世間では日本シリーズだのワールドシリーズだの騒がしいところであるが、私にはまったく興味がない。そりゃ南海を応援していたもと在阪パ党にとってはホークスが勝ってくれた方がいいのだが、なんか感情移入をするほどでもない。ワールドシリーズも大谷翔平が出ているからこその小さなフィーバーなんだろうが、野球を見せると言うよりは大谷で商売したいというのが見え見えで興醒めである。
それ以前に、まさに神も仏もなかった神無月、時間外の仕事で引きずり回された。一昨日昨日と然るべき時間まで引き留められて疲労困憊、昨日は何もものを書こうという気になれなかった。まあ、何か書くほどのネタがあるかと言われればなかったから、どうでもよい。明日からは霜月。日本シリーズもどんなに引っ張られても日曜日には終わり、いよいよポストシーズンが始まる。
カープに関して言えば、まったく動きがない。なんせ組閣すら進んでいないのは異例である。一節にはベイスターズとホークスに候補者がいるからといわれているが、果たしてそうだろうか。どうも新井の発した「痛みを伴う」変化という言葉にカープファンが過剰に反応してしまっているので困っているというのが本当のところではないか。さすがに中途半端なことを拙速にやったら我が身が危なくなるという知恵はあるらしい。
そもそも私は、新井の言うことなどまともに聞いていないし、あんな「諸国民の王」に何ができるかと思って見ている。だから「痛みを伴う」変化なんて有耶無耶にされるだろうと考える。そもそも「痛みを伴う」といえば聞こえはいいが、実体はない。まあ、主語が抜けている時点でおかしいのだ。誰にとっての「痛み」なのか、新井の言い方ではさっぱり分からない。結局実体なき「一億総懺悔」でしかないのかもしれないし、きっとそうだろう。
とはいえ、前述の通りこのまま何もしなければライトなファンは絶対に離れる。今年のカープの最大の欠陥は、補強を否定したというところが露骨に見えてしまったことである。それで歴史的大失速を超しているのだ。御用プレスはそのことと補強をしなかったこととの因果関係をなんとか断絶させようと様々な煙幕を張っていて、それに騙されている向きも多い。しかし、まっとうなファンは、しかもライトな層であるほど、絶対にその点が見えている。やがてカープをめぐるサークルはカルトの集まりになり、崩壊する。
そう言えば昨日は田中広輔についての提灯記事が出た。何でも現役を続けたいということらしいが、残念ながら今のカープに田中広輔の存在すべき場所はない。現役を続けたければ、それこそくふうハヤテに落ち延びても、一兵卒に成り下がってもやり続けるんだという気概が欲しいところだが、今の彼にはなかろう。頼むからもう少しいい思いをさせてほしいと言っているようにしか読めないのだ。そうかと思えば今日は會澤の讃美記事が出た。明日は松山、明後日は上本だろう。この分では。
要するに、今の心あるファンがもっとも望んでいる世代交代や血の入れ替えは絶対にしないということであると読むべきだ。なぜやらないか。それを必要とする目的を持っていないからである。端的に言えば、現当局にチームを勝たせる気がさらさらないからである。それを私は身をもって分かっているから、期待の欠片も持たないのだ。いまだに松田元をまっとうな人間と思っている向きがいるのだが、断じて違う。
明日は日本シリーズの合間の金曜日。何かことが起こるとしたら格好の日取りである。でもきっと、心あるファンが思うようなことは起きないだろう。あるとすれば、新井体制3年目がごく僅かの配置転換で組閣されるくらいだ。まあ、きっとその通りになるから。新井に何ができる。そして、ハジメにやる気あるわけないだろ。彼奴は小銭さえ懐に入ればカープの勝ち負けには関心のない男だ。いや、弱い方がいいとさえ思っているのだ、
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コメント
30日にPayPayドームで日本シリーズを観戦しました。試合の感想はここでは置いておいて、宿までの帰りのタクシーでの運転手との会話。
「小久保は頭が硬いんよ、短期決戦でシーズンの戦い方したらつまらんとに」「左ばっかり並べて、相手からしたらリリーフ左投手一枚でまかなかえる」「カープの緒方もあんなんやったね」「工藤は戦い方がうまかった」
ま、ここまでは野球好きの居酒屋解説みたいなもので笑いながら聞いていたのですが、これまでに乗せたホークス関係者の話になり、「会長(王さん)を乗せたことあるんですよ、関係者入り口にまわって、理恵さん(娘さん)が先に乗られて、その後に会長が来られて」「大名の料理屋までだったんですが、道中はまー腰が低くて、道案内も右にお願いします、あそこを左でお願いしますと丁寧な口調で話されて」「降りる際もありがとうございましたお気をつけてと挨拶され、降りた後も一礼し見送られ恐縮しましたよー」とのこと。
この話を聞いて、今春の日南キャンプを見学した際のオーナーの態度が王会長と真逆だったのを思い出しました。
ファンクラブの見学会に当選してブルペン付近で見ていたところオーナーが現れ、ファンがいる前を手を振るや愛想笑いをするでもなく素通り。
レフト芝生席の通り道に陣取り、上がってくる選手から挨拶されてご満悦。球団関係者に声をかけ、相手の最敬礼でご満悦。そこへ若い選手(名前は書きません)がオーナーと気づかず素通りしたところ目でずっと追っかけていたので何か思うところがあったのでしょう。まんま領主様だったので粛清されないことを祈らずにはいられませんでした。
球団のトップなので敬意を表されるのはもちろん構わないと思いますが、雰囲気に違和感を感じた次第です。
最後に、PayPayドーム5F席での観戦でしたが、ラウンジでベイスターズファンが山川穂高に、犯罪者!逮捕!とホールに響き渡るキンキン声でヤジを飛ばしており、ますますベイスターズ嫌いになりました。
長々と乱文失礼しました。
まあ俗に言う「ハメカス」やね。
ただどこのチームにもそういう「カス」はおるけど。
いかんせんファンが増えるとその分「カス」も増える。
昔は阪神ファンにそんなんが多かったけど
今はどこのチームにも1割そんなファンおるよね。
そういう「ファン」と呼んではいけない「カス」はワシ嫌いです。
まあx界隈では選手の写真を使う奴にそんなん多いで。
あと今日の周東の件やけど
行動や態度が周りに影響を与えるのは当然やけど
結局は「その態度が周りにどう映るか」やで。
環境にもよるね。
極端な話やけど、大谷翔平は道具を投げても世界一取ったよね。
少なくとも「物を大事にする国ジャパン」で
そんな態度を取るのはマイナスやで周東サン。
メジャーやったら別に言われへんけどね周東サン。
要はそういうことよ。
調べてみたら
昨年のコーチングスタッフ発表は11月24日
昨年も日本シリーズで残った
オリの水本氏の動向を期待した自分
多分12球団最遅だったはず
ネット記事ではFAで大山、佐野なんかの動向がありますが
まず
松田個人商店は関係無いだろう
枠も無いし
結局何もしない
昨日
ネット記事のコメントに「新井監督は嘘つき」って書いたら
ある人から「嘘つきは言い過ぎ」って(笑)
だったら
「痛みを伴う改革」って何?
彼は大嘘つき
松田個人商店は
八百長野球団
話になりません
真っ当な選手はカープの闇に絶望して出ていきます。カープファンは儂らの誠也がメリケンでがんばっとるで!と御満悦かもですが、誠也御本人はカープのことなんて前々から頭の片隅にないはずですよ。しつこく付きまとうのは嫌われまくります。
さて、今年残念ながらカープに指名された選手は懲役(7年?)と思って耐えてください。選手を壊すしかできない、しょーもないOBが大勢コーチになるようなチームには行きません!と入団拒否するのが1人位いてもいいのですがね〜
まるで北〇鮮みたいな球団の雰囲気、喜び〇の様な在広マスコミ、カープがあればいいマンセーファン。
真っ当なファンはますますカープに絶望して、まず球場に行くのをやめて、次にカープへの興味が失せ、ガラガラスタジアムの完成です。
現在進行系の打撃コーチ人事も相まって、私はカープのことどうでもよくなりました。来年はドベでもいいとです。