昨晩はまるまる10時間寝てしまったにもかかわらず、1時半くらいからまた昼寝してしまった。気がついたときには2−1から4-1になっていた。どうもこのところ疲れていていけない。あるいは身体が悲鳴を上げつつあるのだろうか。そういえばこれを書く少し前には胸が締め付けられるような痛みがあった。
まあそれはさておき、野球は点取りゲームだから8点も取れば勝つ可能性は高いようにできている。今日はそのとおりになっただけであって、別にどうということもない。しかし、8点リードすら信用できなかった。それはもちろん前のエスコンフィールドでの失態があったからだが、それと同じことを新井がやったから呆れるのだ。
新井の一番だめなところは、大量リードしたり逆にされたりすると、すぐメンバーを落とすことである。何度もいうようだが、これは昭和後期のセンスだ。現代野球にセーフティリードなどないといっていい。これもまた、誤った「守り勝つ野球」概念のなせるわざだろう。
さらに言うならば、今のカープ、スターター以外のベンチ入り選手が悲しいくらい打てない。今日のスターターを基準とすれば、奨成を除いたら話にもならない。秋山だってヒットが出る予感がないのだ。ならば、大幅に入れ替えるべきではないか。それをしないのは、おかしい。
前のファイターズ戦では、6回にもかかわらずほとんど戦術上無意味な上本起用がターニングポインになってが、今日も8回に懲りずに上本を出したら失点した。因果関係は確かに分からないが、そういう目に見えないものを無視してはいけないのだ。ツキのないときには引くのは勝負事の鉄則である。
もうひとついえば、継投もクエスチョンだ。6回島内のあとに7回中﨑もはて?と思ったが、8回益田もわけがわからない。交流戦残り2試合でこれが空けると4日間休みがあることを考えると、どうだったかなと言う気がしてならない。それに、今日明日(なんなら昨日も)は絶対に落としてはいけない試合ではないか。ならば、勝負手の連続でなければならなかったのである。
今年の交流戦も明日で終わるが、感じたものは徒労感のみだ。まっとうな指揮官だったら今どきぶっちぎってセントラルの上に立ててたよなという気がする。そういう意味では、やはり新井はハジメの代言人にすぎないといえべきだ。なんかハジメが遠隔操作で采配してるのかと思えたことも、たくさんある。
昨日の試合は、NHK広島のローカル中継で緒方孝市がでていたが、至極まっとうなことを言っていたし、ダメなことにはきちんとダメ出しをしていた。同じ監督経験者でも野村謙二郎とは大違いである。それを采配に表現するには不器用すぎたのかなという気がしてならない。まあ、彼は彼でいろいろ勝負師としては限界はあるのだが。
話が逸れた。どうやら今年もカープファンは寝苦しい夏と対照的に寒い秋を覚悟したほうがよさそうである。腹くくって極悪興行主ハジメの展開するプロレス擬きと割り切るならば、別だが。
そういえば今日は夏至だ。明日から少しずつ夜が長くなるんだな。






コメント
ベンチメンバーの20代が奨成、羽月、石原のみで、後は引退間際の使えない30代ばかり。老人ホームみたいで泣けてきます。
前の方が指摘しているように、カープってここ数年、ベンチメンバーが老人ホーム化してるんだよね。俺は老人サロンと表してきたが、どっちにしても活気のないヨレヨレメンバーが多数入り込んでいると白ける。
じゃー、スタメンはどうかといえば、助っ人2人がそれなりに働いているから、ここ数年の中ではマシに映るけれど、実質は進化も変化もない。
これはもう数年来飽きるほど指摘していることで、助っ人を含め、二線級あるいは不調な投手が緩い甘い球を放ってきた時しか打てない。ファビアンなんて完全に緩い球待ちであり、速いストレートは捨てているからなぁ。2打席連続アーチにしても、ストレートに詰まってバットが折れ何とかファールで逃れているにも関わらず、勝負球にど真ん中の変化球を放るピッチャーが低脳と言うしかない。3本目のヒットにしても、ど真ん中の緩い144㎞ストレートに詰まってるからね。それこそ正真正銘のホームランボールなのに単打で終わってるから、余程ストレート打ちが苦手なんやろう。140㎞台後半を投げられるピッチャーなら、全球ストレート勝負にすれば、ファビアンはどう対応するか見もの。
ハム戦だったっけ、1イニング6得点した時にヒットを打った各打者の球速と球種をスポナビの一球速報で調べると、1人が143㎞の緩い真ん中ストレートを捉えた以外は、全員130㎞台の緩い甘い変化球だったからなぁ。
こういうのに騙されて、カープ打線は昨年までと違う!変わった!と感じているファンが多いのだろう。
大盛に関しては、好結果が出ているのは事実だけれど、俺から見ると、以前と大きく変わったようには映らん。元々2ストライクを取られるまではインコース狙いのフルスインガーで、セントラルの投手は、スプリット系で落としたり外角ストレートで追い込んで3球目は適当に投げても大盛がへっぴり腰でボール球を振ってくるので安パイだった。ところがパシフィックの投手は、大盛の傾向を理解していなのか、初球や2球目にインコースやや高めに放るので、そこしか打てない大盛にやられてしまっている。まあ、リーグ戦に戻っても現状を継続できるようなら覚醒したことになるが、安パイに戻った時に、大盛スタメンをどこまで続けるか?パターン化されている打者は、パターンを変えられたら脆い。
どっちにしても、カープ打線の基本は、緩い甘い球打ち専門なので、一線級投手をいかに攻略できるか?にかかっている。