ひさびさ、ある鯉党のなきごと。

つれづれ

何度も書いているところだが、私の目標は2069年6月26日にこの場で口上申し上げることだ。今の仕事の退職なんて通過点くらいにしか思ってない。なんか職場では退職が近づいた人向けのセミナーがあって、今年受けさせられるようだが、正直大きなお世話だ。やりたいことは山ほどあって、その阻害要因は仕事そのものなのであるから。

しかし、それは健康な心身あってこそだ。すでにメンタルの病を持っているところだが、フィジカルの健康は自信があった。これまで内臓機能で引っかかることはなかったのである。軽い脂肪肝と脾腫はあるのは分かっているのだが。

ところがこの度の人間ドックで、腎機能がおそらく要精検になりそうな気配だ。クレアチニン値異常と尿蛋白の合わせ技一本になりそうだ。で、それを聞いてからというもの、背中に痛みを感ずるようになった。気のせいかもしれないが、どうも気持ちが悪い。

さらに恐れているのは、心電図に所見があるらしいことだ。明々白々に悪いのではないようだが、心臓の専門医に見せると言っていた。これまた気持ちが悪い。加えて、胃カメラの結果によるといわゆる「パレット食道」ができているようで、癌化のリスクありと言われた。まあだからこそ人間ドックの意味があるのかもしれないが、病の札をたくさんぶら下げて歩くようで、面白くない。

私の父はまだ健在だが、循環器系の病気を持っている。そして母方の祖母、外孫なのに実の孫のように可愛がってくれた祖母は胃癌で亡くなった。そういうことを併せ考えると、きっと今回の所見はやばいことになるのではないかと思ってしまう自分がいる。セカンドキャリアどころか、そこに行き着くまでに終わってしまうのではないかとさえ考えてしまうのだ。

私は兼好法師のように命長ければ恥多しなどと思っていないし、人並み以上に死は怖い。とにかけ長生きしたいと思う。奇しくも同じように70前後で亡くなった母方の祖母と母のことを考えるとさらにその思いを強くする。しかし、天命により強制終了させられるのは避けようがない。でもそれに抗いたい。

とりあえず今できることは、内科と循環器科の名医を探すことだ。内科はこれと思う人がいるのだが、循環器系はこれまでノーマークだったので、さあどうするか。

しかし、カープの復権を見るまでは、いや少なくともハジメより先には死ねない。だから必死で生きたいと思う。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    「日本の検査は丁寧で、精度が高い」という評判で、中国や東南アジア諸国から、わざわざ人間ドックを受けに来る人も増えているという。アジア圏だけでなく世界的に見ても、日本の健康診断は非常に高いレベルにある「らしい」。何で「らしい」を付けたかは、検査の精度が高い一方で、過剰検査、過剰診断・過剰治療のリスクもある他、LDL(悪玉コレステロール)や高血圧の基準値が欧米諸国と比べると厳しい。ていうか、病院送りにするために基準値を低めに設定している、という穿った見方もできる。LDLは基本的には、体にとって必要な役割を果たしているし、加齢と共に血圧は上がるんです!

    欧米がとっくにやめた検査として、胸部X線検査と単発の心電図検査を日本ではルーティンのように何十年も続けている。欧米諸国では、肺がんのスクリーニング検査として胸部X線検査は推奨できないとしている。かわりに、特定の年齢のリスクのある人に低線量肺CT検査を行うことが推奨されている。ただし、通常のCT検査はX線よりも被ばく量が多い(胸部CT:約6〜8mSv:X線の70~350倍の被爆)ので、頻度には注意が必要。
    また、単発の心電図はその瞬間、数秒間の心臓の電気信号を検出するだけなので、残念ながら時々出るような不整脈はほとんど捉えることができない。1日1回以上出る動悸が不整脈によるものかを調べるには、1週間にわたり24時間装着する「ホルター心電図」が必要になる。

    そもそも、英国米国には集団検診がない。かかりつけ医の判断で健診の可否を決める。

    私的な事例で申し訳ないが、低血圧症で20年ほど前は、昇圧薬フェニレフリンの点滴を出勤前に打って出社していた。2年ほど続けたが改善されなくて、運動不足なんじゃないですか、とかかりつけ医に指摘され、ジムに通うことにした。で、何かに取り組む場合、徹底的にやってしまう習性があり、毎日欠かさず筋トレやエアロバイクに加え水泳を40~50分。これを半年皆勤賞で継続したら、エアロバイクで脈拍が190bpmに上昇し、全てのメニューを終えた時の下の血圧が38mmHgまで下がり、トレーナーから緊急に医師の診察を受けるように指示され、当面の間休んでくださいと、実質上コナミスポーツクラブのフィットネスから出禁を喰らった。

    で、たまたまその当時(十数年前)、小林繁氏(元讀賣&タイガースの投手)が、心筋梗塞による心不全で死去、というニュースをみていたら、急に胸が締め付けられ呼吸がしにくくなり、救急車を呼び病院に搬送された。とりあえず単発の心電図検査を受けたら、「ブルガダ症候群(突然死のリスクがある疾患)の波形がみられます。緊急入院です!ホルター心電図を装着します!」と。で、1週間24時間ホルター心電図を装着の精密検査を行ったが、結果は、心臓疾患の所見は認められず、おそらく突発的なパニック障害が起こったのでしょう、と。オイオイオイ、ブルガダ症候群の診断はどこに行ったんや?(ちなみに小林繁氏はブルガダ症候群だった模様)

    まあ、日本の過剰医療ってこんなもんでっせ。

    それ以降、強制の集団健診の結果は適当に流し読みする程度で、強制力がなくなった10年前からは、1回も健診を受けていない。

    また、ステージ4の癌と診断された人が「好きなことに没頭する」「感情を解放する」「生き方を根本的に変える」ことで、医学的には説明が難しい寛解を遂げた事例が世界中で報告されている。これは「奇跡的寛解(Spontaneous Remission)」や「劇的寛解(Radical Remission)」と呼ばれる現象だとか。

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