沖縄でのオープン戦はまあキャンプの延長のようなものがあるが、3月1日のイーグルス戦からいよいよオープン戦も本格化することとなる。ここからはある程度内容にも勝負にもこだわらねばならないところだ。そもそも今のカープのように完成途上のチームに、負けていい試合など存在しないのだが。
昨日も少し触れたが、このスプリングキャンプの最大の発見は二俣と髙木だろう。数字上の結果もそうだが、それ以上に残した内容にインパクトがあった。そして昨年の期待値からの伸びが素晴らしいのである。あとは実戦向きなところを見せた久保と復活を期す林と健人だろうか。このあたりは、これから最優先で使われなきゃ嘘だ。
とにかく、強く振って長打が期待できるというだけでも観ていてワクワクする。昨年までのカープで辟易していたのは、当て逃げで単打しか狙えない非力なバッターの跋扈だったから、それを駆逐してほしいし、そうでなければいけない。そして、二俣と髙木には、なにかやってくれそうなワクワク感がある。特に髙木は、昨年の姿からみて、ここまで育つとは思ってもみなかった。
髙木に関していえば、しばらく目をつぶって捕手スターターで使えばよいのではないか。會澤の劣化著しく、磯村は永遠の三番手以上でも以下でもない現状、捕手の一軍枠も流動化しているし、しなければならない。髙木に目処が立てば、スローイングに難のある坂倉をファーストに回してもよい。さらにファームで鉄砲肩の清水と長打力のある持丸を鍛えて石原と競わせれば面白い。
二俣は、外国人の使い方次第だろう。私は少なくとも現段階での両外国人を全く信用していないが、正直無理して心中する必要もあるまい。今の二俣なら十分にその代替たりうるのではないか。確かにレイノルズがフィットするのが理想ではあるけれども、その保証はまだなにもないからね。菊池の休養時代替で使えれば御の字だと思ってる。シャイナー？8月までに打てればいいね。
もっとも正直言って、彼らがいきなりレギュラーを取ってなどという甘い期待はしていない。そもそも論として外国人と若手の伸びしろに期待する編成は、私が言わずとも間違っている。だが、何かを変えるという期待はしてみたい。それほ、当て逃げばかりで絶望的なカープのオフェンスからの脱却である。もう誰とは言わないが、それだけで5千万も6千万も年俸取らせること自体間違いだ。彼等が欠かせない存在？まさか。
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コメント
28日夕方、近くのショッピングモールで買い物をしていると、12年ぶりに同級の女性にバッタリ会った。「老けたなあ」と、女性には禁句だけど、まあ向こうも小学時代俺に「オッサン」のあだ名を付け拡散し、笑っていたような悪女なんでイーブンだわさ。それでも気まずくならない関係性ではある。引っ掛かったのはソコではない。その女性が12年前と全く同じ内容の話をしたので血の気が引いた。これは若年性認知症やな、と。
3.11の直前に来日していた米国のバンド、イーグルスの話題を再現。アンコール曲は「デスペラード」と決まっていて、ドン・ヘンリー(リードボーカル)が歌い始めたら、会場のファン全員がすすり泣きになる、と。
エッチャン(女性の愛称)、デスペラードの話、12年前に聞いたで。「えっ、嘘やん。他の人に話したと勘違いしただけよと」と言い張っていたが、他にも思い当たる節があるようで、「もしかして･･･若年性?･･･」と急に泣きそうになりうろたえた。とりあえず病院で、長谷川式簡易知能評価スケール受けてきーや、と伝えて別れた。
前置きが長くなったが、今、その「デスペラード」を聴きながら綴っている。俺は、イーグルスに嵌ったことはないが、「デスペラード」は確かに名曲やなぁ。
さて本題に入り、カープの二俣と高木は急上昇で、管理人さんの仰る通り。2人ともスタメンで使ってもらいたい。久保はインコース速球のさばき方が巧い。1軍に慣れたらやってくれそうな雰囲気はある。健人に関しては、大卒経由の社会人なので、即戦力が当たり前だと思ってた割に、ルーキーイヤーがパッとしなくて2年目は1軍昇格なしで2軍でも低迷。5月で27才になるし戦力外候補と、俺は言ってきたけれど、今年は吹っ切れたようで表情が明るい。開き直りがええなぁ。あの脱力打法、理にかなっている。野間と立場が逆転や。
奨成は「今年が最後のチャンス」という意識が強すぎて力みすぎ。健人のように開き直ればいいのに。俺なんか、全てにおいて開き直りの人生だから、突如いい子ちゃんぶる奨成に違和感がある。ダメ元で全打席ホームランを狙うくらいがちょうどいい。どっちに転んでも後悔のない1年にしてもらいたい。
イーグルス言うたら「ホテル・カリフォルニア」でんな。
あんま洋楽知らんからこの程度なんでっけど。