週の中で木曜日というのは比較的一息つける日であるのだが、今日はそうもいかなかった。それでも終日走り回らされるには至らなかったのだが、問題は明日で、何時に帰れるか分かったものではない。ひょっとしたら終電になるかもしれない。本当に、風邪でも引いたことにしてサボりたいくらいだ。今できることは、明日の夕食と帰宅方法のシミュレーションだけだ。
かつて東京で仕事をしていたときは大変だった。酷いときは毎日のように終電で帰宅したら明朝1時、就寝は2時頃という生活を送っていたら、体が悲鳴を上げた。ましてやただでさえパワハラ的体質の我が社だけに、心身ともに壊れるのに時間はかからなかった。三十六計逃げるに如かずというのは真理である。辛抱してついて行って体を壊しても誰も補償してくれないから、嫌になったら逃げることが畢竟自分の身を守るのである。
だから、もう明日へ向かってのモチベイションはないに等しい。明日遅くなる原因は一時的な業務過重なのだが、それを解消しようという気が当局には全くない。全くのやらされ損であって、なんの罰ゲームかと思う。これだから現場をろくに知らないあほうが上に立つと困るのだ。まあ知っても上に立つと偉そうにふんぞり返ってすべてを忘れるのが人間の性ではあるのだが。
そんなわけで、こんな時間に戯れ言書いている暇があったら寝た方がいいのかもしれない。しかし、上記の理由から明日の業務に気合いを入れてという気にもなれない。せいぜいぼちぼちいきまひょかと思うくらいだ。でもこういうときは、案外一歩引いて斜に構えていたほうがうまくいくのである。悲壮感ともなうような一生懸命さなんて、心身を壊すもとでしかない。
そもそも、日本人は「一生懸命」と言うことを尊びすぎだと思う。プロフェッショナルの世界ではありえないと思うが、一生懸命やって5の結果しか出せないプレイヤーと斜に構えて10の力を出すプレイヤーとでは断然後者の方が優れているのだ。だから、結果が出ていない選手やチームに対して、一生懸命やっているから文句を言うなというのは本来おかしいのだ。一生懸命なんて、なんの免罪符にもならないし、なってはいけない。
そう思うと、カープをめぐるサークルなんて甘々だ。一生懸命やったよね、頑張ったよね、だからうまくいかなかったら今度またがんばろうという言葉が飛び交う。だから40年日本一になれないのだ。大事なものは結果である。どんなに人間性の良い選手が揃ってたとしても、勝てなければ三流チームなのだ。逆もまた真なりである。人間のクズが集まっていたとしても、勝てるチームは尊いのだ。それが広島人が目をそらす不都合な真実である。
本当に、もしカープが本気で日本一になりたければ、穀潰しの中堅ヴェテラン選手を切り捨ててでも、国内移籍市場に打って出て血の入れ替えをして、結果の出せる選手を集めなければならない。でも、そんなことをしたら一部カープファンから大ブーイングが起きる。なんといっても優勝するより自らの推しが大事という困った集団であって、勝つために補強してほしくないと平気で言える輩どもである。本当に、こんな八百長野郎どもを消え失せさせる方法はないものか。
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