よほど疲れていたのか、それともエアコンを入れたのがよくなかったのか、気がついたら朝の4時だった。なので朝の更新となったのだが、いい意味でライヴ感覚が抜けて客観視できるかもしれない。まあ、私は大瀬良が前田純にタイムリーを打たれるという失態を犯した時点でいったんテレビを切ったのだが。
それでも問題の6回裏からは再度テレビを付けた。あのイニングについていうなら、尾形がイチニのサンでストライクゾーンに加減して投げなければならなくなった時点でホークスの負けだ。その後のオスナの失点といい、これが今のホークスの苦しさなんだろうねと思った。逆に言えば、今のホークスはARMADAでもなんでもない、普通のチームだということだ。
だから、昨日は勝って当たり前である。あたかも大戦果のように思うのは、頭が弱いというべきだろう。それに、ホークスの事情まで知る由はないが、あのオーダー相手に簡単に負けているようではいけない。いまだにホークスブランドに惑わされている向きも多いようだが、そろそろ魔法から醒めたほうがよいと思う。
昨日の殊勲はなんといっても高橋昂也だろう。ヒロインにも立ったが、試合の流れを変えたのは間違いなく彼である。あとはファビアンより坂倉だ。5回裏、ノーアウト満塁から併殺打の間の1点止まりで終わっていたら、きっとホークスに楽逃げされていただろう。得点1点削るより取れる1点を確実に取ったほうが勝利に近づくというだけのことではあるが、それがわからない向きが多いだけに、情けなくなる。
ファビアンについていえば、甘い球を逃さずに最高の結果を得たということは言える。ただ、あれが腹くくって渾身のストレートだったら、どうだったかな。案外クソボールでも空振りしていたかもしれない。ただでさえ、ホークスバッテリーはしつこくインサイドに入ってくるストレート系の球でファビアンを打ち取っていたから。
もし昨日の試合にカタルシスがあったとしたら、それは大瀬良のせいだ。正直なところ、前田純に打たれたタイムリーはあり得ない。そりゃ相手もバット持ってるからヒットを打たれる可能性だったあるのだが、それにしても酷い。失点するなとは言わないが、しかたが悪いのである。まあ、今に始まったことではないからもうどうしようもないが。
それと、前田純を攻略しきれなかったのも一つの原因とは言える。やっぱりというか案の定というか、ああいうタイプのサウスポーはだめだった。今日の大関友久はどうかな。タイプは違うけど、まともに打った試しないから。
しかし、今日勝たないと、昨日の勝ちはただの1勝で終わる。その割に先発がドミンゲスというのはね。よせばいいのに。5回にパンクするのは目に見えてるよ。新井も頑固というか、あるいはハジメの言いなりなのか。まあ後者なんだろうな。
今日は鬱陶しい在広プレス地上波の中継がない。NHKBSとJSPORTS1だけだ。後者はハジメの靴を舐めているからダメだが、ここはひとつNHKに忖度抜き実況をしていただきたいと思う。今の自称カープファンがカープらしさとして信奉しているハジメ的なるものにダメ出ししてもらえればいい。






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