茹でて冷やして皮むいて。

つれづれ

今朝はまったく仕事に行く気が起こらず、昼間もまったく仕事に気乗りせず、はっきり言ってこんなもの投げ出してしまいたいという思いにさいなまれた。何がそうさせるかと言えば、毎度毎度恐縮だが我が社の組織風土がそうさせるのだと言うほかない。とにかく、煮詰まっているというかなんというか。ひとことで言うと、偉くなってはいけない人が偉くなって差配しているのをしみじみ感じるのだ。

 ちょっと一息

もちろん私などいい加減面従腹背を決め込んでいるのだが、これから伸びていくだろう若い世代にとっては災難以上でも以下でもない。さらにいえば、今一番上にいる世代を追っている世代の人材の払底ぶりは哀しい限りだ。本当に、この組織壊れてしまうんじゃないかという気がしてならない。私もわりと真剣に、セカンドキャリアなるものを考えたくなった。もっとも、何があるといわれたら苦しいのだが。

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そもそも救われないのは、この組織、ハラスメントが常態化している。パワハラというのはうちの組織で偉くなるお作法のようなものと皮肉りたくなるのだ。なんせ上の方の人が率先してパワハラやっているし、そこにはなぜか仕事がよくできると目されている人が多いし、結果パワハラが拡大再生産されるという落ちになるのだ。本当に、一度滅びてしまえとさえ思ってしまう。

 ちょっと一息

だから、今日など思いっきりサボりたかったし、何もなければ午後早上がりしたかった。しかし、そういう日に限って午後遅くに自分がやらねばならない仕事が舞い込むのである。二重三重に腹が立つ。もっとも、一応職業人として五分の魂はあるから、まあやることはやったのだが、それにしても空しい限りだ。明日熱が出たことにして午前中サボろうかと思いきや、今度はどうしても今日できなかった積み残しがあってそれもままならない。なんとも哀しい。

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ずいぶん長々と愚痴ったが、そのくらい病んでる組織の中にいるということを御了解願いたい。まあ私はこの組織の行く末にプレイヤーとして絡むつもりはない。せいぜいウオッチャーとして生暖かく見守るだけである。いずれ私もあと10年もすればいなくなる身だ。今のままならきっとその頃には病巣が拡大して悪化の一途を辿るだろう。これからの世代の人には恐縮だが、せめてそんなパワハラの土壌を踏み潰す人材を育成するのが定めだろうと思うのである。

 ちょっと一息

そんな選挙明けのBlueMonday。まあ選挙結果も客観的に語れるかというところである。私の感想は、まあ選挙結果ってこういうもんだよなと言う一種の既視感のみだ。中選挙区制時代の選挙結果というのはだいたいそうだった。ところが、連合王国や合衆国で用いられている極めてクラシカルな二大政党制にしようと小選挙区制を導入したものだから、おかしくなった。私に言わせれば、これは19世紀の遺物である。消えてなくなるべきとまでは言わないが、墨守する必要はない。

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それはさておき、今回の結果の後にもたらされるものは政局であることは過去の例が雄弁に語るとおりである。石破茂君が行き伸びるためには連立パートナーを探すしかないし、なんやら国民民主党に秋波を送っているようだが、それは過去の例から行くと国民民主党にとっての終わりの始まりである。一方立維国による連立となると、誰を首班に担ぐかというので一悶着ありそうだ。ただしこれは予想と言うより、昭和50年代以降の政治史を見てきた人間の野次馬的観測に過ぎない。

 ちょっと一息

余談ついでに言うと、私は案外これは政界ガラガラポンのはじまりではないかとわりと真剣に思っている。あの平成5年総選挙の後のように、今の自由民主党が割れるのではないかと。なんとなく、旧安倍派グループが高市早苗君あたりを担いで党を割り、それに麻生派や旧茂木派が合流し、維新(維新が旧安倍派別働隊であることはその出自より明らか)あたりを取り込むのではないかという気がするのだ。それが今後の政治にどういう影響を与えるかは、分からない。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    限りなく100%に近い確率で、あらゆる組織でハラスメントが横行している。
    従兄弟の娘が産休育休(子ども3人)明けで5年ぶりに復職したら、上司がすべて中国人に変わっており、「壁に頭を打ち付けてシネ」等々猛烈なハラスを連日浴びせてくる、と。ちなみにこの会社は、日本最大手の総合電機メーカーである。日本の電機メーカーが総崩れの中、唯一踏ん張っている企業でさえこの惨状なのだから、ここも中国人に乗っ取られ終焉を迎えるかもね。

    産学連携事業でいくつかの旧帝大に通ったことがあるが、こういう日本のトップクラスの大学でさえ、教職員のハラスは常態化している。教員(主に教授)はメーカー社員を見下す傾向が強いけれど、周回遅れの机上の空論をこねくり回す自称科学者よりメーカーのテクノロジーのほうが10歩20歩と先を行ってるんだけどねえ。まあ、プライドだけは高い彼らの机上の空論に付き合っているとひじょうに疲れる。メーカー単独でやったほうが遙かに効率が良い。会社幹部と大学の腐れ縁さえなければ、産学連携は100%固辞するだろうな。メーカーにとって何のメリットもない。
    また、正規職員は非正規に業務を丸投げしイジメ抜く。正規職員の職種が「ハラスメント」と見紛うばかりの光景が広がる。卑劣な教職員だらけで、通っている学生は大丈夫なのか心配になる。

    まあ、業種を問わずどの組織もこんな感じで病んでいるよ。

    それと、日本の既存政党は与野党を問わず根幹が腐りきっているので、腐ってるものを目先を変えていくらシャッフルしても好転することは100%ない。日本人の悪い癖で、腐っていても「寄らば大樹の陰」という発想から脱却できず、既存政党にしがみつく。新規の政党が立ち上がっても、電通を中心にネガキャン(ネガティブキャンペーン)を張り潰してしまう。マスメディアの力は巨大であり、一般庶民はフェイクニュースだらけのメディアに簡単に洗脳され、究極&最悪の選択をしてしまう。よほどアンテナを張っていないと新規政党の本質や良さは伝わってこない。

    自民の大元は、A級戦犯被疑者として収監されていた岸信介が、不起訴となったのち米国CIA(中央情報局)のエージェントとして活動する替わりに、第3代自民総裁&総理大臣の椅子を与えられた。実質上米国の傀儡政権の始まりである。実弟の佐藤栄作、孫の安倍晋三と総理大臣を輩出していることから、いまだに米国の植民地支配が続いていると言ってよい。その証拠にGHQ撤退後も制空権(横田空域と岩国空域)は巨大な米軍管理空域として残っており、ここに誤って日本の旅客機が入ると米軍に撃墜される。また、64年にわたり日米地位協定が改定されないのは植民地に等しい。同じ敗戦国のドイツとイタリアは地位協定を改定しているし、米軍基地の管理権と制空権を全面的に回復している。

    要するにいまだに敗戦処理が出来ていない国は日本だけで、月2回の日米合同委員会において米国の命令で日本の法案が決定している。異議を唱えると命の保証はない。これは複数の現役国会議員(自民)が、ポロッと漏らしている。

    日本の特別会計から、毎年米国が兆単位で掠め取っている。米国は日本から金を巻き上げる常習犯である。最近は中国も便乗している。

    日本のことを本気で思う政治家なら、命を張って米国から主権を取り戻さないと、永遠に従属関係は解消されない。

    国民もそろそろ既存政党の猿芝居を見破り、旧態依然の考え方を変えないと、日本は消滅する。

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