育てる喜びを感じるために。

昨日の試合など見ていたら本当に救いようがなかったし、それを掘り返す気には一日ではとてもならないので、少し気分を変えてみたい。こういうときは、趣味の話に限る。

さて、我が家にはいちおうベランダがあるのだが、ここのところずっとデッドスペースになっていた。ならばここを使ってプランター家庭園芸でもと思ってはいたものの、なかなか腰が上がらなかった。それを昨年、思い立ってミニトマトの栽培をしてみた。そして見事にうまくいかなかった。少しは採れたが、なかなか思うようには採れないのである。

実際、トマトというのはなかなか気難しいやつで、家庭菜園としては中級者向きだと思う。それは重々承知だったのだが、弁当用のミニトマト分でも賄いたいという思いが先に立ってしまったのである。そこで、今年は周到に作戦を練った。まずは経験則上ほったらかしてもうまくいくものを狙ったのである。その代表は、やっぱり豆類、この時期だと枝豆だ。しかも草丈が低くて扱いやすそうなものを選んだ。それと唐辛子。これは非常に生育力旺盛でよく実がなる。このあたりから攻めようと思ったのである。

枝豆は蒔く時期をずらせば夏いっぱい楽しめるし、採りたて茹でたての枝豆というのは、市販のものと違って非常にうまい。では唐辛子はといわれそうだが、ここで狙っているのは沖縄の島唐辛子である。泡盛に漬け込んで自家製コーレーグースを作る、さらにオリーブオイル漬けを作るのをもくろんでいるのだ。なかなか手に入りづらいものを栽培するのが家庭菜園の醍醐味である。

その意味では、狙っているのは京野菜である。まずは九条ねぎ、万願寺とうがらしから始め、秋冬は日野菜、聖護院かぶの栽培を目指している。これで自家製の日野菜漬けと千枚漬けを作ろうという魂胆だ。手に入れば鷹峯辛味大根も作りたい。そういうたくらみがあると、きっと家庭菜園維持のモチベイションになるだろうと考えているのである。

もちろん当地はまだまだ朝晩冷えるので、種蒔き時は周到にはからなければいけないが、今月中旬くらいから始める予定だ。まずは葉もの代表としてわさび菜と九条ねぎ、根菜代表として辛味大根とにんじんの種を蒔き、同時並行でスティムブロッコリーと万願寺とうがらしにかかるつもりでいる。4月には枝豆、5月に島とうがらしと段階的に始めることにしている。

ちなみに、プランター栽培というのはなかなか侮れないやつで、木になるもの以外は大抵できるらしい。その意味では作ってみたいのはジャガイモとサツマイモであって、それこそほったらかし農法の面目躍如になるのだが、いかんせん種芋と芋づるを1個あるいは1本単位で入手することが難しい。なんかの弾みで手に入れば、当然やってみるつもりでいる。

あとはどのようにやっていくかだが、まずは主たるものを100均で揃えていくことにしていて、昨日今日でだいたい揃えた。この辺の話は、次回に回したい。

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