カープは昨日、今年度ドラフトの第1巡目選択希望選手を明治大・宗山塁選手にする旨発表した。何でも早く手の内を明かすことが誠意であるかのような古くさい考えのようにも思えるが、今年はそれが当然だろうと思う。
なんと言っても宗山は、今年の全ドラフト対象選手の中で三本の指に入り、野手だけならダントツのナンバーワンといっていい選手である。カープの場合、補強ポイントは全部と言っていいくらいだから、どこでなければならないというのは本来ないのだ。ならばチャレンジするのが当然なのである。
しかし、それに至るまでのカープの動きには、些かザラッとしたものを感じる。なんとなく悪い意味で今のカープらしいと思わざるを得ない。この点が見えてしまったら、宗山に忌避されてしまうかもしれぬ。
昨朝、カープが「大学生野手を1位指名する可能性も」という発表がなされた。そもそもこのニュースにザラッときた。普通に考えて当たり前だろうと。今年の目玉は間違いなくそうなんだから。と思っていたら昨日昼過ぎの宗山に決定の報である。私は、これで裏が見えた気がした。
普通なら、端的に宗山に決定という発表だけしておけばよい。ましてやあくまで入札するというだけの話なんだから。こんな二段階を噛ませる必要はない。それをしたのは、その必要があるからということだろう。蓋し、どうしてもピッチャーでなければならないと主張する向きがいるということだ。
可能性があるのはハジメである。彼奴がカープの選手指名にしゃしゃり出ているのは周知の事実で、ことあるごとにピッチャーを推していたという可能性がある。ところが現場的には明らかに即戦力野手が欲しい。それで打った観測気球が朝の報道だった、と解しうるだろう。まあ救われない話だ。
もう一つ考えられるのは、ピッチャーがーと言っているのが一部カープファン、しかもハジメを筆頭に作られているヒエラルキィ上位の太客であるということだ。今年こそ大人しいが、ドラフトのたびに1位は即戦力ピッチャー推す声が高かったのは事実である。今回の二段階発表は、彼らに対する「玉音放送」だったのかもしれぬ。
まあ、今となってはどうでもいい。あとは抽選を外したときにどう立ち回るかということを真剣に考えるべきだろう。おそらく大阪商業大・渡部聖弥や青山学院大・西川史礁は残ってはいまい。この点については、機会を改める。ただ、個人的には渡部は第1回入札にかからない可能性もあるかもしれないとみている。牧秀悟が2巡目、森下翔太が1巡目の外れ指名だったように。
個人的には、渡部が残ってないかなと思う。なんと言っても府中市出身だ。仮にカープに縁がなくとも頑張ってほしいが、やはりカープのユニフォームを着た姿も観てみたい。府中市出身の赤ヘル戦士といえば片岡光宏翁だが、彼を凌駕する選手になってほしいという気持ちも、少しだけある。
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コメント
標題の俳句を読み上げ、コレ芭蕉の句？と適当に俺が言うと、日本文学&日本語学の大学講師兼弊社英国人スタッフが、良寛禅僧が亡くなる寸前に弟子・貞心尼の耳元で呟いた最期の辞世の句。この歌には「あなたには自分の悪い面も良い面も全てさらけ出しました。その上であなたはそれを受け止めてくれましたね。そんなあなたに看取られながら旅立つことができます」という貞心尼に対する深い愛情と感謝の念が込められている。ちなみにこの原作は美濃の俳人、谷木因の「裏ちりつ表を散つ紅葉哉」に拠って良寛が呟いた句を貞心尼が「蓮の露」に記したものである。と、英国人スタッフからプチ講義を受け、俺の返答は「ヘー」の一言(笑)。やっぱ、どんな分野でもスペシャリストが身近にいると、気軽にプチ講義を受けられ新たな示唆になる。
さて、ドラフトの話題で府中市出身・渡部聖弥のくだりを読み、確かに長年暮らし思い入れのある地域から出てくるプレイヤーを応援したくなる気持ちは薄らと分かる気がする。
俺の場合、第二の故郷香川から出てくる選手が条件反射で気になる。とはいえ、どっちかといえば自分が居住していなかった地域出身の選手に限る、かも。
香川での居住地は坂出市でその中でも最も過疎地。受験の学区が丸亀、習っていた武道の本部が多度津で、いずれも狭い街なので、誰それの息子が甲子園大会に出たとか稀にプロ野球選手になった等、その人物の実態が明確にバレてしまうんだよね。いくらゆかりのある地域から出たプロ野球選手でも、実態がクズと分かっていたら応援はしない。
それに引き替え居住区外、たとえば高松の高校からプロ野球選手になった場合だと、明確な人物像が不明だからこそ、何となく応援できるんだよね。
前にも触れたことがあるけれど、なぜ最も長い居住地である兵庫出身の選手を積極的に応援する気が起こらないかというと、強豪校の度が過ぎるマナーの悪さ、中には軽犯罪オンパレードの醜態を直接見ているからね。ハッキリ言って、甲子園大会に出場すれば1回戦で負けろと明言する強豪校近隣住民は多い。プロ野球選手になっても地元では不人気ということが多々ある。そりゃ、限りなく犯罪者に近いチンピラを応援する馬鹿はいない。
矢野の出身校野球部には、電車乗車時のマナーの悪さで何度ブチ切れたことか。1度だけコーチに、お前らスポーツをする資格は無い。小学生でも出来る簡単なマナーも守れんような者は、野球をやめて小学校からやり直せ！と言ってやったけど馬耳東風。ちょっとヤンチャという次元を大きく超えている。
神戸を含む阪神地区の厳選された強豪校7校は、神7ならぬクズ7と陰口を叩かれている。
お前らが盗んだ、俺の自転車返せ！クズ7・T川第✖高校野球部員！
NPBのコミッショナーは、All About趣味の
「高学歴選手が数多くいるメジャーリーグの奥深さ」でも読んで、野球バカ専門の悲惨な現状を大きく改善してもらいたいものだ。
脳筋ならぬ脳“金”！
野球バカならぬ補給(不正蓄財)バカ！
誰だって？
アイツだよ、ハ・ジ・メだよ！
ドラフト対象選手に罪はない。
ハジメがヒロシマカープのトップに君臨する限り、どんな金の卵/金そのものも、金メッキ以下にされてしまう悲しさ。
今年も、｢生まれた時代が悪かった｣ならぬ
｢入った球団(ハジメのカープ)が悪かった｣となりそうで悲しい(涙)
ハジメ！いらんことせんで早うカープから出て行けよ！！
頼むわ～