がんばれ!!ハジメくん!!

今シーズンカープが見せた醜態、あの9月の歴史的大失速のせいで、さすがの鉄面皮のハジメもこのままほっかむりをしていたらまずいと思っているらしい。これまでカープと喰い合わせのように扱われていたFA戦線への参入を仄めかすような記事がぶち上げられていることは、周知のとおりである。

　ちょっと一息

現時点で名前を挙げるのは本来好ましくないし、どうせ名前を挙げてるのは三文媒体ばかりである。だから、本来無視するに如かずなのだが、あえて名前を挙げると佐野恵太、大城卓三というのは既に取り上げたところである。これに加えて、今度は大山悠輔の名前が挙がり始めた。単なる「飛ばし」なのか、それとも火のないところになんとやらなのかは、分からない。

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まあ、こういうのは全てハジメが飛ばしている観測気球であるというのは、賢明なる弊ブログ読者諸姉兄にはお分かりのことだろう。典型的な「仕事やってます」詐欺だ。もちろん、ハジメは狙っているのである。そんなのやだ、生え抜きを育ててほしいという声が上がるのを。

　ちょっと一息

いつもなら、それでおしまいだ。しかし、今年はそれでふんぞり返っていたら本当にやばいことになる、ひとつ間違えば自分の身に何か起こりかねないと思っているようだ。しかも、名前が挙がっている3人には、それなりの物語性をつけている。広陵高校OBの佐野なんて典型だし、あまり接点のない大山には、新井兄弟の薫陶を受けているとかどーたらと言っているところだ。

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正直、ここまで来るのは珍しい。ただ、念のため強調しておくと、ハジメはまったくやる気がないことは間違いがない。これらはすべて観測気球である。ハジメは変化を起こす気はない。彼はBクラス上等、最下位になってもなんとも思わないどころかそれでもよしとするファンを育成することに成功した悪徳オーナーであることをゆめゆめ忘れてはいけない。どうもそれを分かっていない向きが多そうなので、怖いのである。

　ちょっと一息

しかしである。その観測気球を打ち上げ花火に変えてしまう手も、あるといえばある。ハジメの思惑を十分承知した上で、いいぞハジメ、やれやれもっとやれと煽ればいいのだ。そして、ハジメが何かやらなければいけない状況を作り出すのである、もちろん、だからといってそれで何かをやるようなタマではない。でも、煽られるだけ煽ったあとに実は何もしませんでしたという外形が残れば、ハジメを追い詰めることも可能なのだ。

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前述したように、現時点ではカープのFA参入などという記事は取るに足らない三文媒体が書いているに過ぎない。しかし、それに煽られている筋がいることも事実だし、それはそれでうまく利用するのが手であると思う。そう、豚もおだてりゃ木に登る作戦とでもいうか。ハジメを持ち上げるだけ持ち上げて、敵がどんな手に出かを見るのも作戦のひとつだろうと思う。

　ちょっと一息

ピンチはチャンスというのはベタな言葉だが、今のカープは変革への最後のチャンスなのである。すでに「守り勝つ野球」信者は現実の前に敗北してぐうの音も出ず、平気で「補強してほしくない」と曰う自称ファン（とすら、呼びたくないけどね）は、変革を求めるまっとうなファンの前に旗色が悪い。変革の邪魔者は、一定程度押さえ込んでいる状況だ。あとは、それらのヒエラルキィの筆頭に立つ者だ。

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さあ、心あるファンは、今こそハジメの尻を叩こう。それを敵が圧殺してきたときは、我々の最後の抵抗手段を使えば良い。そう、無関心である。そして市民球場をガラガラにしてしまえば良いのだ。彼の築いた悪のビジネスモデルを崩壊させるのである。それは、次の論点だ。