最後まで、勝てる気がしなかったし、そもそも勝てそうな気もしなかった。それほどまでに試合の流れは悪かった。本当に、よく勝てたと思う。まあ、逆転してからの野球は、点こそ取れなかったもののよく守ったと思う。こういうのがまあ敢えて言うなら「守り勝つ野球」というべきなんだろうか。
とにかく、ここまで苦しんだのは、やはり連敗のせいである。ここに来ての2連敗もそうだが、やはりバンテリンドーム5連敗というのがいただけない。これだけ負けが続くと、選手も疑心暗鬼になるし、流れも悪くなる。逆に相手にはなんとか粘っていれば勝てると思わせるのであって、二重によくない。
だから、苦労してでも勝ったことに意味があるのだ。長打で捻じ伏せるとまではいかなかったが、それはもうやむを得ない。そんなことができるくらいだったら、ドラゴンズにこんなに負けたり髙橋宏斗や小笠原慎之介にこんなに名を成さしめたりしないのである。
だからこそ、問題は明日だ。勝つことはもちろん、ある程度の内容を持って勝ちたい。相手は松葉貴大。うって変わって軟投派だ。当然攻略法も違ってくるだろう。一方の九里亜蓮は、バンテリンドームではやたら強いから、先に点を取ってどんどん押していく展開にしたいところである。また、そうでなくてはならない。
過去どんなに強い数字で優勝したチームでも年間50敗はするので、ペナントレースを戦う以上ある程度の負けは織り込んでおかねばならないのは確かだ。しかし、それを「負けてもいい」と思うのは、違う。出ている選手も一期一会だ。負けてもいいなんて思ったら命懸けの必死さを見せてかかって来る相手にもとより勝てない。それに、見ているものが「負けてもいい」なんて思うのは、必死にやっている選手に失礼だ。
しかしどうも赤ヘル界隈には、「一生懸命やってるから負けても仕方ない」という言説が出回っているような気がしてならない。しかし、それは間違いだ。敗北という結果を選手が容認するようなチームが栄冠を摑めるわけがない。だから「失われた二十余年」があったのである。
話が逸れた。ようやく連敗の呪縛から放たれたのでえるから、明日はもっと気合を入れてかかってほしい。松葉を早いイニングで攻略しさえすれば、容易いことのはずだ。
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コメント
バンドでバント、するなら成功させよ。しっかり練習せよ、ですな。 まあ、コツンコツン打線ならば尚更。
来年は少なくともビシエドを取るか、、