テレビ「サザエさん」の年末の鉄板ネタに、こういうのがある(今もやってるかは見てないので分からない。)。年末になってあれやこれやと集金が来てそれに対応していたサザエさん。そこに「フジテレビの集金に来ました」というのに(もちろん詐欺師)払ってしまって家族に咎められる、というオチ。でも今のフジテレビ、本当に受信料の集金をやりたいかもしれない。なんせ大手クライアントが続々引き上げているから。
これは身から出た錆というか、私に言わせれば過去の栄光に胡座をかいてふんぞり返っていたからに過ぎない。というより、よくこんな体質が罷り通っていたよねといわざるを得ない。まあ、私に言わせればフジサンケイグループの広告塔が傾くのは見ていて面白いというくらいだ。フジサンケイグループのバックは、もう勢いがないからね。筋の悪い保守もどきは。
もっとも、私は最近地上波のテレビはスポーツ(競馬を含む)くらいしか見なくなってしまった。フジテレビ系列の番組は、本当にろくに見ていない。だから、私にとってフジテレビはなくてもなくてもいいものだ。しかもその裏に自称「保守」文化人がついていると思うと、なおのことである。ほんとうに、みんなまとめて消えてなくなってしまえばいいとさえ思う。
それはさて措くとして、中居正広の一件で露呈したフジテレビの社内体質は、擁護も同情も出来ない。今のコンプライアンスがどうこうではない。こんなのいつだってダメだ。ただ、当事者である中居正広とプロデューサーを切っておしまいと行かないのだろう。切るとかえっておぞましいものがパンドラの箱のように出てくるのだろうか。本当にフジテレビ解体にまで及ぶのかもしれない。だから社長はすべてを明かせなかったのだろうか。
私の青春時代は、とにかくフジテレビ一強の趣があった。しかし、今から思うに、フジテレビ的なものというのはまさに流れに澱むうたかたのようなものだったのかもしれない。そのうたかたに乗った悪しき体質が今に残り、むしろ劣化して今に至っているのだろうか。私には、中居正広と当該プロデューサーだけの特異事案には思えないのである。
何度も言うが、私はフジテレビが崩壊してもなんとも思わないし、むしろ崩壊してしまえ、ざまあみろと思う自分がいる。フジテレビのバックにいる有象無象に思いをいたせばなおのことである。競馬中継を含めたスポーツ中継にはカンテレや東海テレビなど系列局があればいい。それだけでなんとかなるとは思わないが、なんかそれでも良さそうな気がしてならない。
ただ、実際にどうなるかは分からない。いうまでもなくフジテレビ、いやフジサンケイグループというのは時の為政者や権力者にとっては都合の良いメディアである。だからきっと救われるだろう。社長が高をくくってあの程度の会見ですまそうとしたのは、それがあるからではないか。もっとも、フジサンケイグループのバックはもうほとんどフェイドアウトしているのだが。
なんかフジテレビの崩壊前夜であるかのような現状に照らすわけではないが、今年は巳年、脱皮による発展の年である。悪しき皮を脱ぎ捨てて新しいものが生まれる年なのかもしれない。フジテレビはまあどうでもいいが、ついでにいえば広島にある赤い帽子の野球チームもこうなってほしいものである。もちろん、ハジメ一族の退場と球団の正常化である。そういえば、バックにいた大物が消えたところも似ているようなきがする。ふたつまとめて、なんとかならないかねえ。
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