く早朝番組をやっていた生島ヒロシがハラスメントの科で番組を放逐された。いずれあちこちでそんなことが起こるかもしれない。やがて放送は須らく金払って見聞きするものになったりしてね。だったらコンプライアンスがーとか言うことも少なくなるしね。
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コメント
フジテレビもヤバいけど
質問する記者のレベルはもっとヤバいで。
今回の会見は質問する記者のレベルの低さが目立つ会見やったな。
あの会見でフジテレビに同情した奴もいただろう。
まあただモラルの欠片もない取材
半日運動・韓国推しは許されへんけどね。