昨日は、本業で疲れ果てたのと、ぼんやり3か月振りの配信のライバーさんの配信を見ていたりしたら、書く意欲がなくなった。まあ書くこともなかったし、一昨日ずいぶんいい加減な乱文書いたりしたから、たまの休憩という名のサボりである。
今日は今日で、またたいして書くこともない。珍しくCSファイナルステージなども見たのだが、なんでこの程度の野球するチームに負けたんやと余計に腹が立ってしまった。だから勝負事は負けてはいけないのである。外野席から何やこんなもんといっても、話にならないのだ。
そのカープであるが、ドラフト1巡目指名を宗山塁とするという大本営発表がなされたきり、なんの動きもない。その動きのなさを野村祐輔が埋めているというわけのわからぬ構造となっているのだ。ほんとうに、痛みを伴う変化がどこにあるんやと苦笑するしかない。
市民球場で行われている秋季練習では、ずいぶんハードな練習をしているように漏れ伝わっている。しかし、ハードな練習するのは当たり前だ。4位なんだから。話にならないのだ。4位という結果に、しかも9月ひと月で大失速した醜態の前には、いかに頑張りましたと言っても何の評価もないのだ。
そう、結果の出なかった頑張りというものは、屁の突っ張りにもならぬのである。いかに今年の結果を恥ずかしいものと受け止めて、これからの秋季練習で死ぬほど練習してもらわなければならないのだ。恥を知ることなくして、来季の栄冠はない。
古い話だが、ジャイアンツ第一次長嶋政権下での伝説の伊東キャンプがある。まだ若かった長嶋茂雄が若手選手を徹底的に鍛え上げたことで有名であるが、時代が違うとはいえ新井が先頭に立ってハードにやるくらいでいいのではないかと思う。
Ebbinghausの知見を借りなくとも、人間の記憶なんて当てにならないものだ。この9月ひと月の屈辱感なんて、来年2月になったら綺麗さっぱり忘れてしまうだろう。いや、果たして屈辱と感じているかどうかも怪しい。もしそうだとしたら、なんの為すすべもなく負けた2024年9月を「みすぼらしい笑劇」として繰り返すだけになる。
その時の運命は、来シーズンの最下位とさらなるファン離れだ。少なくとも三連覇のときに膨らんだライトなファンは離れ、サンフレッチェやドラゴンフライズ、サンダーズに流れるだろう。それでもいいのかい?よかったりして。
このオフは、新井貴浩がカープの真の意味での中興の祖となるか、単なるカルトのリーダーでしかなかったのかが分かる大事なときだと思う。まずは先のある選手を徹底的に鍛え上げ、ついでに昔の名前で出ているのとか歌を忘れたカナリア達を切って捨てて欲しい。
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コメント
毎年述べていることだが、支配下登録助っ人はシーズン終了後間髪を入れず帰国することが容認されているのに、なぜ日本人プレイヤー限定で秋季キャンプを強要されなきゃならないのか?一応過酷な戦いが終わり、スイッチオフになった状態で強制的にハードな練習って、狂気の沙汰やん。部活やあるまいし。怪我人続出やシーズン終盤に息切れする一因は秋季キャンプの強要なんじゃないか。秋季練習が契約に含まれているなら、クールダウンのみで十分。投手の緩急投球と同様、シーズン中とシーズン後で緩急をつけることは大切でしょ。
サラリーマンで例えると、せっかくの夏季長期休暇中に研修を強要するケースが多々あるが、こんなもんでモチベーション向上に繋がることなど100%ない。休暇期間中は徹底的に心身ともにリフレッシュすることで、休暇後ブラッシュアップを図ることが可能になる。
ところで葉隠(武士道)は、過激&危険思想と断定しGHQが禁書にしてしまったが、世間知あふれる処世訓、優れた人生論が凝縮された書である。三島由紀夫が『葉隠』を座右の書とすれば極右という決めつけ、ステレオタイプにはウンザリ。読解力がなさ過ぎ。
俺が好んでいるフレーズは、「大事の思案は軽くすべし」
訳すと、大きなことを決める時は、むしろ気軽にやれ。
これは効果覿面で人生訓になっている。
進学校中学受験は成績が超優秀だったわけじゃなく、オタクが学区内の公立に通学すれば潰されるので試しで受けただけ。しかも入試で山を張るというギャンブルが嵌った。この、山を張って乗りきるのは定期試験、海外校に転校、大学受験、ひいては業務でも活かしている。
UCLで仮面浪人をしながら本命のウィーン国立音楽大学声楽科を受けたり。何せ卒業生がフランツ・シューベルト、ヘルベルト・フォン・カラヤン等巨匠がズラッと並ぶ世界最難関の音大。幼少期から本格的にピアノ&声楽レッスンを受けていたからという、もっともらしい理由ではなく、ここを出てウイーン国立歌劇場に入団、ウィーンフィルと共演し箔をつけ女性にモテたいという下心満載で受験したが、それを見透かれたごとく撃沈(笑)。
業務でも、同社他工場の現場に出ている時に、現場の班長からある巨大ブツの修理で、その下に潜ってする作業は大変なんやけど、何かいい案ある?と訊かれたので、巨大ブツをひっくり返して作業すればエエやんと即答。これが何と特許権取得に繋がり我が社は開発費ゼロ円で20年ボロ儲け(特許権の存続期間は20年)。
頭の中でつまらことをグルグル回す反芻思考を控え、思い付いたことは速攻でアウトプットする。これは外国語学習にいえることで、いくら正確な文法に拘り高邁な学説を立てたところで、アウトプットしなけりゃ何の役にも立たん。アウトプットし間違ってたらその場で直せばいいだけ。
プロ野球も、選手・首脳陣・幹部そしてファンにも大切なのはレスポンスじゃないだろうか。良くないプレイに対し首脳陣はその場で選手に指摘し、あまりにも酷いプレイだったらファンが速攻でブーイングを浴びせる。そういう積み重ねがチームを強くする一因になると思うけどね。しかも、その場で処理をすればストレスは最小限で済む。
「大事の思案は軽くすべし」