昨日の天気予報どおり、今日は早々に中止になった。もちろんこれを書いている現在(試合開始予定時刻3時間前)で本降りの雨だし、予報はもっと悪いので仕方あるまい。もちろん、由宇のウェスタンも中止である。強欲ハジメにしては、中止を打つのが珍しく早い。しかし、理由は以下のとおりだろう。
昨日の試合は29000人入ったようだから、今日の試合もそれなりに前売り券は売れていたと思しい。しかし、ここのところの試合、しかも昨日の試合を受けて今日こんな中強行したら、きっとお客さんは来ないだろう。それが珍しくハジメが早々に中止を打った原因だろう。まあ、所詮金の亡者である。しかし、振り替えとなって試合が開催される頃に、カープがどんな位置でどんな野球をするかは、わからない。
しかし、昨日も少し触れたとおり、一軍もいい加減まずいと思うが二軍はかなりまずい。今週の4試合、すべて投手陣が炎上している。火曜日からの対くふうハヤテ3連戦。初戦は佐藤と髙のリレーで4点リードを守れず逆転負け。2戦目は先発日高が4失点。3戦目は常廣が6回7失点。2戦目こそ打線の奮起で逆転勝ちしたが、なんせくふうハヤテ相手にこれではいかがなものかと思っていた。
そして昨日。アドゥワ、髙橋が打たれて1-13。前の3試合との違いは、投げた投手の格。そりゃ不出来な日だってあるだろうが、アドゥワや昂也くらいの格なら何とかしてほしいと思う。それがままならなかったのは、果たして一過性のものなのだろうか。
いや、投手だけならまだしも、この4試合進むにつれて、オフェンスのモラールが落ちているような気がする。くふうハヤテ戦はみんなそれなりに頑張っていたようだが、昨日はついに3安打、得点はラミレスのホームラン。しかも相手投手は先発こそ昨年ドラ1の草加だが(ただしトミー・ジョン手術明け)、後は1軍実績がないか乏しい投手に抑えられたのである。
もちろん、昨日の試合の前には、一昨日のあの佐々木泰へのバント指令があった。果たして因果の流れがあるかは分からないが、それが影響しなかったと100%言い切れるだろうか。ただでさえ今ファームにいるバッターにはそういう意味で虐げられている(と感じても不思議ではない)バッターが多いのだ。唯一打ったのがラミレスというのもまた示唆的だ。
蓋し、かなりまずい。というか、かなり殆い。
昨日の一軍の試合では、1点ビハインドの8回裏先頭打者だった矢野に代打を送った。もちろんその代打が野間というのもまた別の意味で示唆的なのだが、ここにきて矢野だって聖域ではないというアリバイ作りを始めたように思う。そして今日の中国新聞では、小園ショート起用に前向きであるかのような記事を残している。下等霊長類なりにさすがにまずいと思ったのかは、わからない。
思えば昨日の攻撃はわずか4安打。オフェンスの反応が極めて鈍かった。これが本当に一昨日の延長11回裏から引き続くものかはわからないが、やはり繋げて考えたくもなってしまう。そしてこれを書いている時点では予告こそされていないが、明日の相手先発はきっと東克樹だ。このままだと、また捻り潰されてしまう。オフェンスというものを真剣に考えていないこのチームでは。
今の広島の雨は今晩には上がり、明日は天気が持つようである。でも、このままだと厳しい。雨で流れないなら思い勝った変わり身を見せないといけないと思うが、できるかな。無理か。
ほんとうに、カープ界隈における野球というものに対する認識は歪んでいる。なにか、倫理主義的、道徳主義的なのだ。所詮と言ったら語弊があるが、スポーツのゲームなんだし、もっとやるものも観るものも楽しくなるような方向で考えられはしないものか。






コメント