得点力なきチームに栄冠なし。

スポーツ

私だって伊達に四十有余年野球見続けているわけではないから、それなりの経験知というものはある。そして、強いチームはどうこうというだけではなく、弱いチームというのはいかにだめかというのも骨身に沁みてわかっている。その中で得たもの、およそ野球というスポーツの必勝法は点をたくさん取ることであるということは、しつこいくらい述べた。そして、逆もまた真なりなのだ。

そんなこと、懸命な弊ブログの読者諸兄姉には当然のことと思われるのだが、ここにそれを絶対に認めない種族がある。彼らは「投手を中心に守り勝つ野球」なるものを唱導し、得点力というものの価値を軽んずる。要するに、ピッチャーがゼロに抑えたら負けないだろうと思い込み、それを至高のものとして追い求めるのである。特に自分こそステージの高いカープファンだと思っている向きに多い。まさにカルトだ。

しけし、彼らの信仰には致命的な誤りがあることに気が付くだろう。いくらゼロに抑え込んたところで、こちらもゼロならよくてドローである。投手力が強いということはストロングポイントではあるのだが、それは得点力の強いチームにとって、という前提がつくのだ。それを理解できない向きが相当多くて驚かされる。いや、理解できないだけならまだ救われる。彼らは、意図的に理解しないというか、無視するのである。

今選抜高校野球が行われているが、とうも新基準バットという代物の負の効果は絶大なようで、野球の華である長打が激減しているようだ。こんなことやってたらますます野球人口は減るぞと思ってしまう。それはさておき、そんな中でも。勝っているチームはやはり点をそれなりに取っているから、どんなに投高打低に誘導したって、得点力が鍵を握るのである。まあ当たり前のことだ。

だから、何度も言うが「守り勝つ野球」なんて誤りなのである。絶対にそれでは勝てないのである。それを理解できない、いやしない向きがいるのは、やはりこれが松田元の発明品であって、捨てると彼らの存在意義に関わるからだろう。でもね、松田元の発明品ということは、チームを勝たせないためのものなんだけどね。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    27日ファームの対ホークス戦を観ていると、奨成が申告敬遠されてるんだよね。もう一つも、明らかに勝負を避けたストレートの四球なので、2軍の1試合で2度も勝負を避けられるシーンって珍しい。凡退の打席も鋭い打球を飛ばしているし、いやもう別格。ウエスタン開幕からずっと絶好調。
    少なくとも、戦力外級オワコン三流弱小ポンコツメンバー、會澤・磯村・田中・上本・曽根・野間・大盛・矢野・羽月より確実に戦力になる。これで奨成を1軍に昇格させないとすれば、球団経営サイドは、今シーズンも八百長をする気満々ということ。好調な選手を2軍に塩漬けし、ここ3年低空飛行の悲惨な打撃成績が続く八百長要員を駆使し、優勝回避に向けチームをぶっ壊す。

  2. Senior より:

    上本が不倫したって記事がありましたなあ
    まあワシ急に週刊誌側に寄ったわけちゃいまっせ。
    別に不倫なんてどうでもエエことやし当人同士で話し合えっちゅうスタンスでっから

    気になんのは処遇やで
    中村奨成の時はフェニックスリーグから消したけど当局贔屓の上本はどないするんでっしゃろね? 
    見えてきまっせコレで。
    まあ仮に二軍落としてもほとぼり冷めたら一軍復帰もありそうやけど。

  3. アングリーレッド より:

    “赤”ならなんでも大好き、シャア少佐
    「見せてもらおうかハジメ!中村奨成と上本崇の女遊びの違いとやらを!」

    そして29日の開幕戦カープスタメン
    「2番レフト 上本~」

    ・・・
    シャア少佐
    「認めたくないものだな~」

    野間と上本
    果たして2024年カープ逆キーマンの2人の処遇や如何に・・・

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