うららかな陽気から暑いくらいの気候となった広島。朝から傍聴券を求めて300名以上もの人が裁判所に訪れたらしい。そのお目当ての主は、もちろん羽月隆太郎。今日第1回公判が行われ、そのまま拘禁刑1年、執行猶予付きの判決で終わった。1回で判決まで行くのは異例だが、おそらく大規模警備を何回もやりたくないという判断と推測される。これで終わると、私も思っていた。
ところが、午前11時30分頃に大きく情勢が動いたようだ。羽月の放った最後の一撃は、プロ唯一の本塁打となったナゴヤドームでのグランドスラム以上のインパクトとなった。被告人質問の中で、カープの選手のエトミデート施用実態を明らかにしたのである。要するに、羽月だけじゃなかったのである。まあだから云ったじゃないのというところだが、この影響は大きいようだ。
この証言は弁護側の質問によって出てきたものという。これが何を意味するか。要するに弁護側は最初から羽月のこの証言を引き出す目的だったということだ。羽月が検察官や裁判官の誘導に乗ってぽろっと漏らしたのではない。この問題は羽月だけじゃないぞというのが、最初から弁護団の弁護戦術だったのである。すなわち、カープが混乱しても知ったことかということだったのだろう。
そりゃ羽月からしたらそうだろう。去る1月28日に逮捕されて以来、カープ球団からボロ雑巾のように捨てられたのである。もちろん元は身から出た錆とはいえ、カープ球団はこの問題を羽月ひとりの問題として切り捨てようとした。そういう仕打ちを受けてそのまま引き下がることは出来ないということなのだろう。これで、球団の説明が全部嘘であることが明らかになったのである。
正直、こんな中でカープ球団はよく今日の試合をやった者だと思う。本来なら、いくらアウェイだとは言え、タイガース球団に頭を下げて中止にしてもらうのが筋というものだろう。ゾンビたばこというから軽く聞こえるのかもしれないが、実態は指定薬物の違法な施用である。マリファナや覚醒剤を使ったのと変わらないのだ。しかも一部とは言え集団で。こんなチームがプロスポーツ興行なんて、ちゃんちゃらおかしい。実態解明まで活動自粛が筋だろうと思う。
それでもキヨアキはさすがに表に出てきて調査のようなものをやると行ったらしいが、噴飯物だ。内部調査なんて屁の突っ張りにもならない。第三者を入れて徹底的にやらないと駄目だろう、本当なら。要するに、やる気はないということだ。いずれ莫迦なファンは忘れてくれるし、また反社まがいの親衛隊を使って抑えればいいだろうと思っているのが分かる。
ハジメ?出てこれないんだよ、きっと。何度も言うけれども、指導者が表に出なくなったら生命の危機がある可能性が高いというのは独裁国家の情勢分析の常道である。まあ、仮に出てきたとしても、なにもやらせてはいけないと思う。はっきり言って、真っ当な組織だったらカープは今頃活動停止、社長引責辞任が相当だ。ハジメはもちろん、松田一族は退場しないといけないはずだ。
ちなみに今日の試合は、意図的に無視した。結果が目に入ったのでヒーローインタビューだけは見てやった。ひたすら明るく振る舞い、かつできるだけ今回の問題には触れまいとする栗林良吏の苦しい胸の内だけが伝わった。痛々しいとしかいいようがない。試合の感想?ピッチャーが完封しないと勝ち負けにならないようなチームは終わってるんだよ。以上。あ、辰見鴻之介くんプロ初安打おめでとう。しかしこれも、あえて菊池涼介を下げたというのが少しく引っ掛かるけど。
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