天使:さて、中山大障害とホープフルステークス、阪神カップでオケラになり、性懲りもなく有馬記念や東京大賞典に夢をかけて自分で首を絞めようとしている皆様、いかがお過ごしでしょうか。
悪魔:これを聞くと、年の瀬が来たなという感じがするな。でもな、そんな憎まれ口叩いとったら今に刺されるで、ほんまに。
天使:仕方ないじゃない、本当のことなんだから。競馬は管理人みたいに純粋に見るに限るわよ。
悪魔:そうなんやけどな、植木等も歌うてるやろ、♪馬で金儲けした奴ぁないよ、わかっちゃいるけどやめられねぇ、って。
天使:それに比べて管理人は生まれ変わったのかしら。午前中は早起きしてウォーキング、午後はお茶を飲みながらベートーヴェンの交響曲第9番を聞いてるんでしょ?変われば変わるものねえ。
悪魔:そりゃ命には代わるものはないからな。健康に過ごすからこそ破戒が楽しいとか訳の分からん理屈こねとったが。
天使:まあそれはいいわ。第九は何を聞いてるのかしら。確かCDは何枚かあるでしょ?
悪魔:それを大晦日までハシゴするらしいぞ。まずはレニーとヴィーン・フィルのライヴ盤、次はオットー・クレンペラーとフィルハーモニアのライヴ盤や。
天使:ずいぶん渋いところから攻めるのねえ。普通ならやっぱり帝王カラヤンからじゃないの?
悪魔:それだけやないで。ケーゲル、チェリビダッケ、ブリュッヘン、ハーノンクール、朝比奈、そして神様フルトヴェンクラーもある。どれを大トリにするかは、検討中らしい。
天使:なかなか集めたものねえ。そういえば大トリで思い出したけど、紅白の大トリがミセスですって?あり得ないわ。なんであんな軽量が大トリなの?
悪魔:管理人も同感やけど、要するに彼奴らは大きな力に守られて実力以上に評価されてるんやろな。あんな軽佻浮薄で刺さらん音楽、どこがええもんかいな。
天使:1978年に百恵ちゃんとジュリーが紅白のトリをとったときも、ずいぶん言われたんでしょ?
悪魔:あんたもまた古いことよう知ってるな。そのとおり、紅白のコア視聴層にはあまり気に入られなかったようやな。
天使:まあMISIAだって、ちっともいいとは思えないけど。なんでもっと素直に歌えないの?妙にこねくり回した歌い方して。
悪魔:それがいいと思ってるんやから仕方ないな。彼女ももう賞味期限切れやろ。
天使:そういえば、他に誰がトリを取れるかといったら、ちょっと怪しいのも確かよね。
悪魔:トリをとって華になる歌手をみんな追い出したからな。全部周防の意向やろうな。
天使:なんであのジジイも死なないの?いい人ばっかり早く死んで、困ったのばっかり長生きしてるじゃない。ハジメちゃんとかも。
悪魔:兼好法師さんも言うてはるけど、「命永ければ辱多し」というのはある意味真理や。長生きするとその人の悪い面ばかり強くなる傾向があるのは確かやな。
天使:それに、特に俳優さんや歌い手さんは「老い」に抗えないというのは事実よね。
悪魔:裕ちゃんやお嬢は五十そこそこで天上界に行ったから伝説になってる面はあるからな。五木ひろしほどの歌手でも今はかなり辛くなってきたし。
天使:そう言えば管理人はひばりさんや裕次郎さんの享年をとっくに越えてるのよね。ならもうあっちに行ってもおかしくなかったのかしらね。
悪魔:おいおい、縁起でもないことをいうな。確かに三途の川のほとりまでは行ったけれども、本人は120まで生きると真剣に言うてるんやから。
天使:だからこそ「歓喜の歌」をはしごしてるわけなのよね。
悪魔:うまくまとまったな。ほんまに、「おお友よ、このような野球ではない!もっと心地よい野球を求めようはないか。もっと喜びに満ちあふれた、楽しい野球を!」かな。
天使:ところで私たちの出番も、年内は最後となるようです。相変わらずのご愛顧、まことにありがとうございます。
悪魔:相も変わらず管理人が言いにくいことがあると引っ張り出されるということになるようですが、来る年の皆様のご多幸をお祈りいたします。
天使:また新年は松の内から引っ張り出されるのかしらねえ。
悪魔:きっとそうに違いない。まあええわ、例によって遅まきながら忘年会といこか。今年は「とりけん」で宮崎地鶏にカレー鍋でどうや・・・・・・(TENSHI and AKUMA will be back soon……)
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