続・羽月隆太郎が赤ヘルの栄光を壊した。

スポーツ

もう羽月だけなら思い屈しているのだが、はっきりってそうとばっかりは言っていられない。まだもちろん全ての事象が出ているわけでもないし、分かっているわけではない。しかし、考え得る最悪のシナリオを想定しておかないと、いざとなったときに想定外のショックが起こってしまう。もちろん現時点で相当気が滅入っているのだが、敢えて書いてみる。

すでに、本件の事象は羽月ひとりの不心得な行動とは思えないことは何度も書いた。証拠が挙がるかどうかは分からないが、かなりの選手が連座するのではないかと思っている。もしそうだったとしたら、次の論点は誰が伝播元かということになる。誰が一番最初にエトミデートに手を出したかと言うことだ。そしてそれはどこで、何がきっかけかと言うことが今厳しく調べられているところだろう。

当然ながらこれについてはまだ私もよく分からない。しかし、もし羽月が伝播元だったとしたら、これは契約解除どころで済む話ではない。永久失格選手としなければならないだろう。そのくらい罪が重い。逆に、羽月にエトミデートを引いた別の選手がいたなら、もっと大きな話になってしまう。だから羽月は否認を続けているのではないかという邪推すらできる。

少し話は逸れるが、一連の問題を「ゾンビたばこ」という言葉で括らない方がよいし、そうすべきではない。なんか「ゾンビたばこ」だと話が軽く聞こえてしまうのだ。あくまで薬機法違反、指定薬物エトミデートの濫用と言わねばならない。何度も言うが、マリファナなどの甥法薬物をやったのと変わらないのである。その認識が、カープファンには薄い。

話を戻す。覚醒剤やマリファナならこの広島でもかなり広く出回っているようだが、エトミデートがどうかというのは寡聞にして知らない。しかし、少なくとも羽月にはそれの接点を持っていたと言うことになる。もはやそれだけでもプロスポーツ選手失格だと言っていい。変な話、違法薬物を引けるような環境に身を置いていたと言うことになるのだから。キヌさんの言ったとおりある程度の廉潔性が求められるスポーツ選手としては、まるで駄目だ。

だから、弁護士を自称する人が副流煙の可能性がどうたらいったらしいが、とんだお笑い種だ。エトミデートが使われている近くに身を置いたという時点でアウトと言っていい。JTが売っているたばことは違うのだ。弁護士にもアホはいるという典型で聞くべきだ。また話が逸れそうだから、少し元に戻す。

カープファンに中には、新井貴浩がかわいそうと行っている向きもいる。事実彼は相当怒っているようだが、私は同情しない。だって、羽月を甘やかしたのもまた新井だし、それは言わないまでも彼には中間管理職としての監督責任はついてまわる。そのくらい、監督というのは重い仕事なんだよ。今回の事象に責任を持てないんだったら、ただの現場監督だ。いや、こんな括り方をしたら現場監督の方々に失礼か。

比較するのもなんだが、常勝軍団南海ホークスを率いた鶴岡親分にこんな逸話がある。まだ興行に反社会勢力が分かちがたく結びついていた戦後すぐのころ。球界全体で反社が仕組んだ八百長が問題になったことがあるらしい。しかし、鶴岡親分はすぐその噂を察知した。自分の守備位置(当時はプレイイングマネージャーだった)をコンバートしてまで、選手の動静に目を配った。そして八百長に連座した選手を調べ上げ、連座した者を翌年クビにしたのである。

そのくらいでないと、監督なんて名乗っちゃいけないのではないか。今頃怒気をはらんで選手に圧をかけたって遅いのだ。いかにこれまで自分は選手に舐められていたのかと言うことを思い知らねばなるまい。そして、まず自分が蟄居謹慎すべきだ。名のある組織だったら、申し訳ないが辞任案件だ。ある意味自ら暖簾に泥を塗ったも同然なのである。

だから、新井は怒る暇があったら身の不明を恥じるべきだと言いたい。しかし、彼は責任を取らない。いや、取らせてもらえない。松田元の忠実なる僕である「諸国民の王」にはできないのだ。ここに、新井政権の限界がある。最初から分かっていたけれども。もちろん、それは新井が辞任したら松田元も辞任する羽目になるからである。それはハジメにとっては耐えがたいことなのだ。

だからこそ、この大ピンチは我々にとってはチャンスなのである。もちろん、当面は相当弱体化するだろう。しかし、ハジメを押し倒せば、まともな企業がカープを運営すれば、有為の人材も来てくれるし、チーム強化に舵を切ってくれることだろう(たぶん、だけどね。)。少なくとも今のようなインチキプロ野球チームにはなるまいと思う。

きっと今回の一件でカープファンは致命的に減るだろう。当たり前だ。こんな中でファンでいてください、推してくださいというのが虫がよすぎるのだ。私は、強いカープを見せてくれたレジェンドと先人に報いるために、怪我された看板の大掃除を見守りたいと思う。もちろん、声は上げる。少なくとも今黙り込んでいるバカープファンとは違うんだというところを見せたいしね。

全くの予想だが、次に動くとしたら、2月9日、次のキャンプ休日だろう。もし日南に連座している選手がいて、その身柄を取るためには、もっとも都合のよい日だ。天福球場に急に警察官が来てそのまま身柄を取るということは、多分やらない。何でもかんでも街中で身柄を確保して手錠をかけるというのは、刑事ドラマの見過ぎである。そこで任意同行を促すというのがあり得べきパターンか。まあ、そうならないように、任意の捜査には応じておくべきだと言い続けているが、ひょっとしたらもう遅い選手がいるかもしれない。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    人は一つの環境に長くいると、「そこが世界のデフォルト」になりやすい。
    環境には必ず「暗黙の前提」がある。
    この業界ではこうするのが普通、この国ではこういう価値観が当たり前、この学校ではこれが正しい、この家族ではこう振る舞うべき・・・長くいると、これらが「そういうものだ」→「世界はそうなっている」に変換される。つまり、ローカルルールが世界ルールに昇格する。

    人間は比較対象がないと、「今いる環境=世界の全体」だと錯覚しやすい。
    他の文化を知らない、他の組織を知らない、他の家族モデルを知らない、他の価値観に触れない。すると、「別の価値観が存在する」という発想そのものが消える。

    一方で、戦中は大政翼賛会&鬼畜米英、戦後は黒塗教科書&マッカサー様万歳・親米というように、両極の教育を受けた日本の生徒は約1,000万人いるわけで、基本、人間はどんな環境下にも順応するように出来ている。
    戦時中に「鬼畜米英」と呼号していた日本人は、一度敗戦するや、以下のような恥ずべき手紙をGHQのマッカーサー元帥に送っていた。
    「マッカーサー元帥ノ万歳ヲ三唱シ併テ貴国将兵各位ノ無事御進駐ヲ御祝ヒ申上ゲマス」
    人間の”信念”は、いとも簡単に崩れる事例の典型だろう。

    人間の浅はかな思想や信念は「生存優先」で設計されている。価値観の一貫性よりも、罰を避ける、集団から外れない、権威に従うといった“生存に直結する行動”が優先される。だから環境が変われば、信念や思想もどきは、即座にアップデートされる。

    戦中戦後、両極の教育を受けざるを得なかった約1,000万人に比べると、安保闘争の学生運動ごっこに「空気で」参加し、卒業後はその大多数が何食わぬ顔で「親米」企業に就職するという「信念も確たる思想もない学生」だった半端者が、偉そうに過去を正当化し回想したり現在の日本を語る資格は無い。

    まあ、羽月隆太郎が赤ヘルの栄光を壊し、連座する選手が現れたとしても、所詮他人事なんだよね。

    元千葉ロッテマリーンズ投手の小川博は、2004年11月に埼玉県上尾市内で強盗殺人事件を起こし、無期懲役刑が確定している。
    当時、豊蔵一(セントラル・リーグ会長)と小池唯夫(パシフィック・リーグ会長)は小川が逮捕された翌日、「NPBとして今後、何らかの対応策を検討していかなければならない」との共通認識を示した。が、20年後の今、改めて”小川博”事件に触れる業界人が居るかね?

    直接、自分自身に降りかからない事件って、所詮そんなもんだよ。

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