このところどうも疲れていけない。ここ数日、布団に入って就寝した時の記憶がない。昨夜など電気を煌々とつけた上にエアコンをつけたまま寝てしまい、気がついたら起床時間。床について15分以内で眠れるのは気絶しているのと同じと聞いたこともあるが、なら今の私はさしずめパンチドランカーのようなものなのだろうか。
そうなっている理由はわかっている。天から降ってきたくだらない仕事のおかげで、昨年末から今まで走り回らされているのだ。もういい加減自分のペースでやりたいことをやりたいのだが、それもできない。本当に恨めしい。今日は隙を見て逃げ帰ってきたのだが、これを書いている今も少し横になったら魂が抜けそうだ。
そんな今だからこそ、せめてカープにくらい夢を見たいものなのだが、少なくとも対ドラゴンズ三連戦以降のカープには、もはや夢も希望もない。最初こそポスト西川を探せやらなんやらで若手打者を積極的に使っていたが、それも有耶無耶にされてしまった。ほんとに、隙あらば当局の推しがねじ込まれているわけで、どうにも莫迦莫迦しい。野間とか上本とか矢野とか會澤とか田中とか。
それで結果を出すなら良いけれど、出てきてもろくな結果残さないから腹が立つのである。いや、はっきり言うならば結果が出ないことは必然だ。それに逆らったところで、その結果に抗うことはできない。だったら、逆らってはいけない。時の流れに身をまかせ、神の思し召しに従えばよいのだ。いや、従わねばならないのだ。
申し訳ないが、前に名を挙げた5人は、もう出てこなくても良い。少なくともスターターでは。矢野は勝負どころでの守備を磨くべきだし、會澤はもう打撃一本に絞ればよいのではないか。上本田中はサブスティテューションとしてならその存在意義がある。野間は、どう好意的に見てもそのレゾンデートルが見あたらない。要するに鍛え直しだ。だいたいここまで内野安打2本きりでレギュラーですとふんぞり返られてもふざけんなとしか言えない。
今見たいのは、そんな三下ヤクザどもではない。磨けば金にも宝石にもなるスタア候補生だ。真鍮やガラス玉ではない。そういう選手が躍動する姿を見たい。失敗も多いだろうしうまくいかないことも多々あるだろうが、辛抱して見ていられるのだ。野間がボーンヘッドやらかしたら消えてなくなってしまうとしか思えないが。
そういう意味でも、もう新井という人は指揮官としてだめなんだなと思う。やれ家族だとかなんとか言うけれども、所詮は使い古しの旧主力選手に対する依怙贔屓をしているという以上でも以下でもない。いや、新井が特別悪いのではなく、そういうセンスがない人ばかり監督に据えるこのチームの構造的欠陥を指摘しなければならない。
その意味では、古葉竹識という人は素晴らしかったと思う。腹をくくって世代交代をすることができた。それが故によく思わない向きもいたと思しく、やがてハジメに斬られたのだろう。その後の監督はみんな腹をくくれない人ばっかりだったしね。阿南さんもコージさんもミムさんも。ある意味肝が座っていたのは緒方が一番だったかもしれぬ。采配能力はともかくとして。
明日からはベルーナドームで対ライオンズ戦、そして週末は福岡PayPayドームからホームでのホークス戦と続く。まさにオープン戦の総仕上げなわけだが、以上の理由で私にはわくわく感の一つもない。正直なところ、新井になにができる。新井が重用する薹のたった自称主力選手になにができる。なので、明日の試合を録画する気もなければ必死に文字列を追うつもりもない。明後日は映像が見られるけれども、どうしようかな。
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