たとえオープン戦であろうとも。

スポーツ

世の野球ファンを自称する御方々の中には、オープン戦について重大な考え違いを起こしている向きがあらせられるようだ。それを今日は解き明かしてみたいと思う。私だってかれこれ、一生懸命野球を見るようになってからでも四十数年経っているから、少しくらい考えていることをいってもいいだろう。まあどうせたいしたことではないが。

まず前提として、オープン戦は調整の場である。勝ち負けというのは余り重要視されない。カープではないがオープン戦は十連敗くらいして公式戦ではきっちり順位を上げた例もある。むしろほどほどがよいかもしれない。最後に日本一になった1984年のオープン戦は結局勝ち越し1点で、殊に阪急ブレーブスに0勝7敗1分けという記録が残っているくらいだ。一方で翌1985年はオープン戦14勝2敗と無双だったが、結果は言うまでもない。

しかし、オープン戦は白星より内容かといわれれば、違うと思う。そもそも白星を挙げるという営み事態が意義深いものであり、公式戦へ向けてのモチベイションアップになるべきものだ。一方で、敗北という結果はやっぱり選手にとってはストレスであるはずだ。それがないチームというのは、もはや終わっているのである。

だから、オープン戦の白星はさほど重要視しなくても良いというのは、目先の白星を追っかけるだけの野球をしてはならないという程度の意味でしかないのだ。オープン戦であろうと、勝たねばならない、勝ちを目指さなければならないというのは同じなのである。その前提を分かっていない人の、なんと多いことか。だって、プロ野球選手の参稼報酬には、2月分も3月分も入っているのだ。その期間だけど腕もいいというのは、理屈に合わない。

そもそも論として、オープン戦というのはお金を取って見せる興行である。最近ではずいぶん減ったが、不断試合をやらない地方球場での試合もある。まさに見に来るお客さんにとっては一期一会なのだ。私は姫路と明石でカープのオープン戦を4回見たが、どれも記憶に残っている。そこには、公式戦じゃないからという補正は存在しないのだ。

よって、たかがオープン戦と言っている向きは、私に言わせればたいそう頭が悪いですねえといわざるを得ないのだ。オープン戦と公式戦の違いは、タイトルがかかっていないと言うだけである。ペナントレースに向けての調整の場というのは正しいが、負けてもいいという理由にはならないのだ。まだ公式戦じゃないから少々の負けは仕方ないよねという程度にとどめなければならない。

ましたや、今のカープは弱い。話にならないくらい弱い。しかし、弱いチームが成り上がるひとつの方法は、白星の魔力にすがることである。全力で戦って勝つという結果を出すことによって、チームの底上げが出来るのだ。成功体験を失った者は、いとも簡単に駄目になる。例えば大学受験だってそうだ。本命一本必勝なんてよほど運がよくないとあり得ない。ある程度の成功体験が勝利へのロードマップだったりするのだ。

で、明日からのタイガース戦。藤川球児はちょっと訳の分からないところがあって何とかと紙一重のようなところがある。しかし、普通の感性があれば全力でカープを潰しに来る。なぜなら、今年もカモになってもらわねば困るから。そのためには、今潰しておかねばならないのだ。なんでも先手必勝、最初に叩くに限るのである。

逆に言えば、カープはこの2試合必至になって殲滅戦をやらねばならないのだ。きれいに勝つなんて甘すぎる。こいつらなんか違うぞと言うことを思い知らせなければならないのだ。そのためには、オープン戦だろうとなんだろうと結果を出さねばならない。自分たちで結果を出して、やっと俺たち違うぞと思うことが出来るのだ。2016年の鈴木誠也の3連発なんてその象徴だ。

繰り返すようだが、相手が殲滅戦で来るのだったら、こちらも殲滅戦で返さなければならない。明日からの2試合を調整でなんて思っていたら、とんでもない大敗を喫するだろう。それだけの覚悟が新井貴浩にありやということなのである。まあ、きっとないだろうな。去年相手が手元すっぽ抜けの死球に乗じて岡本駿を潰しにかかろうとしたのを守れなかったしね。

それに、一群だろうが二群だろうが、エトミデート疑惑に連座している選手は気が気じゃないだろうな。今のところ操作は慎重に行われているのか、新たの動きはないようだが、私の接した情報によると羽月ひとり挙げて捜査は終結hというわけではないようだ。必ず次がある。それはきっと開幕前までにと思っていたのだが、どうやらその限りではないのかもしれない。

ほんとうに、このままだったらシーズン中にスタジアムに警察が入るなどと言うことも考えざるを得ない。かつての「黒い霧」事件の時はそうだったようだ。そうならないことを祈るのだが、なんとなく状況証拠がそうなりそうなことを雄弁に物語っている。まずは明日明後日の本隊帯同メンバーがひとつの鍵になるだろうと思っている。

人気ブログランキング広島東洋カープランキングサンフレッチェ広島ランキングにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村にほんブログ村 サッカーブログ サンフレッチェ広島へにほんブログ村PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました