石本秀一氏(初代監督):しかしまあカッちゃん、今年もとうとうこの日が来たんよのう。毎年毎年盛況になって、ええような悪いような。
白石勝巳氏(第2代監督):そうですねえ。もはや私の部下だった世代だけじゃなくて、それより下のもんが続々とこちらに来てますから。いいのか悪いのか、ねえ。
石本氏:しかしのう、去年のザマも酷かったが、今年はほんまにあれなんや、2度も大負けしやがって、やる気あるんか、あのバカタレどもは。
白石氏:お言葉ですが、今それを堂々と言えるのは御大だけですよ。今やカープOBの自称評論家は太鼓持ちばっかりで、厳しいことのひとつもいいませんから。
長谷川良平氏(第5代監督):それも時代の流れなんですよね。昔はどこでもそうでしたけど、厳しいお小言を言ってなんぼのところがあったんですけどねえ。
三村敏之氏(第13代監督):大下さんまでなんですよね、それが出来たのは。でも今はすっかり駄目になってしまってますし、ましてその後の世代は・・・
高橋里志氏:いわずもがなですよ。みんなハジメに睨まれて、厳しいことがいえない。私もそうだし、西田なんかもそうですから。ペイみたいにうまく立ち回れなかったんでねえ。
北別府学氏:耳が痛いです。私もそれなりに頑張ったつもりですけど、なかなか世の人には響いてくれなかったようで。山内とか天谷とか、甘口解説が罷り通ってますよね。
長谷川氏:地上界の管理人に言わせたら、私やら金山さんやら大石清やらがいた頃が一番良かったと言うてるようですなあ。森永はもの足らんかったと。
森永勝也氏(第8代監督):いやあ、私は話が下手だったもんですから。それに、神田康秋くんが弁が立つから余計に目立ったんですかねえ。
古葉竹識氏(第10代監督):でも森永さんはちゃんと言うべきことは言うてましたよ。本当に平成10年前後からじゃないですか。おかしくなったのは。
根本陸夫氏(第7代監督):古葉ちゃんが東海ラジオで解説をやってたということに違和感を感じるファンも少なかったからねえ。それだけみんなハジメに籠絡されていたということだよ。
関根潤三氏:あのね、本当に根本さんの言うとおりなの。私だって同じ系列局で解説やりながら、かわいそうになあと思ってましたよ。
別当薫氏(第8代監督):結局諸悪の根源はすべてハジメなんやな。それこそ言わずもがなやけど、今のカープのていたらくも含めて全部が、なあ、耕平。
松田耕平氏(先代オーナー):別当くんにそれを言われると、私は立つ瀬がないな・・・奴がこちらに来たら、きっとしごうしてやりますんで・・・
根本氏:まだ廣岡はこっちに来ていないけど、来たら真っ先にあんたが説教されるよ。それに、あのとき別当さんじゃなくて、やっぱり鶴岡親分に監督になってもらった方が良かったんじゃないかね?
松田耕平氏:あの、なんでその話を管理人が・・・
根本氏:国貞からこの話を聞いたらしい。彼が店を閉める前によく通って話を聞いてたからな。
石本氏:まあ、昔の話はええ。それより今年は長嶋茂雄が来て天上界も賑やかになるかと思ったら、そうでもないどころか、案外静まりかえってるな。ジャイアンツ界隈が。
白石氏:そこは私が言いますけど、この期に置いてまで川上哲治と長嶋茂雄がいがみおうてるみたいなんですわ。長嶋の後ろには渡邊恒雄がいて、一方の川上は正力親子を味方に付けて、なんか二分されてるみたいです。OB会が。
石本氏:しょうもないのう。水原や三原はなにをしてるんや。仲裁できるのはあいつらやろうに。
阿南準郎氏(第11代監督):三原さんならバファローズOB会でお見かけしました。なんでもこの後水原さんと合流して「フライヤーズ・ファイターズ合同OB会」を仕切るとか。
河村英文氏:三原さんはとっくにジャイアンツのことなんて見切ってますよ。水原さんも相当恨みがあるらしいですし、ウォーリーらと一緒に「反ジャイアンツOB会」を作るとかなんとか。
白石氏:その話ならわしも聞いた。御大はどうなんですか?タイガースも吉田の奴がこっちに来て、村山や小山なんかとの関係は大丈夫なんですか?
村山実氏:(突然登場)それなら大丈夫です。タイガース界隈どころか、プロ野球OB界に石本御大に頭の上がる人はおりません。全て御大が一喝したら終わりです。
白石氏:そりゃあの鶴岡さんだって御大の前では直立不動だからね。いっそのことジャイアンツOB会に乗り込まれてみてはいかがですか?
石本氏:勘弁してくれ。わしゃあの空気は苦手なんじゃ・・・
清川栄治氏:それよりなんで村山さんがこちらに来はったんですか?広島との縁はなさそうなんですけど。
水谷実雄氏(初登場):キヨは知らんかもしれんが、昔広島テレビ制作の全国ネットはムラさんが解説してたんだ。当時は讀賣テレビの解説だったですよね?
村山氏:そうや。当時は讀賣テレビ制作の中継は少なくてな、広島戦が全国ネットの出番やったから。濃人渉さんには申し訳なかったけど。これも一宿一飯の恩義、ちょっとだけ混ぜさせてもらえませんか?
別当氏:そんなことを言うて、吉田の顔を見るのを避けたいだけなんやないか?
石本氏:まあまあ、吉田にはまたよう言うて聞かせるから。話も長うなったから、呑もうや。今年も佐々木久子女史の御尽力で、銘酒銘醸が揃うてるしな。
津田恒実氏:はいはい、そうなったら我々の出番ですよね。
木村拓也氏:どうしたんですか今年は。例年かったるそうにしてたのに。さては直属の上司が増えたからですね?
望月一氏:相変わらず分かりやすいですよね。もし大下さんや安仁屋さんがこちらに来たらもっと真面目になるんじゃないですか。
河野昌人氏:それがですね、ことしはどうしても司会をやりたいと仰る方がいらっしゃいまして・・・
根本氏:どうしたどうした、みんな改まって・・・なんだ、キヌじゃないか。どうしたんだよ。
衣笠祥雄氏:いやね、管理人の手違いでここまで話に入れなかったんで、是非ここはひとつ盛大に場を盛り上げさせていただきたいと・・・ジンちゃんも来たし、いずれコージも来るだろうから、その時には我々の世代で盛り上げさせてもらいたいんですよ。
石本氏:それはそれで楽しみじゃのう。それではまあ、乾杯と行くか。
衣笠氏:乾杯の御発声はやっぱりジンちゃんでしょう。井上弘昭も遅れてくるとのことですので、盛大に盛り上がりましょう。
一同:かんぱーい! CHEERS!
衣笠氏:今日の趣向は、生誕百年を迎えられた桂米朝師匠と、その一門会です。枝雀、ざこば、可朝、歌之助、吉朝、雀々、喜丸・・・さらに先代米團治師匠も特別参加されます・・・
(そして今年も盛り上がりのもと宴は続く)
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