Not fresh, not excuse.

不肖この私、現在どっと疲労が来ている。今日は月曜日、週末は特に遠出もせずおとなしくしていたのだが、1日勤めただけで、しかもしがないデスクワークでさえ、疲れを呼ぶのである。当然これが5日続けば、その疲労はピークに達する。だから金曜日の夜など頭をクリアにして、一切仕事のことなど考えないようにしている。

まだ私など暦通りの勤務だからいいのであって、弊ブログ御購読にかかる諸姉諸兄におかれてはもっとハードな勤務をされておられる方もいらっしゃると存ずる。いずれにせよ、まともに働くという行為の代償にはしかるべき疲労がやってくることは、言われなくてもわかる。正直な話、2日ではなかなかその疲労は取れない。心身ともにフレッシュな状態で仕事に当たるなど、あろうわけもないという方が正しい。

しかし、そんな中でもミスは許されない。すぐリカヴァー可能な些細なヒューマンエラーならともかく、対応に余計なパワーを要するようなミスはどんな状況でも御法度だ。それがプロの仕事というものである。こんなこと、私などが言わなくても賢明なる皆様には言うまでもないことだし、所与の前提としていいだろうと思う。

ところで、カープの選手はいうまでもなく自分の仕事を観客に見せてお金を稼ぐという点で、まさにプロフェッショナル中のプロフェッショナルと言っていいと思う。しかし、ここ何試合かのプレイ振りは、見る者をがっかりさせる。昨日のゲームなど下の下、こんなの木戸銭取って見せてはいけないレベルだ。

そう言われることを察知したかどうかはしらぬが、今日の大本営発表では、まさに言い訳のオンパレードだった。曰く、選手も疲れている。そしてコンディションも万全ではない。

わかってるよ、そんなこと。3月末に始まったペナントレース、今の今になって選手が疲れてないなんて思ってないし、コンディションの悪いところもあちこちにあるだろう。そのくらい、自分に引き直してみれば簡単にわかる。

でもね、そんなの言い訳にしちゃいけないんだよね。プロフェッショナルである以上。

この時期に疲れてない選手なんて存在しない、すなわち12球団お互い様。そして、コンディションの点も同じ。みんな必死に野球やってるんだよね。そんな中でも。

さらに言えば、どんなに疲れていてどんなに体が重くても、結果を出せないということの抗弁にはならない。疲れたら休んでいい、ただ、代わりの選手が活躍した時点で自分の居場所がなくなってしまうというだけだ。だから、みんな必死に食らいついて野球をやるし、そこに感動が生まれる。

しかし、今のカープには心底それが欠けていたといわざるを得ない。疲れているのはわかった。それは否定しない。でも、パフォーマンスが低いことを容認する理由にはならない。そのうえ選手が必死に食らいついて行く姿を見せてくれないのでは、我々は何に安からぬチケット代やテレビ視聴料を払っているのか。

疲れているなら、鉄火場から去ればいい。我々だってしんどそうに野球やってる姿見せられたら気が滅入って仕方がない。だから、どんなに過去の実績があってもグラウンドに出てほしくない。それなら、過去の実績はなくても闘えるをのこが出てくるべきだし、そのほうが勝ちに近づくだろう。