先週金曜日に疲労困憊になった余波かどうかは知らないが、三連休中はたいしたこともできなかった。そのままの勢いで今日になだれ込んだら、また仕事で追われて遅くなってしまった。もうやる気ナッシングである。明日も仕事で遅くなるのがもう見え見えなので、余計に仕事したくないシンドロームにさいなまれてしまう。今日は布団掛けずに寝て熱でも出したいと思うくらいである。
そんな週の始まり。カープは相変わらず、秋季キャンプ以外の動きはない。これはもう、当局が持久戦に入ったという証である。要するに、11月末まで引っ張ればみんな忘れるか、不満の声を上げる機会がなくなっているだろうというさもしい根性が見え見えである。ファン感謝デーというのがあるが、あれは一種カルト信者の祭典だから。でなきゃ、あんなふざけたキャッチフレーズ発表の場には使えまい。
今日の動きとしては、カープの日南秋季キャンプメンバーと侍ジャパンメンバーが練習試合をやったというのがある。内容は、まあ悲惨に近い。野手も投手も結果を出せずじまいで、これで来年どうやって戦うよ、ほんとにと思う次第だ。もちろん私は後付けの文字列でしか見ていないから見てきたようなことは言えないのだが、文字列は残酷にも現状の論点、すなわち打力不足、長打力不足を示すのである。これでどうやって来年戦うの?と哀しくなるくらいだ。
それなのに、この組織は「来年は育成に充てるから我慢しろ」などと平気で曰うのである。シーズンが始まる前から、いやそれどころか今年が終わったすぐから白旗を上げる。ありえない話だと思うが、それに異を唱えるカープファンはいないと言っていい。おかしな話だ。
まあ、カープを巡るサークルが腐りきっているのは先刻承知だから驚きはしない。しかし、ここまで腐ったリアリズムを突きつけられると、やはり溜息のひとつも出る。ただ、もはや真剣に見る気を失ってるから怒りに転化しないだけだ。
今から思うと、佐々岡真司という人は、ある意味誠実な人だったのかもしれない。確かに無能だったが、その無能さを愚直に追及して崩壊したのである。しかるに新井貴浩はどうか。実はやってることは佐々岡真司と変わらないのに、あたかもなにか種や仕掛けのありげに見せかけて、実は何もないということを繰り返している。よくファンが騙されるものだと思う。
いや、だからこそ「家族」などというキィワードが必要なのかもしれない。そもそも「家族」なる内容薄く多義的なワードでファンを騙そうとしていること自体に違和感を感じなければならないのだろう。しかし、「良性」のワードで矛盾を押し通すのは、昔からの文系の議論の常道だ。結局読まされる側にもメディアリテラシィが必要なのだ。
現在秋季日南キャンプで若手を相当追い込んでいるとの報道がされている。それはいいのだが、どうせやる気のないやつは2か月で綺麗さっぱり忘れるだろうから、意味があるようで実はない。だったら、そんなのどんどん放出して黙っても結果出すのを獲得するほうがましだと思う。
私はレアリストだから、求めるものは結果だけだ。その過程なんかどうでもいい。いま新井貴浩に言いたいことは、標題のとおりだ。打てないバッターが存在意義ないのと同様に、勝てない監督は無価値である。今の新井は、本来3年も監督やらせる価値はないのだ。ただ昨年一定の成果出したのが免罪符になっているだけで。
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