ゆるゆるドラフトスカウティングリポート PartⅠ

スポーツ

相変わらず、やらねばならぬこととやりたいことがひしめき合って心身がへとへとになりそうだ。いや、もう十分なっている。今の私の場合、前者がプライヴェイトなことで後者がオフィシャルなことであるのが些か変なのだが。ただし、直接本業に関わることではないので、その意味では均衡が取れている。

今年のドラフトのことを書こうと思ったのだが、何せ前記の事情で気力が乗らない。しかし、古のDescartes大先生は「困難は分割せよ」と曰う。ならば分割してしまえと複数回に分けて書いてみることにした。それも1位から順にというならサルにでもできる。私が気になった順に、ゆるりと書いてみることにする。今日俎上に乗せるのは、3巡目指名の近畿大学・勝田成内野手だ。

何が気になったというと、まず162cm72kgの体でやっていけるのかどうか。もうひとつほ、どんなバッティングかということだ。とにかく、上本崇司が去って矢野雅哉がその他大勢に括られているカープの内野手戦線に、また少々守れるだけだけのチビが入ったのなら、ため息しか出ない。

参考になるかはともかくとして、関西学生野球リーグでの打撃成績は、それなりに優秀だ。本塁打こそ2本だが、出塁率も長打率もよく、いわゆるOPSは3年秋から1.0を超えている。要するに、四球が取れることと、二塁打三塁打はそれなりに打てるということになるだろう。

だからこそ問題は、プロの野球に対応できるかだろう。矢野だって亜細亜大学のときは首位打者になっているのだ。どんなスウィングをしているのかを見てみたい。強く振り抜いて強い打球を飛ばせるようなら、まあ本人が掲げているセカンドのレギュラーも開けてくるのかもしれない。

いかに背が低くても、強く振って強い打球を飛ばして長打が打てれば、誰も何も言わない。フクさんや大石の大ちゃんのようになれればよいし、なろうとすべきだ。カープの場合、一律に当て逃げ上等の選手しか作らないから、駄目なのだ。

これは動画で見たが、守備は確かに素晴らしい。だから本当に打てさえすれば、矢野なんて簡単に抜くことができる。あとは本人がいかにプレイヤーとしての高みを目指すか、そしてそれができるかにかかってくるのではないか。

前評判では、非常に野球頭の良い選手らしい。となると、そのくらいのことは理解できるし、理解したうえでのプレイができるかもしれない。というより、それしか生きる道はない。厳しいようだが、そうでなければレゾンデートルがない選手なのだ。

彼の目標とすべき最終到達点はもちろん菊池涼介だろうが、菊池涼介がレギュラーを取れたのはもちろん打てたからだ。そのためには、1年で矢野や羽月を抜き去り、こういう選手を過去帳送りにしなければならない。そうでないと、非力なチビばかり集めたがるハジメのおもちゃの一員になるだけだ。

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