2日続けて、一連の報道については黙殺を決め込んだカープ球団。そして昨日の野球の神にしっぺ返しを喰らったような負け。今日の予告先発が斉藤優汰、相手は東克樹。これだけの要素が揃って、よくお客さんが900人弱も増えたものだと思う。もちろん誤差の範囲内とも言えるし、決して実数発表なんかしていないはずだからなんとも言えないが、カープファンって本当に莫迦みたいに優しいのかと思う。
そもそも私は今日もカープ球団が動かなかったことを確認した時点、公示を見た時点、スターターを見た時点と三度溜息をつき、結果どうにでもなればいいと突き放している。だから勝ち負けにはまったく興味がない。勝てた理由?東が肝心なところで崩れてくれただけ。敵将相川亮二がもっとドライな野球やっていたら、簡単に負けていたと思う。東と心中してくれたから勝てたまでである。
ただ、不幸はこっそりやってきて、知らんぶりして通り過ぎるものだ。そりゃやってる選手だって一連の報道を見て思うところがないと嘘だ(連座している選手はどうか知らないが。)。確かに懸命さは見えた。しかし、坂倉将吾が25打席連続ノーヒット、そして今日は結果こそ左右しなかったが森浦大輔が牧秀悟にホームランを喫した。コアとなるべき選手に結果が出ない、あるいは調子が戻りきっていないというのが現状だろう。
だから、今日勝ったからと言っても、それが明後日からの6連戦に繋がるという保証は何もない。しかもタイガース戦、ジャイアンツ戦と続く。今のカープに勝てる材料はあるだろうか。本当に自動小銃と三八式歩兵銃の戦いのようなものだ。敵いっこない。オフェンス陣はエトミデート疑獄で瓦解寸前、先発ピッチャーは疲労困憊状態の上に駒数が欠乏状態。そもそもどうやって戦うのだろう。
一応カープの現状の支配下登録枠は67人。3つまだ枠がある。補強をするなら本当に今だし、それだけ危急存亡の状態に追い詰められているのだが、なぜかカープは動こうとしない。早いもので今日は7月15日。補強ができる機嫌まであと16日しか残っていない。去年も外部補強を一切否定して辻大雅と前川誠太の支配解離でお茶を濁したのだが、今年はどうするつもりなのだろうか。
まあ、きっと河野佳の支配下復帰あたりで誤魔化されるだろう。他球団からの移籍補強を断固否定し続けてきたハジメとバカープファンにとって、現状は危機ではないということかもしれない。彼らはカープの勝利には居身がなく、自分がいかに「熱く」応援しているかということだけが善悪の判断基底なのである。だから補強をして強くなるのは「悪」なのである。そう彼らの顔には書いてある。
昨日の終盤だって、あれだけ酷い内容の試合にもかかわらずニコニコ笑って応援している向きがたくさんいた。今日もそうだ。彼らはきっと試合を見ていないのだろう。彼らの目的はカープの勝ち負けではなく、応援している姿の自己表現だとすれば全て合点がいく。そして、だからカープが腐るのだ。厳しい目で見るお客さんが少ないからこそ、のんべんだらりと野球をやるチームに成り下がってしまう。後藤のクマさんではないが、「みんな仲良くぼちぼちと」でしかなくなるのだ。
一応今日の試合についても触れておくと、点を取る野球が出来たから勝てただけだ。カルトファンが信奉する「投手を中心に守り勝つ野球」なるものが発動されなかっただけで十分だ。まあそんな物なんて実体がない砂上の楼閣なのにね。しかし、全体的に見れば、やっぱりつまらない。1点ビハインドのノーアウト二塁からセーフティ気味とはいえバントさせるような野球は過去の遺物である。昭和30年代の広商野球じゃないんだからね。いや、広商でも迫田穆成監督はもっとモダンな野球を志向していたと言うが。いずれにせよ、新井の野球は古くさい。こんな野球を見せて金を取るなんて考えられない。
まあ、カープファンが喜べるのは今日までだろう。ホームとはいえタイガース戦、どうやって勝つつもりなのだろうか。まさか戦力差は精神力で埋めるなどとアホなことを抜かすわけではあるまい。それ以前に、いかに週末とは言えふぉちらのホームか分からない応援熱量比となることは、請け合う。最初から最後まで「阪神タイガースの歌」が幾度となく流れるんじゃないかね。
それでも、カルトファンは満足だろう。応援している自分の姿に酔い痴れることで満足できるから。そして、「弱いときにこそ応援するのが本当のファン」などと抜かすんだろうな。ふざけんな。カープを弱くしたのはてめえらのせいだろう。ハジメと共犯になってチームの弱体化を推し進めてきたんじゃないのか。嘘だとは言わせない。いけない、言葉が汚くなってしまった。でも、どうにも彼らだけは許せないのだ。
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