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続々・絶望の赤ヘル。

今日は雨が降ったりやんだりだった当地だが、雨はともかく、体中に神経から来るような痛みがズキズキと走った。雨のせいかどうかは分からないが、こんな中まともに働く気にもなれない。なので、途中で切り上げて、体よくサボった。まあ、サボったときの定番、福屋広島駅前店にある「イノダコーヒ」に行ったくらいだが。

時の流れの速さは恐ろしいもので、あと8日でセントラルのペナントレースの開幕を迎える。しかし、本当にまったく高揚感はない。ひとことで言えば恐怖感、そう言ってオーバーなら諦観のようなものがある。このまま開幕したら、きっと手ひどい結果しか残らない予感しかないのだ。てゆーか、ポジティヴな考えになれるのなら、とんだカルト的思考かもしれない。

昨日はもうろくにものも書かずにバサッと切って捨てたのだが、切り捨てるほどの内容だったから仕方がない。むしろ、昨日の試合の文字列は絶望という言葉がもっともしっくりとくるものだった。それで明日からはホークス戦であって、この時期のホークス戦は過去ろくに勝てていないから、もはや勝てる気がしない。そもそも11日に勝って以来オープン戦未勝利なのだが。

それなのに、在広プレスの書きぶりは鈍い。昨日の試合についてなど、無様な負けぶりであることを糊塗するどころか触れてはいけないと言わんばかりで、WBCだぶりゅびーしーでスポーツの記事をまとめている始末である。こういう不自然な記事になるときはハジメの検閲が入っているというのは常識なのだが、ファンもそれを見て見ぬ振りというか、あんな反社風情を「人情派のオーナー」扱いする始末である。バッカじゃなかろか。

と、いうわけで、本当に絶望、失望という言葉しかない。去年はベイスターズのエンジンの掛かりが極端に鈍く、タイガースが開幕戦のボタンの掛け違えで迷走してくれたから開幕6連勝できたのだが、要するにそれだけのことだったのである。佐々岡を持ち上げた向きはものを知らないあほうとしか言えないのだが、そういう向きがまだいるから救われない。いや、緒方くんを歴史に残る名将扱いしているからさもありなんなのだが。

その意味では、新井くんもまた持ち上げるには及ばない。結局上手か下手か訳の分からぬ人にて、解説など聞いていたら少しは訳の分かつてゐるのかと思えば、自分の采配はろくな事なきにて候、といわれるのが関の山だよ。昨日も書いたけれども、結局改革者性というのは前任者があまりにも酷かったから見えた幻影なのかもしれない。

ほんとうにね、カープって古葉さんの治世以来一向に不申候、なんだから、子規ではないが勇み足気味でもいいから百年の澱を吹き飛ばして改革の火の手を挙げなければいけないんだけどね。私はそのつもりだが、まあカープファンも大概守旧的だからね。あーあ。

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Bonnie and Clyde.

昨日私は、一日で急転直下佐々岡批判から佐々岡美化に転じた中国新聞はじめ在広プレスを揶揄したところだが、その流れはまさに奔流となって流れ出したようだ。

昨日くらいまでの段階では、カープのオーナーを僭称する代表取締役社長は、監督人事については白紙を強調していたし、今でもそれは変えていないようだが、今日の報道では、よせばいいのにまたまたOBから選定すること、その候補者には新井貴浩や緒方孝市はともかく、東出輝裕や高信二も候補に挙がっているとのことである。本当に、アホかとしか言いようがない。

さらに言えば、代表取締役社長のこの一言に私はぶち切れた。やっぱりこいつはダメだとしかいいようがない。「クライマックスに行ってほしい」。

はっきり言うが、この経営者は、優勝はおろか3位争いでいいと言っているのだ。心あるカープファンは怒らなければならない。チームは強くなくていいから自分の懐だけ暖めさせてくれと言っているのだ。こんな輩、消えてなくならなければいけない。

それと比べてはなんだが、井口資仁が突然の辞任を発表したマリーンズの河合オーナー代行は、同じく白紙を強調しつつも、監督の理想像を「我々が掲げるのは常勝球団になること。そこへ向けて、共通の認識で戦っていける人」としたのである。これが当たり前だ。クライマックスでいいなどとほざくチームは、しょせんどん尻争いしかできないのである。

話を戻すと、本当に来シーズン勝ちたかったら、勝てる指揮官でなければならない。運良く流れに乗って勝てただけでは足らない。だからこそOBたらい回しは本当にやめてほしいのである。それに、前政権の不始末の責任を取るべき人にやらしちゃダメだということをそろそろもの知らぬカープファンも学ばなければならないし、まして人柄がとか人格がとかいうのはくそ食らえである。体制との距離の近さを誇る一部自称カープファンのあほうの中には、訳知り顔で東出に決まっているという向きもいるが、くたばってしまえといいたい。

とにかく、まずカープが始めなければならないのは、佐々岡政権の全否定である。そうなると、どういう人材が必要かというのは、自ずと分かろうというものだ。

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これは偉大なるOvertureにすぎない。

いや、とんでもない試合を見せてもらった。いうまでもなくパシフィックの10.2決戦、千葉と仙台の2試合である。バファローズが勝ち、ホークスが負けという条件でのみバファローズの奇跡の逆転優勝というところで、本当にその条件にはまるとも思わなかったし、序盤だけ見たらそもそもホークスが勝ってバファローズ届かずという展開になるはずだった。それが、バファローズは失点した直後に逆転し、ホークスは2-0から継投に入ったところでわずかなほころびが出てしまった。私はバファローズ推しだがホークスも嫌いじゃないから、なんとなく喜んでいいやら哀しいやら複雑な気分である。

正直言って、バファローズが連覇するなんて思っていなかった。今日のオーダーを見ても分かるとおり、オフェンスに決定的に火力が足らないし、1点取ったらOKというほどの強力な投手陣がいるわけでもない。それでも勝てたのは、今のパシフィックのチームが全体的に過渡期にあるからではないか。ホークス然り、ライオンズ然り。その意味ではファイターズなどもっともドライな形でそれに対する方策を表現しただけなのかもしれない。だから、連覇したからといって即バファローズ黄金期というのは違うと思う。今オフの補強をサボったらあっという間にテールエンドに落ちることは請け合いだ。いや、ここのオーナーはそれを企んでいるのではないかと思うことさえある。

ところでカープだが、今朝佐々岡の辞任が大々的に報じられたことはいうまでもない。はっきり言って遅きに失したともいうべきなのであるが、それについては後日書くこととしたい。問題は今日のゲームである。佐々岡のやった野球は、もはや狂気といってよいと思う。結論から言うと、彼は最後まで自らの取った作戦の正当性に拘ったのである。だから今日はまったく無内容な敗北をした。今日は15時50分からしか映像は見られなかったのだが、まったくどうでもいいことだったし、見なけりゃよかったとさえ思うほどだ。

だから、なにも書くことはない。すべては明日以降に書くであろう佐々岡監督の罪状と被るのである。だいたいこの期に及んで選手の入れ替えが藤井黎來しかなかったこと自体おかしいと言うべきだ。まさか今日のウェスタンの試合のほうが重要とでも思ったわけではあるまい。もっとも、今日のウェスタンは6-1で快勝した。やはり佐々岡辞任が明白になったことの効果があったのかもしれない。

それにしても、最終戦を前に大本営報道班である中国新聞の1面に記事を打たせ、スポーツ面で佐々岡体制の反省記事とまで取れるものを載せたというのは、異例である。球団当局をしてももうこれ以上佐々岡では持たないとみた証左だろう。それでも今日の中継では、RCCラジオはこれを黙殺したし、広テレに至っては「一部報道では」という留保付きで言及したというところに、この組織の不健全さを見なければならない。まあ建前上本人の口から辞任を発表させるということにしたかったのだろうが、スタジアムのしらけきった空気を暖めるには及ばなかったようだ。

きっと球団当局者はこの期に及んでもなおOBに拘るんだろうが、一部もの知らぬお花畑たちが吹聴する東出なんて論外だし、緒方や野村の再登板もできれば御免蒙りたい。まあ、これについてはおいおい書いていくつもりだ。ひと言だけ言うと、3年前の今と同様、カープを勝たせることのできる指揮官が必要であって、それ以上でも以下でもない。

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