おもひで

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追慕会の夜に嘯く

12月14日、赤穂義士祭の日である。昨年も土曜日に当たっていたこともあって家人を誘っていったのだが、あまりの規模の縮小ぶりに愕然とした、というのは昨年書いた。なんといってもかつては義士祭と言えば赤穂市の人口が倍になるほどの規模だったのだが、...
おもひで

開かれた扉と閉じられた扉

今日はJ2の昇格プレーオフ決勝戦が行われ、オリジナル10の一角にありながら長くJ2に沈んでいたジェフユナイテッド市原・千葉がJ1昇格を決めた。実に17年ぶり、参入プレーオフにもはじかれ続けながら、ついに摑んだ栄冠。とにかくおめでとうございま...
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歌が消耗品になった世の中で

地上波のテレビがことごとくくだらない上に、さらに輪をかけてくだらない特番などしているのに辟易した私は、偶然見つけたBSテレ東の歌謡ナイト2025を見続けている。なんといっても昔の歌の見せ方はテレ東のお家芸だ。しょうもない番組見るよりおなかい...
おもひで

無粋を承知で言うけれども

昨日のカープレジェンドゲーム、とりあえずテレビで全部見た。何なら録画もしてある。それなりに資料的価値はあると思って見ていた、しかし、見た感想としては、やはり見世物としては辛いなというものである。別に出ていたレジェンドを悪く言うわけではない。...
おもひで

直射日光に照らされて

昨日午後、6日ぶりに病院の外に出ることが出来た。すでに病院内の移動自由の許可は数日前に得ていたのだが、それとこれとは全然気分が違う。先日も書いたが、刑務所や留置施設から娑婆に出てき人はこんな気分なんだろなという気がした。内部での自由度は天と...
おもひで

Vielen Dank, HEINTZ!

どうやら、サンフレッチェとSkibbeとの間で、今シーズン限りでの契約満了が合意された模様だ。彼をめぐっては、国内外のクラブが熱視線を送っていたとされているが、今日その中の有力候補とされていたグランパスエイトが奇しくもミシャを来シーズンの監...
あまからAvenue

Beaujolais Nouveauをきこしめしながら

言うまでもなく今日は11月の第3木曜日、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日である。何度も書いているようだが、これはボージョレ社の仕掛けた新酒祭りだから、それ相応に楽しめばよいのである。味がどうこうというのは野暮の極みであって、ああ今年も飲んだ、...
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急に冷え込み始めたゆふべに

つい数週間前まで、晩秋にしてはそぐわない暖かさだった。もはや「小春日和」という言葉も使うのが憚られるほどだったが、今朝から急に冷え込み、今晩もだいぶん寒い。本当に四季感覚が消えゆき、一気に気候が変化するので、私にとっては非常に辛い。やはり暦...
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歌の力と簡単に言うけれど。

むかし、「題名のない音楽会」を黛敏郎が司会をしてた時代に、よく指揮者の岩城宏之が出演していた。ある時に岩城宏之翁曰く、ある日試しにベルリン・フィル(だったと思う。間違っていれば失礼)の楽団員に次々と日本の歌謡曲のレコードを聴かせたという。そ...
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敗北にExcuseは要らない。

最近の人には好角家しかわかってもらえないかもしれないが、昭和の時代に富士櫻というお相撲さんがいた。元北陣親方の麒麟児関との壮絶な突っ張り合いを覚えておられる方も多いだろう。最高位関脇で三役もそれなりに務めたが、とにかく取り口は突き押し一本。...