これまで競争だとか変革だとか心にもないことを言い続けてきた新井だが、ついにその本心が出たようである。渡邉悠斗、内田湘大、佐藤啓介を二軍に落とす決定をしたようだ。本当にどうしようもない。こういう選手を鍛えないで何が「変化」か。そんな思いはこれっぽっちもなかったという証左である。
確かに、今の貧打ぶりは絶望的である。だからといって、今二軍にいる役立たずのヴェテランどもをあげてきて何ができるものか。野間?上本?松山?田中?結局こういう「当局の推し」が優遇されるんだろう。そして貧打に輪をかけ、さらに絶望的なことになるのは目に見えている。
そもそも、貧打の原因は簡単だ。今の一軍のオフェンス担当コーチに何ができる。あんなでたらめなコーチがいること自体誤りなのであって、どんな有望な素材がいたところで全部スポイルされるのは目に見えているのだ。要するに、死神への隷従の道をまっしぐらなのである。
さらに、忌まわしき佐々岡政権以来、オフェンスの充実を否定し、自滅的な「守り勝つ野球」などというものを推し進めて来てしまった。それを見ている今のカープの選手が、新井がいくら笛を吹いてもうんともすんとも動かないのは当然の理だ。
要するに、今オフェンスに結果が出ない理由は、すべて己にあるのだ。それから目を逸らし、やれ若手の伸びが足りないのと言うことは、天に唾するにも等しい所業である。それを理解できないのは、そうとうおめでたいファンであるということだ。
別のWeb記事で、日曜日の試合で小園が走塁死したあとに白い歯を混ぜていたのを咎めた野村謙二郎の談話があったが、これも筋違いもいいところだ。それだけチームが緩んでいるというか、ひとつになっていない証左である。そして、その原因は選手よりも組織にあることを指摘できない野村謙二郎の単細胞ぶりも指摘しなければならぬ。
まあ、このままじゃカープは歴史的失態を見せることは間違いない。そのときに、もの知らぬカープファンはどうするのか、ある意味見ものだ。そのときに初めてだまされたと叫ぶんじゃおめでたすぎる。まあ、一生ハジメについていく下駄の雪なのかな。それがヒロシマ神権政治の成れの果てなんだろうね。
しかし、まだオープン戦だ。いくらでも変われるチャンスはある。それを摑むも逃すも、新井と選手次第なんだろう。まずは、ベイスターズ戦のスターターを見守ろう。役に立たないヴェテランが出てきたら、もはやそれまでと思っていいかもしれない。






コメント
おっしゃるように危険な雰囲気ですね…。
緒方さんに戻っていただくのはいかがでしょう?