勝つために。

スポーツ

昨日は、久しぶりに「Haraya」で呑み食べ、気持ちよく酔って帰宅した。その後しっかり寝落ちしてしまい、気がついたら明朝だったため、この時間に更新をしているわけだが、それはさておき。

改めて昨日の試合のデータを見返してみたら、本当によく勝てたと思う。3安打1死球のみ、相手失策もなし。うち決勝ホームランの菊池はもちろん得点1で、2回の二塁打の二俣も得点1。二俣を返した矢野は盗塁死。先頭で死球を受けた秋山のみ残塁という内容だったのである。なんのことはない、オフェンスは機能していないに等しかったのである。普通は、こんな試合では勝てない。それでも勝てたから、やっぱり野球は投手力だ、守り勝つんだという頭の弱い向きが跋扈するかもしれない。

しかし、勝てた理由は2点取ったことである。特に菊池の決勝ホームランがすべてなのだ。相手より1点でもたくさんの点を取れば勝てる、逆に言えばそうしないと勝てないという当たり前の原理が発動したまでだ。しつこいようだが、野球というのは自然数のスポーツだ。どんなに大瀬良が何イニングスも0に抑えたところで、失点0以上の評価はない。どんなに投手陣が頑張って相手の失点を少なく抑えても、ボーナスで失点が削られることにはならないのだ。それを多くのカープファンは看過しているか、黙殺している。

今日の大本営発表で、末包の復帰が早くてもオールスター後になる見込みである旨発表された。これは非常にまずい。問答無用でスタンドに打ち込めるバッターが現状いなくなったのだ。しかし、球団が動く気配はないし、そもそも現場も何らかの手を打つ気配もない。これも今日の大本営発表だが、ウェスタンの試合でシャイナーの内容がよくなったという報がなされたが、昨日の鳴尾浜の試合の中継見た限りでは、どこをどう見たらそう言えるのかと思う。

件の鳴尾浜でのタイガース戦の中継を見る限り、カープのオフェンスは絶望的だ。結果が出ていないのではない。なんとなく空気が淀んでいるのが分かる。そりゃそうだろう。最初はオフェンスで結果を出せばと思って頑張っていたところ、オフェンスで結果を出しても上げてもらえないという事実が明らかになったのである。二俣が使われているではないかという声もあるだろうが、彼が残っている要因は実は守れることではないかと推測する。

そんなことをうつらうつらしながら書いていたら、今日の公示の時間となった、しかし、入れ替えはない。あとはスターターがどうなるかだが、まあ実は古めかしい野球を志向する新井の前には期待できないだろう。今日の予告先発は玉村と菅野。玉村が頑張っても無失点で抑えることは難しいだろうから、いかに点を取るかが論点だろう。しかし、今日も3番上本なのかね。

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