一昨日盛大に時間外勤務を強いられたのが祟ったか、昨日今日と盛大に寝過ごしてしまった。特に今日は、昨晩21時前後から記憶がなく、途中数度の目覚めを経て起床が10時前だから、約12時間は寝た勘定になる。
そんな事もあってか、今日はどこかに食べに行こうという約束を家人としていたのだが、なぜか今日の仕事を人と変わる約束を取り付けてしまい、それが昨晩になった。行った先は、安佐南区祇園のお好み焼きQ。単に他の用事先と近いということで行きずりで見つけた。
入ってみて驚いたのは、壁一面に貼られたサイン色紙。いや、それなら普通なのだが、よくよく見たらそのほとんどは柳田悠岐のものだった。単独のものや、柳田が引き連れてきたと思われるホークス選手のものもある。一方で、その他の球団はタイガースの選手のものが2枚あるだけ。カープ関係者のものはなかった。アンガールズ山根良顕のものはあったけど。
これを見て、当たりだなと思った。野球選手が行くような店は総じて美味い店が多いのだが、広島でカープ関係者が多く訪れると、なんかカープファンヒエラルキィ上位にいるかのごとくふんぞり返って味が落ちることもありうるのだ。悲しいけれど。
実際、うまかった。値段もこのご時世にしては妥当。平日には食後にコーヒーかかき氷のサーヴィスがあるらしい。良心的な店だと思う。下手に広告に力を入れていないのも良い。あえて言うなら、トッピングのハラペーニョがもっと細かく切ってあればよかったというくらいか。
柳田悠岐といえば、綾瀬はるかと並んで安佐南区が生んだスタアである。実家はもっと西寄りのようだが、よく考えたらここは広島経済大学のお膝元。若き日の柳田悠岐が足繁く通っていてもおかしくない。野暮だと思って細かいことは聞かなかったが、今度行ったら一度聞いてみようかと思う。
余談だが、綾瀬はるかの出身地と同じ学区で、次の安佐南区出身のヒーローの座を狙っているのが越道草太である。その他、安佐南区と言えば故猫田勝敏翁を生んでおり、その縁から密かなバレーボール王国でもある。野球では、広島商の元監督である桑原秀範翁も現安佐南区の出だ。
話を戻すと、柳田悠岐といえば、いまだに広島愛が強いことで知られていて(ギミックかもしれないが)、多くの善良なカープファンはいずれ来てくれないかと思っているようだ。しかし、絶対にあり得ない。広島出身でカープが取り逃したスタアの存在なんて、ハジメが認める訳がない。そしてその意を受けたバカープファン達が反対するのは火を見るよりも明らかだ。
それだけヒロシマ球界ムラは腐っているのだ。そりゃ今のギータとなると値付けが難しいと思うし、秋山翔吾と役割が被るところがある。しかし、ほんまもんのスタアの力を見せてやりたいという気もする。善良なカープファンと若鯉たちに。
そんなことを考えると、なんか広島に住むのが虚しくなった。今や広島というのは、カープファンの住むところではないとさえ思う。情報過多な上にその情報のほとんどはハジメやその息のかかったものに汚染されているのだ。これなら、どこでカープファンやっても同じだ。もっともWebでの情報もたいがいなのだが。
それに、広島でゆっくりカープを語れる店って存外少ない。本当に「Haraya」と「カープ鳥きのした」くらいになってしまった。来月には元カープ育成の中村亘佑くんが炭火焼肉の店を開くみたいだが、どうかな。値段次第で入ってみてもいいかもしれない。あとは、県工出身で元ファイターズの宇佐美塁大くんが開いた「BIG BASE」というスポーツバーが出来たので、一度行ってみたいと思う。もっとも、オープンが20時30分なのがちょっとね。
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