酷暑の夜は雑談で。

おもひで

明日からは、オールドーム球場のアウェイ6連戦、しかも順位争いの直接の敵であるチームとぶつかる。まずは明日の水道橋、アドゥワはどうかとか山崎伊織をどう攻略するかということなど書くのが筋かもしれない。しかし、理由あってそんな気にはなれない。そもそも、自分のバイオリズムが下向きなのである。

どうもここ数か月、仕事はもちろんプライヴェイトでも気力がわかない状態になっている。まあプライヴェイトはどうでも良いのだが、肝心の本業がなかなかうまく進まない。それを思うと余計に気か重くなり、また本業に差し障りが出るという負のスパイラルに陥っている。それに拍車をかけるのが異常なまでの酷暑である。確固たる成功体験のない私は、やがて心身がメルトダウンに向かって進むだろうと思われてならない。

なので、こんな日に頭がキリキリなるようなことは、書いてられない。いや、普段からさしてたいしたことなど書いてないが、今日は文章がどうのとか構成がどうのとかいうことを吹っ飛ばして、ゆるく雑談モードで進めたいと思う。いや、これでして今の自分には精一杯なのである。

そういえば。明日は79回目の広島原爆忌である。この日のことは、亡母からの又聞きの話とか、あるいは柄にもない話なと書いてみたりもした。本来なら、今はそれをリフレインを厭わず書くべきかもしれない。正直、世界の指導者はみんな狂っている。ドナルドとウラジミルなどその展開だが、日本にもそんなのを信奉するあほうがいることを悲しまなければならない。まあ、夏休みに入って気が向けば書きたい。

それより、明日の問題は、早朝から平和公園で衝突が起こらないかだ。正直なところ、広島市が平和公園の警備を強化した理由が「原爆忌の静謐を図る」なんてのは嘘っぱちだと思うが、かといって中核派をメインとする活動家のやり方にシンパシィもない。むしろいいように使われてるよねと同情するのみだ。

さて、カープについても少しは書いておきたい。実はこういう一文に接してのである。引用すると、

「今の広島カープは変にスマートになって、当たらずさわらず、波風さえ立たなきゃいいチームになってるような気がする。何か大事なことを忘れてないやろか。」

私の駄文をひっくり返したものでも、最近のSNSやウェブでの議論を引っ張ってきたものではない。これは故金田留広翁の著書「金田留広のオレは金田ファミリーの駄々っ子だ」の一節。書かれたのは1983年だから、四十年前の話ではある。しかし、妙に今の、いやカープという球団の体質をピタリと言い当てた言葉てある気がする。

その意味でいうと、新井貴浩という人は本当に私が「諸国民の王」と揶揄しているとおり、まさに当たらず触らずを体現しているような人である。腹に一物持った策士とも思わないが(そうだとするならば頭が弱すぎる)、恥ずかしがることなく神輿に乗って堂々とできるという稀有な能力を持つ人であることは間違いあるまい。

彼の最大の欠陥は、ファンの思いに係合的なところである。ファンといっても心あるファンではなく、善意のファンやハジメの手下のようなバカープファンにである。だから、数的にはたくさんいる彼らからは批判されない。これぞまさに「諸国民の王」たる所以である。

ここまで書いて、文字数だけやたらと長くなった。今日はこれまでとしたい。前述の金田留広翁の著書だが、今の今になって初めて古書で手に入れた。実をいうと、この本を買おうと思ったときに、別の本が目に入り、比較衡量してこの本を買うのをやめたのである。今なら文句なしに2冊お買い上げだが、当時は中学2年生であって、そこまでの大人買いができなかったのである。

余談だが、この本、実に面白い。おそらくはほとんど自分の言葉で書いているからだろう。最近のカープ本、残念ながらほとんど構成作家が手を入れて、というより構成作家が作文して書いているので、読んでいても面白くないし、読みにくいものが多い。誰の本がどうだとは言わないけど。

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